筑波大学の評判について、卒業生の方にインタビューしました。
今回は、筑波大学の卒業生が在学中に感じた生の筑波大学の評判、学生のレベル、学生生活の様子、就職先などについて詳しくお聞きしました。
筑波大学を受験校にしようか迷っていて筑波大学の評判について調べている受験生の方に大変役立つ内容となっています。
目次
筑波大学の評判|魅力や就職先を卒業生に聞いてみた
出身大学、学部、学科は?
筑波大学 生命環境学群 生物資源学類
筑波大学の学生のレベルはどれくらいか?
名古屋大学、北海道大学、東京大学、京都大学に落ちた方が多いです。
推薦合格者は学群の中で20%ぐらいいます。
筑波大学はどんな学生が多い?
一般的な家庭で育った方が多いです。
中にはお金持ちの家育ちの方ももちろんいますが、奨学金を借りながら、バイトに一生懸命取り組む方もたくさんいます。
地元の高校から来る方も非常に多いです。
地元の高校から来る方は推薦入試で来る方が多い印象です。
筑波大学の世間からの評判はどんなもの?
友人、親などからは誰からも「すごいね!!」と言われます。
地元の方は大学名にあまり詳しくない方だと、筑波大といってもインパクトが薄いことがあります。
その分早稲田大学や慶応大学の方が知名度は高いかもしれません。
関西地方等では名前や偏差値を知らない方もいるようですが、基本的には知っている方が多いのではないかと思います。
就職活動の際も知らないという方は基本的にいなかったと思います。
学歴によって合否が出る際に不利になることは一切なかったです。
国立大学の中でも特に理系の研究は盛んなため、その方面での評価も高いと思います。
また、グローバルな大学であるため留学を目指す人からの評価も高いです。
旧帝大と比べるとランク的には落ちます。
旧帝大と同じぐらいと考える人もいますが、基本的には旧帝大よりは下である区別されていると思います。
絶対に旧帝大を目指したいという方には筑波大学を第一志望にすることはおすすめしません。
筑波大学の学生生活の様子は?
基本的には皆さん真面目に授業に出席しています。
学業、サークル、アルバイトをバランス良く取り組み、充実した生活を過ごしている方が多いです。体育会系の部活動に取り組む方も多いです。
4年以降になると研究が忙しくなるため、多くの方はサークルを引退し、アルバイトを少しやりながら研究メインの生活になると思います。
大学院に進学する方の数も非常に多いです。
特に理系学部はほとんどの方が進学します。
サークルは非常に種類が豊富で、自分に合ったサークルを選べると思います。
サークルに打ち込みすぎて授業がおろそかになってしまう人もゼロではないですが、基本的には皆さん真面目な方が多いです。
一人暮らしをしている方が非常に多いため、大学の周辺でアルバイトをしています。
アルバイトは大学の周りの飲食店や塾講師、アパレルなど本当に様々です。
お金がない学生が多いため、大学の周りや中に安くてたくさん食べられる飲食店、学食がたくさんあります。自炊をする方も多いです。
筑波大学の就職先は良い?悪い?
良いと思います。
就職活動の際に大学名によって不利になることはほとんどないと思います。
特に理系学部の大学院生は研究室の推薦で就職先を決める方も多いです。
そういった方は研究職に就かれる方が多いと思います。
しかし、都心から離れているため就職に関する情報があまり入ってこず、就職活動のスタートが遅くなりがちであると思います。
都内の大学と比べると就職活動への熱の入れ方が弱い人が多いかもしれません。
サークルの先輩は人材系、ゼネコン、アパレル、看護師、公務員、コンサル、保険、銀行等幅広い分野に就職しています。
学類では食品系、製薬系、公務員、化学系、コンサル等に就職する方が多いです。
また、大学全体として近年はベンチャー企業に就職したり、自分で企業をする人も増えています。在学中に起業するような人もわずかではありますがいます。
学生による就職活動支援団体等も近年増えており、先輩から就職に関する情報を得ることができたり、ESの添削や面接対策等もして頂けます。
筑波大学の良かったところ
非常に多くの人に出会えるところです。
総合大学であるため、様々な専攻の人と出会うことができ、刺激が多いです。
留学にも非常に力を入れており、各種プログラムが非常に多く整っています。中には自己負担なしで短期海外留学に行けることもあります。
学生も真面目で温かい人が多く、全てのことに全力で取り組む方が多いです。
そういった環境で共に楽しく生活することができます。
一人暮らしをしている方が多いため、学生同士の繋がりが強く、仲は非常に良いと思います。
筑波大学の悪かったところ
都心から離れている点です。
東京のあらゆる情報から送れていたり、感覚が田舎に偏ってしまいがちであると思います。
電車で簡単に東京にいくことはできますが、電車賃が非常に高く、あまり頻繁にいくことができません。
就職活動の際には交通費が非常にネックな問題になります。
就職活動のスタートが遅れたり、大学の就活支援体勢が整っていないことも大きいです。
また、大学から通学可能な距離に実家がある場合でも、一人暮らしをする方が多いため、実家から通う方はほとんどいません。
実家から通う方は通学時間や終電が負担になり、みんなの生活時間に合わせるのが非常に大変な部分があると思います。
筑波大学に通ってみてどうだったか?
総合的に言うと非常に満足しています。
様々な人に出会えましたし、仲間もできました。尊敬できる人にたくさん出会えたことは財産です。
様々な分野のスペシャリストがたくさんいるので学びたいことを全力で学ぶことができる環境であると思っています。
非常に良い大学です。
筑波大学を受験しようと考えている後輩にメッセージ
筑波大学は本当に良い大学です。
学びたいことがある人、留学したい人、海外からの留学生と話してみたい人、色んな仲間に出会いたい人、是非筑波大学を目指してください。
応援しています。