政治経済勉強法|偏差値40から早稲田に1年で合格した方法

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政治経済の勉強法をテーマにお話をしたいと思います。

私は政治経済を選び、偏差値40から1年で早稲田大学に合格しました。この記事では、その経験をもとに「参考書で理解する→問題で思い出す→過去問で弱点を直す」という勉強法を紹介します。

ただし、政治経済が誰にとっても最も受かりやすい科目とは限りません。選択できる科目は大学・学部・入試方式によって異なります。勉強を始める前に、志望校と併願校で使えるかを確認してください。

私が受験科目を考えたときの話は、以下の記事にもまとめています。現在の受験条件は、各大学の最新の案内で確認してください。

早稲田大学の文系を受験する予定の方から質問を受けることが多いのですが、 みなさん”選択科目をどれにしたらいいか?”で悩んでいる...
2026年10月の補足
本文の日数は学習計画の一例です。参考書紹介には2018年の旧稿で掲載した版を残しています。購入時は現行課程・受験年度への対応を確認し、日数よりも「理由を説明して解けるか」で次の段階へ進みましょう。

早稲田の政治経済選択は学部・方式ごとに確認

2027年度一般選抜の案内では、法学部の選択科目に「政治・経済」があります。一方、政治経済学部では共通テストの選択科目に「公共,政治・経済」があり、別に大学独自の総合問題も課されます。同じ大学でも対策は同じではありません。

出典:早稲田大学・2027年度一般選抜の案内(PDF)。正式な入試要項は2026年11月上旬公開予定と案内されているため、出願前に一般選抜の公式ページで最終確認してください。

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政治経済勉強法|1〜20日目

初めて政治経済を勉強する人はまずは参考書を理解しながらじっくりと読んで、全体の流れをつかみましょう。

この計画例では20日を目安に、前日や2日前に読んだところを復習しながら進めます。読む前に、昨日の重要語句や制度の仕組みを自分の言葉で説明してみましょう。説明できない部分を読み直すと、弱点がわかります。

政治経済 おすすめの参考書

政治経済の参考書を選ぶとき注意して欲しいポイントがあります。

●現行課程に対応し、法制度・統計・時事情報の基準日を確認できること

政治経済では制度や統計の更新に注意が必要です。改訂年だけでなく、出題範囲と情報の基準日を確認しましょう。

古い参考書でも基本原理の理解に使える部分はありますが、法制度・統計・時事は現在の教材や公的資料で補います。共通テストを受ける場合は「公共」の範囲も確認してください。

旧稿で紹介した参考書はこちらです。以下の書籍リンクは当時の版で、最新版の案内ではありません。

旧稿では「畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義」を紹介しました。以下は掲載した版についての感想です。

左ページが図、右ページが講義形式の文章という構成なので、理解しやすくなっています。

参考書のやり方

まずは、畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義を理解しながら読んでいきましょう。

政治経済の全体の流れを把握していきます。

1時間あたり10ページずつ読むと1日3時間で30ページ読むことができるでしょう。

このペースなら約20日という計画を立てられますが、ページ数や理解度によって調整してください。グラフや制度の説明でつまずいたら、ページ数の目標より理解を優先します。

くまくん
復習ってめんどくさいなあ
うさぎ先生
復習は面倒だけど、読んだだけで終わらず、何を覚えているか確かめるのが大切だよ
うさぎ先生
短い時間でも、参考書を閉じて説明してみよう
うさぎ先生
どうせ勉強やるなら成績が上がるやり方でやろうよ
くまくん
わかった。先生

他の政治経済参考書との比較

以下は2018年の旧稿で比較した当時の版についての私の感想です。改訂状況や図解の量は現行版と異なる場合があるため、現在の購入判断には目次・試し読みも確認してください。

参考書メリットデメリット
畠山のスパッとわかる政治・経済爽快講義●左が図、右が講義という分かりやすい構成
●講義形式なので分かりやすい
政経ハンドブック●カラフル
●図解が多い
●改定されたばかりで最新時事にも対応
●対応する問題集が改訂されていないのが唯一の欠点
蔭山克秀の 政治・経済が面白いほどわかる本●イラストや図がほとんどない
とっつきにくい
対応する問題集がない

政経ハンドブックは私が受験時代に使った参考書です。当時は、参考書と問題集の対応関係や図解の多さを重視して比較しました。

私は講義形式の説明と図が並ぶ教材を使いやすいと感じます。ただし、全員に合う一冊があるわけではありません。制度の理由を理解できるか、解説で疑問を解消できるか、志望校の範囲を学べるかを基準に選びましょう。

くまくん
こうやって参考書を比較するとどれがいいか分かりやすいね
うさぎ先生
そう。自分に合う参考書を選んで、理解と復習に使うことが大事だよ。
うさぎ先生
自分の大切な時間をたくさん使うことになるんだから、参考書はしっかり選ぼうね

