関西学院大学理系学部で入りやすい穴場学部はどこ?をテーマにお話しをさせていただきます。
関西学院大学理系学部で入りやすい穴場学部は?
結論から申し上げますと、関西学院大学の理系学部で入りやすい穴場学部は、以下の2つの学科です。
理工学部 物理学科
理工学部 先進エネルギーナノ工学科
以下の表は、関西学院大学の理系学部の偏差値と倍率をまとめたものです。参考にしてください。
偏差値 | 関西学院大学・学部・学科 | 2017倍率 | 2016倍率 |
52.5 | 理工学部 情報科学科 | 3.2 | 2.2 |
理工学部 人間システム工学科 | 2.6 | 2.1 | |
50 | 理工学部 数理科学科 | 3.1 | 1.4 |
理工学部 化学科 | 1.9 | 1.2 | |
理工学部 環境・応用化学科【2015新設】 | 1.8 | 1.3 | |
理工学部 生命科学科 | 2.3 | 1.8 | |
理工学部 生命医化学科【2015新設】 | 1.6 | 1.4 | |
47.5 | 理工学部 物理学科 | 1.6 | 1.9 |
理工学部 先進エネルギーナノ工学科【2015新設】 | 1.8 | 1.3 |
1番入りやすいのは、「理工学部 物理学科」と「理工学部 先進エネルギーナノ工学科」になります。
どちらの学部も偏差値が47.5と低く、倍率も2倍を切っているのです。
受験生の半分以上が合格するということなので、かなり入りやすいといえますね。
ちなみに、「理工学部 先進エネルギーナノ工学科」は2015年に新設されたばかりの学部です。
そのため、実績がないということで人気がないのかもしれませんね。
次に入りやすい学科は、「理工学部 化学科」「理工学部 環境・応用化学科」「理工学部 生命医化学科」です。
これらの学科は、偏差値的には50と少し高めですが、倍率は毎年2倍を切っています。
ちなみに、「理工学部 環境・応用化学科」と「理工学部 生命医化学科」も2015年に新設された学科です。
新設学科は基本的に入りやすい傾向があるのでしょう。
✅ 関関同立の理系学部で入りやすい学部を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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では、就職のことを考えると、これらの入りやすい学科の中でどの学科がおすすめなのでしょうか?
就職がよくて入りやすい学科は化学科?
理系の学部は学科によって就職状況が全然違います。
簡単に大手企業に就職できる学科もあれば、就職が極めて悪い学科もあるのです。
なので、理系学部を選ぶ際には、自分が勉強したい学科や興味のある学科よりも就職に強い学科を選ぶことをおすすめします。
大学を卒業しても就職できなかったなんてばからしいじゃないですか。
できるだけ需要のある学科に行くべきなんですね。
もちろん、需要はないけど、自分が興味のある学科に行くのも悪くはないとは思います。
文系でいうと文学部に入るといった感じですね。
ただ、こういった就職できないリスクもあることを理解した上でそうした学科を選ぶべきですね。
なので、ある程度就職が良い学科の中から興味がある学科を選ぶのが1番いい学科選びのやり方なのではないでしょうか?
では、関西学院大学の学科について就職の良し悪しを考えてみましょう。
一般的に生命医化学科や物理学科はあまり就職がよくないと言われています。
なので、関西学院大学で入りやすくて就職がいい学科は、理工学部 化学科ですね。
理工学部 先進エネルギーナノ工学科も学科的には、就職にいいように思えます。
しかし、新設された学科なので、研究室の推薦などがもらえるのかどうかというのが疑問ですね。
有名大学の理系学部の就職は大学院まで行って研究室から推薦をもらえれば、簡単に有名企業に就職が決まります。
それだけ、有名大学の研究室というのは企業から信頼されているということなんですね。
でも、それは今までの実績などが評価されてのことだと思います。
そのため、新設された学部でどれだけの企業からそういった信頼が得られるのかを考えるとちょっと心配ですよね。
そういった事情があって、倍率が低くて入りやすいのだと思います。
結局、入りやすいというのには、何か理由があるわけなんですね。
✅ 関西学院大学の文系学部で入りやすい学部を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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