一橋大学と京都大学はどちらも東京大学に次ぐ難関大学といわれています。
しかし、どちらが上なのかというとかなり意見が分かれるのです。
そこで、一橋大学と京都大学について、偏差値・難易度・就職・ブランド力・ランキングなどのあらゆる観点から一橋大学と京都大学のどちらが上かというテーマで考察していきたいと思います。
京都大学や一橋大学志望の方でしたら、こちらの本を一読することをおすすめします。
目次
一橋大学と京都大学は偏差値で比較すると、どっちが上?
一橋大学と京都大学の平均偏差値は以下のようになっています。
一橋大学 | 京都大学 | |
平均偏差値 | 68.9 | 65.7 |
※数値は当サイト独自調査による
なんと平均偏差値でみると、一橋大学の方が、京都大学よりも上という結果になりました。
しかし、これは、一橋大学には、商学部、経済学部、法学部、社会学部などの文系学部しかないからだと思います。
一般的に文系の方が偏差値が高く出る傾向があるので、大学の平均偏差値で見ると、一橋大学の方が京都大学より上になってしまうんですね。
次は、一橋大学と京都大学の学部別偏差値ランキングを比較してみましょう。
一橋大学偏差値ランキング | 京都大学偏差値ランキング |
商学部 67.5 | 医学部医学科 72.5 |
経済学部 67.5 | 総合人間学部総合人間文系学科 70.0 |
法学部 67.5 | 文学部人文学科 67.5 |
社会学部 67.5 | 教育学部教育科学文系学科 67.5 |
法学部 67.5 | |
経済学部 67.5 | |
総合人間学部総合人間理系学科 67.5 | |
教育学部教育科学理系学科 65 | |
理学部理学科 65 | |
薬学部薬学科 62.5~65 | |
工学部 62.5~65 | |
農学部 62.5~67.5 |
一橋大学は、4学部しかありませんが、すべての学部の偏差値が同じです。
一方、京都大学は学部によってかなり偏差値が違います。
なので、一橋大学の学生はみんな全体的にレベルが高いといえるでしょう。一方、京都大学は、一橋大学よりも優秀な人もいれば、そうでない人もいると考えられます。
ただし、文系学部だけに絞って偏差値を一橋大学と京都大学で比較すると、どちらも偏差値67.5なので、ほぼ同じレベルといえるのではないでしょうか?
ということで、偏差値の比較では、文系学部に関しては、一橋大学と京都大学は同じレベルだと考えられます。
ただし、京都大学には、医学部や理系学部があるので、天才といわれるような人は京都大学の方が多いと考えられますし、その分学生によって、できるできないの差が大きいでしょう。
一方、一橋大学は少数精鋭の大学なので、とびぬけて天才といった人はあまりいないが、全体的のレベルは高いということがいえるかもしれません。
一橋大学と京都大学は難易度で比較するとどっちが難しい?
一橋大学と京都大学の難易度を比較するのはかなり難しいです。
これは大学によって、問題の難易度や配点が異なるので、人によって受かりやすいかが変わってくるからなんですね。
なので、ネット民の意見を参考に考えてみたいと思います。
一橋大学の方が京都大学よりも難しいという意見が多い
文系にとっては一橋のが難しいです。
というのも、一橋の数学は文系最難関レベルだからです。
東大の国語、早稲田の日本史、東京外語の英語、一橋の数学。
これは鬼畜です。
お前理系行けたよね、なんで文系来た?ってヤツが受かる。
東大文系 > 一橋 ≧ 京大文系 > 神戸 ≧ 早慶 ≧ 地帝
ってイメージ
昔は京都大学の方がやや難関だったが、最近は一橋大学の方が難しいようだね。
何でもそうだけど、東京への一極集中化が進んでいるのは確かだ。
一橋大学は全国から優秀な受験生が集まるのに対して、京都大学は関西エリアで優秀な受験生が集まるという感じ
引用元:京都大学と一橋大学はどちらの方が合格するのは難しいですか?