政治経済勉強法|21〜34日目

参考書で大体の概要をつかんだ後は、問題集で知識を思い出す練習をします。用語の暗記に加えて「なぜその答えになるか」も説明してみましょう。

政治経済 おすすめの問題集

旧稿で紹介した基礎問題集はこちらです(以下のリンクは当時の版)。

参考書と対応する問題集は、間違えた項目の説明に戻りやすいのが利点です。他の教材でも、解説を理解できて必要な範囲を練習できるものなら構いません。

基本的な問題が一問一答や穴埋め形式で出題されているので、基礎を固めるのに最適となっています。

しかし、薄くて網羅性にはかけるのでこれ一冊では不十分です。

参考書のやり方

基本的に2ページずつ覚えていきます。

まず自分で答えを考え、わからなければ解答と参考書で意味・理由を確認しましょう。その後、解答を隠してもう一度答えます。

次に答えを隠して答えを言えるかを試します。

2ページ全部正解できれば次の2ページに進みましょう。

一つでも間違えば間違えた問題を覚え直して、最初から答えを隠して、再度答えを言えるか試します。

全部正解できるまで繰り返します。

このように、少しずつ確実に覚えていきましょう。

1日20ページ覚えるとして、20ページ覚えたら最初からまとめて答えを隠して、再度答えを言えるか試します。

この時、間違えた問題は覚え直しましょう。

次の日は、2日前と前日にしたところを答えを言えるか試すことで復習をします。

この時、間違えた問題には、バツなどの印をつけておきましょう。

何度も間違えた問題にはたくさんバツをつけていってください。

1日20ページで約2週間というのは、この計画の目安です。復習が追いつかない日は新しいページを減らし、間違えた問題の確認に時間を使いましょう。

最後まで終わったら初めから総復習を行いましょう。

このように学習していけば、一周終わるまでに何度も復習をすることになるのでめちゃくちゃ覚えることができるのです。

一応他の問題集と迷っている方のために問題集の比較をしておきましょう。

他の政治経済問題集との比較

こちらも2018年の旧稿に掲載した版の比較です。以下の改訂・構成に関する記述は当時の評価で、現行版の一覧ではありません。

教材を選ぶときの着眼点として参考にしてください。

問題集名メリットデメリット
 畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集●基本的な問題が多く基礎作りに最適
●記述式の問題が多いので実力がつく
●うすくてとっつきやすい
●網羅性にかける
●参考書と連動した問題集なので解説はない
 政治・経済標準問題精講● 網羅性がある ●過去問を厳選したものなので応用問題が多く難しい
 政治・経済問題集●網羅性がある●無機質にただズラリと問題がある
●解説が少なく図もない
●答えが一番後ろにあるのでやりにくい
 政治・経済80題●解説答えが別なのでやりやすい
●網羅性がある
 スピードマスター政治・経済問題集●巻末の日本国憲法の穴埋めはやっておいた方がいい
●ここだけのために買う価値はある
●無機質にただズラリと問題がある

政治経済勉強法|35〜65日目

次に網羅性の高い問題集に取り組み、知識の穴を埋めながら応用問題にも対応できる実力をつけていきます。

旧稿では、次に取り組む問題集として以下の版を紹介しました。現在は、出題範囲と解説の詳しさが自分に合う演習書を選んでください。

難関大学の過去問から厳選した問題が掲載されているので、難易度は高いですが、実力がめっちゃつきます。

この問題集のやり方は畠山のスパッととける政治・経済爽快問題集と同じです。

問題集のやり方

基本的に大問ずつ取り組みます。正誤問題では誤りの箇所、資料問題では判断の根拠まで確認しましょう。

まず自分で答えを考え、わからなければ解答と参考書で意味・理由を確認しましょう。その後、解答を隠してもう一度答えます。

次に答えを隠して答えを言えるかを試します。

大問全部正解できれば次の大問に進みましょう。

一つでも間違えば間違えた問題を覚え直して、最初から答えを隠して、答えを言えるか試します。

このように、大問ごとに用語と考え方を確認していきましょう。選択肢の番号や解答文だけを覚えることが目的ではありません。

1日3問ずつ覚えるとして、3問覚えたら最初からまとめて答えを隠して、答えを言えるか試します。

間違えた問題は覚え直しましょう。

次の日は、2日前と前日にしたところを答えを言えるか試すことで復習をします。

この時、間違えた問題には、バツなどの印をつけておきましょう。

何度も間違えた問題にはたくさんバツをつけていってください。

1日3問ずつ進む計画なら約1か月が目安です。難しい問題では、解き直しを含めて余裕を持たせてください。

最後まで終わったら初めから総復習を行いましょう。

このように学習していけば、一周終わるまでに何度も復習をすることになるのでめちゃくちゃ覚えることができるのです。

ここまで進んだら、初見の問題で知識を使えるか確かめましょう。65日という日数や教材の冊数で偏差値は決まりません。正答率だけでなく、解説なしで理由を説明できるかを次の段階に進む目安にします。

