MARCHトップの大学は青山学院大学に?立教大学が落ちた理由は?

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MARCHトップの大学はどこか?

MARCHを受験する方にとって、MARCHトップの大学がどこかというのはめちゃくちゃ興味のあることでしょう。

MARCHトップの大学は今までは偏差値、ブランドともに明治大学か立教大学がその座に君臨していました。

しかし、2018年度入試の結果によると、MARCHトップは青山学院大学となったのです。

今回は、MARCHトップの大学をテーマに過去から現在、将来どうなっていくかについてお話をさせていただきます。

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MARCHトップの大学は青山学院大学?

MARCHトップの大学は、2018年度入試結果から青山学院大学になりました。

過去に当サイトでMARCHトップを考えたときは、青山学院大学は立教大学、明治大学に次いで3位でした。

参考記事 MARCH順位序列は?偏差値や評判から学部ごとに比較してみた

しかし、いきなり青山学院大学がMARCHトップに躍り出たのです。

こちらがMARCHの偏差値を比較したデータになります。

順位大学名平均偏差値最低偏差値最高偏差値
1位青山学院大学62.659理工学部66国際政治学部
2位明治大学61.857総合数理学部64法学部
3位立教大学61.458理学部65異文化コミュニケーション学部
4位中央大学60.058理工学部65法学部
5位法政大学59.655生命科学部67グローバル教養学部

偏差値参照元:日本の全大学 偏差値 学費 学部学科 情報 2018

念の為、2018年度入試結果による河合塾の偏差値でも比較してみました。

結果は、やはりMARCHトップは青山学院大学です。

序列は、青山学院大学>明治大学>立教大学>中央大学>法政大学となっています。

大学名平均
偏差値
文学系法学系経済系経営系その他
青山学院大学62.71 61.5
文学部
65.0
法学部
62.5
経済学部
65.0
経営学部
国際政治経済学部64.2
総合文化政策学部62.5
教育人間科学部61.3
社会情報学部62.5
地球社会共生学部60.0
明治大学62.3761.6
文学部
62.5
法学部
62.5
政治経済学部
62.5
経営学部
商学部62.5
国際日本学部62.5
情報コミュニケーション学部62.5
立教大学62.1961.3
文学部
61.7
法学部
62.5
経済学部
65.0
経営学部
社会学部64.2
観光学部62.5
異文化コミュニケーション学部65.0
現代心理学部61.3
コミュニティ福祉学部59.2
中央大学60.0759.2
文学部
61.7
法学部
59.4
経済学部
商学部60.0
法政大学58.9659.6
文学部
60.8
法学部
57.5
経済学部
60.8
経営学部
国際文化学部60.0
社会学部58.3
キャリアデザイン学部60.0
人間環境学部57.5
現代福祉学部57.5
スポーツ健康学部57.5

※一般入試英国社学部個別方式の偏差値を単純平均で比較
※文系学部のみ比較
※2教科方式の中央総合政策学部、法政GIS(グローバル教養学部)は除外

出典:河合塾 主な大学の分析

少なくとも偏差値を見る限りは、MARCHトップは青山学院大学になったといわざるをえません。

偏差値だけがすべてではないですが、偏差値とは大学の人気を反映したデータとなりますので、青山学院大学が地位を上げつつあることに間違いはないでしょう。

MARCHトップの大学が青山学院大学になった理由は?

MARCHトップの大学が青山学院大学になった理由を考察してみます。

田村淳さんが青山学院大学を受験したのが宣伝効果になった?

2018年にMARCHトップの大学が青山学院大学になった理由は、もしかしたらロンドンブーツ1号2号・田村淳さんの受験による影響かもしれません。

田村淳さんは、AbemaTVの『偏差値32の田村淳が100日で青学一直線〜学歴リベンジ〜』という番組内で青山学院大学の受験を発表していたのです。

AbemaTVの視聴者層は若年層に多いでしょうから、受験生の間で青山学院大学を受験する人が増えた可能性があります。

青山学院大学の大学全体の志願者数は前年比103%だったそうなので、志願者増加の影響はあまりないでしょう。

立教大学は大学全体の志願者数が前年比115%と急激に増加しているにもかかわらず、青山学院大学に抜かれていますから。

おそらく、テレビの宣伝効果で青山学院大学のイメージが向上した結果、成績上位層が青山学院大学を受験するようになったと考えられます。

青山学院大学を成績上位層が受験したから

MARCHトップが青山学院大学になった理由は、青山学院大学を成績上位層が受験したからです。

大学の偏差値は、模試でどれくらいの偏差値をとっていた人がその大学に合格したかを追跡調査することで決まるのです。

なので、模試の偏差値が高い受験生が多く受験する場合、大学の偏差値が上がります。

このように偏差値の決定の仕組みを考えると、テレビを見た偏差値の高い受験生が青山学院大学を志望したか、テレビを見ていて青山学院大学を受験校に決めて猛勉強をした結果、偏差値が急上昇した学生がたくさんいた。

このどちらかの理由で、青山学院大学の受験生の偏差値が高くなり、結果として青山学院大学の偏差値がMARCHトップになったと考えられます。

テレビを見た受験生は、有名人が一生懸命に勉強して合格を目指すほど青山学院大学は価値のある大学なんだと思うことでしょう。

また、テレビの中でいかに青山学院大学が良い大学かが語られていたはずです。

こういった大学のイメージの向上によって、青山学院大学を第一志望に決めた人がたくさんでてきたのでしょう。

過去のMARCHトップの大学は?

過去のMARCHトップは、立教大学か明治大学でした。

なので、現在もMARCHトップの大学は立教と明治が争っているというイメージが強い人が多いでしょう。

私も実際に調べてみるまでは、明治大学がMARCHトップのイメージがありました。

早稲田に落ちて明治大学を滑り止めにする人が多いですからね。

過去に当サイトでMARCHトップを考えたときは、青山学院大学がMARCHの中で3位でした。

そのときのMARCHの序列は立教大学>明治大学>>青山学院大学>>法政大学>中央大学となりました。

参考記事 MARCH順位序列は?偏差値や評判から学部ごとに比較してみた

未来のMARCHトップの大学はどこか?

これからは、青山学院大学、明治大学、立教大学の3つの大学がMARCHトップの座を競うことになるでしょう。

青山学院大学がMARCHトップを維持できるかどうか、果たして明治大学、立教大学がトップの座を奪還するのか見ものですね。

未来のMARCHトップの大学がどうなるかは今後の大学の動向によるでしょう。

青山学院大学は2019年にコミュニティ人間科学部という新学部を設置予定です。

また、中央大学も2019年に国際経営学部、国際情報学部という新たな学部を設置することになっています。

このように時代に合わせて柔軟に新しい学部を新設していく大学は人気が高まっていくことでしょう。

また、近畿大学がマグロ大学という広報戦略で人気を上げていったように、大学の広報戦略一つで人気が高まるということもありえます。

テレビで有名人が受験するといった特殊なイベントがあれば、青山学院大学のように偏差値が一気に上昇することもあるでしょう。

なので、今後MARCHトップの大学がどこになるかを予測することはかなり難しいことだといえるでしょう。

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