OKの略は?と聞かれてすぐに答えられる人は少ないと思います。
では、実際にOKは何の略なんでしょうか?
調べてみると、いくつもの説があるそうです。
その中で有力な4つの説について説明していきたいと思います。
1. OKはall correctの略?
OKは”大丈夫だ”、”よろしい”といった意味があります。
つまり、all correct(すべて正しい)の意味と同じなんですね。
all correctの発音を英語で表すと、oll korrect(オールコレクト)と表せます。
この言葉の頭文字をとると、”OK”となるというのが有力な説となっています。
歴史上、OK が最初に現れたのは1839年のボストンの新聞で、oll korrect(all correct の表記ゆれ)の略語として現れた
出典元:wilipedia
wikipediaでは、上のような記載があり、最初にボストンの新聞で現れたといわれています。
2. アメリカ大統領の綴り間違いから広まった?
1840年のアメリカ合衆国大統領選挙で、大統領候補のマーティンを当選させるために、民主党支持者は、Oll Korrectをマーティンのあだ名であったOld KinderhookにかけてO.K.Clubという組織を作りました。
”マーティンが大統領になるとすべてうまくいく”という願いをこめて。
大統領選挙は現在の選挙を見てもわかるように国をあげて盛大に行われますよね。そんな中で使われた言葉ですから、広まらないわけはありません。
また、それに対して、対立した政党も黙っていませんでした。
対立する政党の人たちは、Oll Korrectはマーティンの師匠である第7代アメリカ合衆国大統領ジャクソンが綴りを間違えてOll Korrectと書いたからであると主張したのです。
対立する政党が民主党を貶めるために作った作り話の可能性もあるので、あまり信憑性はないと考えられます。
3. OKの略は、戦争中の0killed?
第二次世界大戦や南北戦争のときに、自分たちの部隊に被害がないときに”0 killed”と報告していました。
ゼロはアルファベットのOに似ていてますから、”オー”と呼んでkilledの頭文字の”K(ケー)”と合わせて”オーケー”と言い出したという説もあります。
しかも、被害がないのはいいことで、大丈夫だというOKの意味と共通する部分があるので、信憑性が高いです。
ただ、南北戦争といっても1861年に行われたものですから、それよりも前に1839年のボストンの新聞でOKが使われていたことを考えるとこの説の信憑性は薄いと考えられます。