志望校の過去問を演習|66~80日目

次は志望校の過去問を使い、出題形式・時間配分・知識の穴を確認します。

まず現在の入試方式に対応する年度から取り組みます。学部によって試験内容が違うため、「早稲田の全学部を一律に合計30年分」という進め方は勧めません。

第一志望の問題を数年分解き、弱点を直してから、必要に応じて同じ科目・近い形式の他学部の問題を追加しましょう。年数の決め方は赤本の使い方・いつから何年分やるかで詳しく説明しています。

過去問のやり方

まずは一度過去問を解いてみます。

最初の得点は現状を知るための材料です。知識不足、資料の読み違い、時間不足のどれで失点したかを分けて確認しましょう。

間違ったところに印をつけて、覚えていきましょう。

2日前と前日の間違ったところを復習してから新しい問題に取り組むようにしてください。

過去問の演習も着実に少しずつ進むのが肝心です。

 

私は政治経済の部分を取り出しやすくする工夫を勧めています。本を分解したくない場合は、付箋や見出しで演習するページを整理するだけでも十分です。

これから何度も解くことになるので、いちいちページを探していると時間が無駄ですからね。

少しでも効率的に復習できるように準備しておきましょう。

1年分を本番の制限時間で解き、別に復習時間を確保します。解き直しに時間がかかる場合は1日に進む年数を減らしましょう。66〜80日目は過去問演習の計画例であり、15日で終えることより弱点を減らすことを優先してください。

時事問題の対策|冬期講習・独学での確認

政治経済では、学んだ制度と最近の出来事を結びつけて確認することが大切です。旧稿では予備校の冬期時事講習を紹介しましたが、有料講習の受講は必須ではありません。

独学なら、学校の教材や受験年度に対応した時事資料で不足を確認しましょう。ニュースの用語だけを暗記するより、次の3点をまとめると復習しやすくなります。

  • 何が変わったか:制度・出来事の内容と、決定日・施行日を区別する。
  • 教科書のどこにつながるか:財政、金融、選挙、国際関係などの基本事項に戻る。
  • 数字はいつのものか:統計の対象年、単位、出典を確認する。

講習を利用する場合も、現在の開講情報・対象範囲・自分の弱点を確認して選んでください。

政治経済勉強における注意点

同じ問題集を繰り返すと、その本の問題にはすぐ答えられるようになることがあります。

すると、めちゃくちゃ政治経済が得意になったような気になります。

問題集も何回もやっているのでどの問題でもすぐに解けるようになるでしょう。

でも、こんな人に陥りやすい落とし穴があります。

問題を位置で覚えてしまっている

問題集の答えを位置で覚えてしまっていることがあるので注意しなくてはいけません。

例えば、問題集を繰り返すうちに

この問題集のこのページのこの位置だから答えは25だ

というように位置で答えを覚えてしまっていることがあるのです。

位置で覚えてしまっていると、同じ知識を聞いてくる問題が出ても答えがわからないことがあります。

これはかなりもったいないんです!

私は受験時代 政経問題集 清水 雅博 を何十周も繰り返していて問題集にある問題は全て解けるようになっていました。

でも、なぜか知っているはずの答えなのに早稲田の問題だと解けない問題があったんです。

この原因が私が答えを位置で覚えているからでした。

1月くらいにこれに気づいたのでかなり焦りましたが、知識同士を結びつけることで位置で覚えていた知識をちゃんと覚え直しました。

答えを位置で覚えた場合の対策

答えを位置で覚えてしまった場合、一つのキーワードから周辺の他のキーワードも思い出せるようにしながら問題集を最初からやり直すといいですよ。

すると、早稲田の問題でよく出てくる”答えがこの辺の分野のキーワードだと予測はつくが、どれかがわからないという問題”に消去法で対応できるようになりました。

また、知っているけど解けなかった問題にも対応できるようにもなったんです。

このように得点力が上がったことで他の受験生よりも一歩前に出ることができたおかげで1年で早稲田に合格できました。

私にとっては、覚えた知識を別の聞かれ方でも使えるようにしたことが、大切な改善点でした。

知らない知識は問題集に書き込む

模試や過去問で出会った知らない知識は、問題集の同じ分野のページの余白にどんどん書き込んでいきましょう。

このように情報を一元化してどこを見れば情報にたどり着けるかを分かりやすくするのは大切です。

また、似たような知識同士を結びつけ関連性を持たせることで覚えやすくなるというメリットもありますね。

苦手分野の対策

政治経済には日本国憲法が出ます。

旧稿では、スピードマスター政治・経済問題集の日本国憲法の穴埋めを紹介しました。上のリンクは当時の版です。手元の教材でも、条文の重要語句とその意味を確認できます。

私はこの穴埋め形式を使いやすいと感じました。ただし、その部分のためだけに新たな教材を買う必要はありません。

語句を埋められるだけでなく、権利・義務や統治の仕組みを説明できるか確認しましょう。志望校の過去問で問われ方も確認します。

苦手分野を一つずつ得点につなげていきましょう。

英語勉強法|単語・文法・英文解釈の進め方

大学選びの情報収集

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大学選びでは、名前やイメージに加えて、学べる分野、学費、キャンパスの場所、入試方式も確認してみましょう。大学公式サイトやパンフレットを見比べると、違いを整理しやすくなります。

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