琉球大学の偏差値が低い理由は?
琉球大学は偏差値が低いです。
国立大学なのに、偏差値が40.0程度の学部があります。
沖縄という観光地にもかかわらず琉球大学の偏差値が低い理由について、今回は、考えてみたいと思います。
琉球大学の偏差値は低い?
正直言って、琉球大学の偏差値は低いです。
以下のように、国立大学なのに、偏差値40の学部もあります。
偏差値40というと少し勉強すれば誰でも入れるレベルの低さです。
医学部を除くと、難しい学部でさえ偏差値は52.5しかありません。
琉球大学・学部 | 偏差値 |
人文社会学部 | 45.0 |
国際地域創造学部 | 42.5~47.5 |
教育学部 | 45.0~52.5 |
理学部 | 40.0~45.0 |
医学部 | 50.0~65.0 |
工学部 | 42.5 |
農学部 | 45.0 |
なぜ琉球大学の偏差値は低い?理由は?
なぜ琉球大学の偏差値は低いかについて考えてみたいと思います。
琉球大学は立地が悪い?
琉球大学は立地が悪いのが、偏差値が低い原因でしょう。
琉球大学は沖縄県中頭郡西原町に本部がある大学です。
本土への移動手段は基本的に飛行機となるでしょう。
就職活動や実家への帰省は前もって計画を立てておかないと困難ですし、高い費用もかかります。
天候によっては、飛行機が飛ばないこともあるでしょう。
なので、東京や大阪で就職活動をするのはかなり難しいと考えられます。
偏差値もそこまで高くない大学ですし、何社も受けないと大手企業から内定をとるのは難しいといるでしょう。
なので、琉球大学を志望する人は、地元沖縄で就職を考えている学生が多いと考えられます。
その結果、都会のレベルの高い有名大学のように全国から受験生が集まるということはないので、偏差値は低いと考えられるのです。
まとめ
大学の偏差値は立地に大きく左右されます。
北海道大学や高知大学などのように、地方にある大学は大学のブランド力よりも偏差値は低くなっているのです。
都会にある大学でも、少し郊外にキャンパスを移転しただけで偏差値が低くなることもあります。
法政大学経済学部などが良い例ですね。
大学の偏差値はどれだけ偏差値の高い学生が受験したかどうかで決まってくるので、大学の人気が下がり、受験者が減ってしまうと偏差値が下がってしまうということでしょう。
やはり、大学生活は都会で華やかなキャンパスライフを送りたい人が多いんだと思います。
でも、あえて田舎の大学に行くことで、少ない労力で合格を手にするという戦略もいいのではないでしょうか。