富士山でヘルメットは必要?
富士山登山するのに、ヘルメットは絶対にした方がいいです。
私は今年の9月上旬の昼間に富士山登山をしましたが、ヘルメットをレンタルしました。
正直ヘルメットをしている人は、1割もいなかったですが、万が一落石や転倒した時に、頭を守るために、ヘルメットをすることをオススメします。
今回は、富士山でヘルメットは必要かをテーマにお話をさせていただきます。
富士山でヘルメットは必要?レンタル貸出はある?
富士山でヘルメットは必要です!
ヘルメットをしていると、万が一、落石や転倒にあった時に頭を保護することができます。
富士山の山頂付近で怪我をすると、なかなか病院へいくことができません。
場合によっては、病院に着いても手遅れとなる可能性があります。
なので、そもそも怪我をしないように対策をしておく必要があるのです。
最近では、2019年8月26日に、富士山登山中の29歳の女性が落石が原因で亡くなりました。
過去にもいくつか落石による事故は起きているのです。
平成21年7月13日に富士山スカイライン(静岡県道)の富士宮口新5合目駐車場でキャンピングカーに落石が衝突し、キャンピングカーに乗っていた筒井良孝さんが死亡した痛ましい事故が発生しました。
出典:https://isabou.net/theme/03-01_rakuseki/fujisan.asp
1980年8月14日午後1時50分ごろに富士山の山頂付近で落石が発生、吉田ルートの登(下)山道を転がった落石が八合目から六合目にかけて多数の登山者を巻き込んだ事故である。この事故による死者12人、負傷者は29人[1]を数え、国内の落石事故史上最悪の惨事となった。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E8%90%BD%E7%9F%B3%E4%BA%8B%E6%95%85
また、富士山で落石は珍しいことではなく、けが人はいなくとも落石はよく起こっています。
山梨県に入った連絡によると、9日午後11時半ごろ、富士山で落石が起き、2つの山小屋で屋根に穴が開いたり近くのフェンスが壊れたりするなどの被害があった。けが人はなかった。
出典:https://www.sankei.com/affairs/news/190910/afr1909100013-n1.html
富士山でヘルメットが必要な理由
富士山では落石の危険性がある
上の写真のように、富士山では、小さな石から大きな石までたくさんの石があります。
登山ルートは蛇のようにクネクネと階段状になっているので、上の登山ルートで落石があると、下の登山ルートを通る人が落石が当たる可能性があるのです。
もちろん、落石防止のために、障壁の設置も行われていましたが、ない部分も多かったですね。
8月の週末なんかだと、登山ルートにみっちりと満員電車状態で人がいる状態になるようです。
すると、登山ルートを外れて休憩する人が出てきたりなんかして、落石の危険性が増します。
しかも、下のルートにも人がみっちりと渋滞状態でいるのですから、誰かに石が当たるということになるでしょう。
なので、運が悪いと落石に遭遇することはあるのです。
万が一に備えて、ヘルメットをすることをおすすめします。
転倒した時に頭を保護できる
富士山は足場が悪いので、転倒する人も少なくないです。
私は、体力がある方ですが、よろめいて何度か転倒しそうになりました。
女性や高齢者で、疲れも重なると転倒する人もいるでしょう。
特に、下山時は、早く帰りたいと焦ってしまい、転倒する人もいるようです。
万が一、転倒してもヘルメットをしていたことで、大怪我をしなくて済んだという人もいるはず。
なので、絶対に富士山にヘルメットは必要だと思います。
富士山でヘルメットをレンタル貸出をしている場所は?無料?
富士山でヘルメットをレンタル貸出をしている場所は、吉田口6合目の富士山安全指導センターです。
5合目から吉田ルートで登っていると1時間程度でつきます。
富士山保全協力金の1000円を集めているところにあるプレハブの中です。
トイレとかもあり、少し広くなっていて、休憩している人も多いので、すぐにわかるでしょう。
料金は無料です。
しかし、預かり金として2000円が必要。
2000円はヘルメット返却時に戻ってきます。
レンタルのヘルメットは、こんな感じのmont-bellのものです。
後ろのダイヤルで大きさが調節できるので、ぴったりに調整できます。
何かあった時に、ヘルメットをレンタルしておけばよかったなんて後悔をしないように、レンタルしましょう。