一橋大学には、文系学部しかありませんから、京都大学の文系学部と比較することになるのですが、一橋大学の数学が難しいのが本当なら、文系の人にとっては、かなり難しいと感じられると思います。
昔は京都大学の方が難易度が高かったというのは、みなさんおっしゃってられますね。
やはり、京都よりも都会の東京に住みたいから一橋大学に行きたいと考える人が多いのかもしれません。
そのため、全国から頭のいい人が集まってきているということなんでしょうね。
かなり信憑性があると思います。
やはり京都に比べると、東京の方が遊ぶところも多いですし、18歳くらいの若者にとっては、あこがれの場所なんですよね。
ということで、難易度に関しては、一橋大学の方が京都大学より上ということになりました。
一橋大学と京都大学は就職やブランド力で比較するとどっちが上?
一橋大学 | 京都大学 | |
人数 | 約5000人 | 約23000人 |
就職実績 | 高い | 高い |
知名度 | 低い | 高い |
立地 | 東京都国立市 | 京都府京都市 |
大学ランキング(国内) | 3位 | 14位 |
OBの数 | 少ない | 多い |
一橋大学と京都大学の就職やブランド力で比較してみたいと思います。
就職実績という点に関しては、一橋大学と京都大学のどちらも一流企業へ就職する人が多く、どちらも同じレベルではないかと思います。
ただし、一橋大学は人数が少ないため、OBが圧倒的に少ないです。
就職した後、出世競争に巻き込まれるとやっぱり学閥があったるするんですよね。そうしたときに、出世には不利な部分があるかと思います。
なので、就職した後の人生を長い目で見ると、就職では京都大学の方が有利なのではないでしょうか?
しかし、就職だけが人生すべてではありません。新入社員で入社した企業がいくら大企業であろうが、そこで一生働くという人の方が少ないでしょう。
なので、むしろ大学時代にいろんな分野に精通した友人を作ったりすることで、将来役に立つコネを作っていた方が後々有利になると思います。
もしかしたら、将来起業をするかもしれませんし、転職する上でもいろんな業界に友人がいた方が有利だからです。
そういった視点で一橋大学と京都大学を比較すると、京都大学の方が人数も多く、理系学部も豊富にあるので、いろいろな人と出会うことができるため、コネや人脈はたくさんできると考えられます。
一方、一橋大学は学内では、出会いが少ないかもしれませんが、東京にあるので、積極的に行動することで学内だけでなく、社会人や他の優秀な大学の人たちとも仲良くなれるチャンスがあるのです。
ただし、やはりサークルなどで毎日顔を合わせて培った濃い人間関係の方が将来役に立つものです。学生という立場では、東京にいたとしても知り合える人には限界があります。
なので、人脈やコネは京都大学の方が一橋大学よりもたくさんできると思います。
一橋大学と京都大学は大学生活ではどっちが楽しい?
就職やブランド力も大事ですが、やっぱり18歳くらいの年頃だったら大学生活を楽しみたいですよね。
では、大学生活という点ではどちらが楽しいのでしょうか?
単純に、京都大学の方が、人数が23000人と多く、一橋大学の4倍以上の人数がいるので、サークル活動も活発ですし、いろんな面白い人が集まっているので楽しいと思います。
また、京都大学は自由な校風なので、自由が好きな人はより楽しめるでしょう。
例えば、京都大学は卒業式にコスプレをするのが伝統になっているのは有名ですよね。
この文化だけ見てもいかに京都大学が自由な校風で楽しい学校かが伝わってくるのではないでしょうか。
結局一橋大学と京都大学のレベルは同じくらい?
一橋大学と京都大学について、偏差値・難易度・就職・ブランド力・大学生活などについて比較してきました。
結局どちらもレベルは同じくらいですし、特色や立地が違うので、いいところもあれば、悪いところもあるということです。
なので、最終的には自分に合っているかという部分で選ぶことをおすすめします。
自由な校風や面白い人と出会いたいなら京都大学。
何としてでも東京がいいという人は、一橋大学という感じですね。
まあ、個人的な意見としては、京都大学がいいと思います。
今まで出会った人でも京都大学の人は魅力的な人が多かったからです。