成城大学S方式とA方式の違いは?
成城大学にはS方式とA方式という受験形式があります。
成城大学S方式とA方式にはどんな違いがあり、どんなが受かりやすいのでしょうか?
今回は成城大学S方式とA方式の違いをテーマにお話をさせていただきます。
成城大学S方式とA方式の違いは?
成城大学S方式とA方式の違いは、S方式は全学部入試なのに対して、A方式は学部ごとの個別入試であることです。
S方式は国語と英語の2科目で受験が可能で、1度の受験で複数の学部に出願ができるようになっています。
一方、A方式は一般的な個別入試であり、受験科目は国語、英語、地歴公民の3教科です。
学部によっては、A方式でもA方式3教科とA方式2教科という受験形式があり、2科目で受験が可能なところもあります。
倍率は全学部入試であるS方式の方がA方式よりも高くなっているので、A方式の方が受かりやすいと言えるでしょう。
成城大学S方式
→国語と英語の2科目で受験が可能。1度の受験で複数の学部に出願できる
成城大学A方式
→国語、英語、地歴公民の3教科で受験可能。一般的な個別入試。
→国語と英語の2科目で受験が可能。1度の受験で複数の学部に出願できる
成城大学A方式
→国語、英語、地歴公民の3教科で受験可能。一般的な個別入試。
成城大学S方式とA方式で受かりやすいのはどっち?
成城大学S方式とA方式で受かりやすいのは倍率から考えると、A方式です。
どの学部もA方式の方が倍率が低くなっています。
しかし、S方式は1度に複数の学部に出願できるから倍率が高いということを考慮すると、複数の学部を出願した場合はS方式も割と合格しやすいのではないかと考えられます。
なので、成城大学の合格率をもっとも高める方法は、S方式とA方式の両方を受験することです。
S方式で3学部以上を受験しつつ、A方式でもいくつかの学部を受験するのがベストと言えるでしょう。
以下の表は、成城大学のS方式とA方式の倍率になります。
学部|学科 | 受験方式 | 2018倍率 | 2017倍率 |
経済学部|経済学科 | S方式 | 5.2 | 4.9 |
A方式3教科 | 5.1 | 3.5 | |
経済学部|経営学科 | S方式 | 6.2 | 5.2 |
A方式3教科 | 5.3 | 4.2 | |
文芸学部|国文学科 | S方式 | 7.8 | 5.0 |
A方式3教科 | 3.7 | 3.1 | |
A方式2教科 | 10.1 | 4.0 | |
文芸学部|英文学科 | S方式 | 3.5 | 3.7 |
A方式3教科 | 3.4 | 3.5 | |
A方式2教科 | 5.5 | 5.6 | |
文芸学部|芸術学科 | S方式 | 8.5 | 6.1 |
A方式3教科 | 4.3 | 5.7 | |
A方式2教科 | 9.3 | 5.5 | |
文芸学部|文化史学科 | S方式 | 7.5 | 3.0 |
A方式3教科 | 3.2 | 2.8 | |
文芸学部|マスコミュニケーション学科 | S方式 | 6.2 | 4.7 |
A方式3教科 | 5.0 | 3.3 | |
文芸学部|ヨーロッパ文化学科 | S方式 | 5.6 | 3.9 |
A方式3教科 | 4.0 | 2.9 | |
A方式2教科 | 7.0 | 3.6 | |
法学部|法律学科 | S方式 | 17.9 | 3.5 |
A方式3教科 | 6.8 | 3.3 | |
社会イノベーション学部|政策イノベーション学科 | S方式 | 7.9 | 4.6 |
A方式3教科 | 5.3 | 4.3 | |
A方式2教科 | 13.8 | 8.2 | |
社会イノベーション学部|心理社会学科 | S方式 | 8.2 | 4.7 |
A方式3教科 | 5.0 | 4.4 | |
A方式2教科 | 13.1 | 6.0 |