大学もぐりって聞いたことありますよね。
実際にもぐりをしたこともある人がいるのではないでしょうか?
今回は、大学のもぐりはバレたら罪になるのか?許可がいるのか?について考えてみたいと思います。
大学もぐりとは?
大学もぐりとは、「潜り込み」の略です。
もぐりとは、学生が他学部の授業を受講することをいいます。
科目登録をしないで授業に潜り込むので「もぐり」といわれているのです。
他学部の学生ならまだいいのですが、中には他の大学の学生や高校生がもぐりをすることもあるとのこと。
同じ大学の学生なら大学に授業料を納めているので、他の学部の授業にもぐりをしてもまだ認められるような気はしますが、他の大学の学生や高校生がもぐりをするのは問題があるでしょう。
大学もぐりがバレたら罪になる?
大学もぐりがバレたら罪になるのでしょうか?
実際に、罪になるとすれば建造物侵入罪にあたる可能性があります。
教員側としてはわざわざ自分の講義を聞きたいという熱心な学生を処罰しようという人は少ないでしょう。
大学側としてもわざわざ大学もぐりを探し出して処罰するというようなことは中々考えられないと思います。
なので、現実的にはおおごとになることは少ないでしょう。
語学やゼミなどの少人数クラスの授業でもぐりをしない限り、大教室で行うような授業の場合はそもそももぐりであることがバレることがないと思います。
しかし、やはり大学の授業は授業料を払って受けるものです。
もぐりをするなら許可をとるようにしましょう。
もしくは、ちゃんと大学に入学して授業を受けてください。
京都大学で以前行われた山中教授の講義では、もぐり用のエリアも設定されたということなので、大学もぐりを認めている大学もあるようです。
山中教授の授業。。 😳🙏
ひとすごすぎる pic.twitter.com/6bPWfpNp31— 🐰 友 華 🐰 (@yukamigakis2) 2015年5月28日
教授来たよ #生物学のフロンティア pic.twitter.com/Xf6xAkmRG9
— aran (@o_a_math) 2015年5月28日
座れた! pic.twitter.com/IwEo3K5CtY
— はかせ (@yasuhira_jpn) 2015年5月28日
大学もぐりはすごいと思う
個人的に大学もぐりはすごいと思います。
実際、大学生で勉強熱心な人って少ないです。
遊ぶことしか考えていない人ばかりですからね。大学生って。
それなのに、わざわざ勉強したいという一心で他学部の授業にもぐりをしてまで講義を受けたいと思うのは素晴らしいと思います。
しかし、大学は授業料を払って行くところです。
もぐりをするほどの情熱があるなら、先生に許可をとるか、大学にちゃんと入学して正規の学生として授業を受けましょう。
スティーブ・ジョブズも大学もぐりをしていた
あのAppleの創業者スティーブ・ジョブズが大学もぐりをしていたのは有名です。
もぐりとしていろんな学部の興味のある授業だけを受講したことがiphoneやipad、Macの発明につながったと述べています。
18歳の頃、大学に半年間通ったが、興味のない必修科目を履修することを嫌がり、「両親が一生をかけて貯めた学費を意味のない教育に使うのに罪悪感を抱いた」ために中退した。 しかし中退後もリード大学のキャンパスを放浪し、コーラの空き瓶拾いや心理学科の電子装置の修理で日銭を稼ぎながら、哲学やカリグラフィー(西洋書道)など、興味のあるクラスだけを聴講するもぐりの学生として過ごし、合計18ヶ月をリード大学に費やした。 ちなみにリード大学はカリグラフィーで世界トップレベルの水準だった。
大学の必修科目って意味のない授業も確かに多いですよね。
フランス語とか無理やりとらされましたが、全く使いませんからね。
それよりも興味がある授業を取った方が頭に残るし、目的があるなら目的達成に役立ちますよ。