最近プログラムを使って競馬で稼いでいるという話をよく耳にします。
夢の馬券生活。しかも、パソコンが勝手にやってくれるので不労所得で遊びまくり
なんて夢のような生活を想像している人も多いと思います。
今回は、ほんとに競馬で稼げるのか?をまとめました。
競馬で1億円以上稼いだ人の例
1 競馬予想ブログラム会社が160億円稼いだ事例
関係者によると、同社は出走馬の血統や天候など各データを使って
独自の競馬予想プログラムを開発し、結果を予想。
ただ、実際には倍率に応じて掛け金を変えた上で、ほとんどの組み合わせの馬券を購入。
1レースで数億円を稼ぐなど巨額の利益を得ていたが、税務申告していなかったという。「同社は、天候や出走馬の血統、騎手など各データを入力、解析する競馬必勝プログラムを使い、
高確率で配当金を得ていた(中略)。億単位の資金を使い、ほとんどの組み合わせの馬券を買うという、一般の競馬ファンにはまねできないやり方だった」とのことさらに、「同社が目をつけたのは、『3連単』(中略)。
プログラムで、レースで3着までに入らない可能性が高い『はずれ馬』を除外したうえ、
残りの馬であらゆる組み合わせの馬券を購入。
倍率が高い馬券には少額、倍率が低い馬券には高額をかけ、配当金が投資額を上回るよう計算されていた」
100万円程度のお金があれば十分稼ぐことは可能だと思います。
小評価されている馬を買うことに目覚めました。つまり、実力があるのに、それに見合うだけの人気となっていない馬を選ぶ。過去に、同じレースに出走していた馬が2頭いた場合、着順が良かった馬が、悪かった馬に比べて人気になりすぎているのではないかと考えたんです」そこで、前走の着順や着差などの情報に基づいて、各馬に点数をつけるようにしました。たとえば、近走で勝ち馬と0.5秒差以内ならプラス1点、0.2秒差なら、さらにプラス1点といった具合に計算していき、合計点数が高い馬の馬券を買っていったんです実際、卍氏は過去の競馬新聞など膨大な量のデータを集め、一日中、図書館にこもって研究に励んでいたという。それでも、馬券収支はややプラス程度でした。その後、有料予想サイトを使いましたが、収支がマイナスになるにつれて、競馬から遠ざかるようになっていました。ところが、『馬王』という競馬ソフトと出会ったことが状況を一変させました。このソフトを使えば、それまで行っていた各馬に点数をつけて買い目を決定するのを、予めルールとして設定しておきさえすればソフトが自動的にやってくれるのです」
卍氏は、これを機に、競馬資金として100万円を用意し、これがなくなったら、馬券購入をやめるというルールを決めて、競馬ソフトを使った馬券の購入が始まった。一般の競馬ファンの心理を逆手に取る。予想ファクターの数をできる限り多くする。破産しないように資金配分する。どんな買い方がベストなのか、研究と分析を怠らない。などが挙げられます。競馬では、血統やコース、調教、馬体、過去成績など、分析対象となるデータがとても多く、どれだけ分析しても、分析し尽くすことは不可能と思われます。また、時代の流れに応じて変化していくため、分析すべきデータも新たに出てきます。日々、研究することが大事です」競馬で1億5000万円!あの「ハズレ馬券裁判男」が初めて口を開いた!
卍氏の裁判は最高裁までいきましたが、最終的には卍氏が勝訴という形で納得いく結末になりました。
競馬の配当で2年間にわたり、約1200万円の利益を得た横浜市の40歳代の男性が、外れ馬券の購入費を必要経費と認められず、約515万円の追徴を受けたことを不服として、国に処分取り消しを求める訴えを横浜地裁に起こした。訴状などによると、ソフトウェア開発会社などに勤務していた男性は、独自に競馬予想プログラムを開発。2007年に退職後、このプログラムを使って主にインターネットで馬券を購入し、配当で生計を立てていたという。
男性は09~10年度の所得は「事業所得」だとして、外れ馬券の購入費を所得から
控除できる必要経費として申告したが、税務署は配当は偶然的中して得られた「一時所得」に当たると判断。一時所得の必要経費は「収入の発生に直接要した金額」となっており、当たり馬券購入費以外を認めず、追徴した。http://www.yomiuri.co.jp/national/20140415-OYT1T50018.html
結局競馬ってほんとにもうかるの?
僕はやめたほうがいいと思います。
競馬で儲かる理論を作って利益を出すのは不可能ではないです。
実際に、何人もの方が実現しているのですから。
しかし、死に物狂いで頑張ってやっと稼げるようになったとして、
裁判になったらどうします???
経費になるとわかっていても、それを証明するために、多額の裁判費用を2,3年も支払い
夜も眠れない日々がずっと続くんです。
やってられないでしょ!
百歩譲って儲かればいいでしょう。
でも、もし儲からなくて損したとしますよね。
そのときも、運が悪いと配当に対して課税されるんです。
しかも、裁判もしないといけません汗
儲かるどころか破産しますよ。
そんなリスクのあるところに自分の人生かけるのはわりに合いません。
実際、競馬で7000万円損していたにもかかわらず、配当に課税された例があるんです。
その人は裁判を起こしましたが、敗訴しているんですよ。東京都内の会社員が競馬で3年間に約7千万円の赤字を出したにもかかわらず、
東京国税局から約1200万円の個人所得の申告漏れを指摘されたことがわかった。
払戻金を受けた際の当たり馬券の購入費しか経費と認められず、利益が出ていると判断されたため。
約550万円を追徴課税された会社員は、処分の取り消しを求める訴えを東京地裁に起こしている。
競馬で7千万円損…でも追徴 会社員、課税取り消し訴え
結論 法律が整わないかぎり競馬では稼げない
競馬のプログラム予想について調べていくうちに、これはチャンスあるかもと思っていました。
ですが、実際、今現在訴訟になっている人の大変さを思うとちょっとないなということになりましたね。
競馬の統計的解析で利益を出すのは危険です。
なにしろ、確定申告したら、脱税で訴えられて裁判になるんですからね。