優秀な子に共通する家庭環境や特徴は何かは、子を持つ親にとってはかなり興味のある話ですよね。
やっぱり自分の子を優秀な子にしたいということで、優秀な子に共通する家庭環境を知りたいと思うのは、当然です。
早稲田大学と国立医学部のどちらも経験した私が優秀な同級生や自分の過去から優秀な子に共通する家庭環境について考えてみたいと思います。
目次
優秀な子に共通する家庭環境や特徴3選
優秀な子に共通する家庭環境は存在します。
あなたの子供を優秀な子にしたいなら、実際に優秀な子に育った家庭環境を参考にしてみるといいですよ。
今回は、優秀な子に共通する3つの家庭環境を説明させていただきます。
1. 優秀な子に共通する家庭環境は、小さい頃に本をたくさん買い与えられていること
優秀な子に共通する家庭環境の1つ目は、小さい頃にたくさんの本を買い与えられていた子が多いことです。
誰もが優秀だと考えている有名人にも子供の頃に本をたくさん読んでいた人はたくさんいます。
あのホリエモンが子供の頃に百科事典を通読していたというのはあまりに有名ですよね。
百科事典を通して、世の中の仕組みや技術に興味を持ったことが起業での成功につながったのでしょう。
優秀な子に育てたいなら、今すぐ百科事典を買い与えましょう。
2人の子供を東大卒の大学教授に育てた早稲田大学の大槻教授も子供にたくさん本を買い与えていました。
●2人の子供を東大卒の教授に育てた大槻教授の教育法
~中略~
・本をたくさん買い与えた
お小遣いは厳しかったが、本は無尽蔵に買ってもらえた
勉強の基本は、国語力
国語力を上げることで全教科の授業を理解し、
テスト問題の内容が把握できる
早稲田大学と国立医学部に入った私も子供の頃は本が好きで、寝る前は母親に絵本を読み聞かせしてもらっていたし、学校の図書館や教室の本棚の本をたくさん読んでいました。
医学部の中で優秀だと感じる人に話しを聞くと、本が好きという人が多いです。
このように、優秀な子に共通する家庭環境が「本をたくさん買い与えられていたこと」であるのはかなり信憑性が高いといえるでしょう。
子供の頃からたくさん本を読んでいたという家庭環境にあったからこそ医学部に入れるだけの学力をつける下地ができたのだと思います。
私も子供ができたら、子供には本をたくさん買い与えてあげますね。
子供を優秀な子にしたいなら、本代は惜しまないというのは、絶対必要ですね。
よく参考書代もケチる親がいますが、本当に愚の骨頂だと思います。
子供が勉強したいという気持ちを踏みにじる行為ですからね。
子供が小さくてまだ文字を読めないなら、絵本の読み聞かせがおすすめです。
2. 子供の頃の習い事は、優秀な子に共通する家庭環境である
優秀な子に共通する家庭環境の2つ目は、子供の頃に習い事をしていたということです。
あのホリエモンは、意外ですが、幼稚園から小6まで7年間も柔道をつづけていました。
ホリエモン父が教育について語った内容が以下のようになります。
幼稚園の時から「習い事」を始めた。柔道教室と習字。貴文は習い事は嫌がっていましたが最初は親が背中を押してやることも必要。柔道は幼稚園から小6までの7年間はほとんど休むことなく続けた。体力はもちろんですが、継続することで基本的な精神力や集中力を身につけていったのだと思います。
子供のときに、何かを教えてもらうという過程を通して、技術を身につける過程そのものを学ぶことができます。
その過程はどんなことにも応用できる一生の財産となるのです。
また、物事を継続することで、忍耐力や集中力というものを見につけることもできます。
私も幼稚園の頃から小学生まで書道をしていて、賞を受賞したことがあります。
医学部で頭が良いと思う人も子供の頃からピアノを10年以上続けていたそうです。
早稲田の同級生も子供の頃に習い事をしていたという人がたくさんいます。
子供の頃に何か習い事をさせてくれるほど、教育熱心な家庭であるからこそ、有名大学に入れるのだという考えもあるでしょう。
しかし、やはり「3つ子の魂百まで」といわれるように、子供のころに身に着けたことは一生モノの財産となります。
子供のころに人生の成功において必要な本質的な能力である、集中力、忍耐力、学びの過程の3つを学んでおくことはめちゃくちゃ大切です。
あなたの子供を優秀な子に育てたいなら、ピアノ、書道、柔道、空手などの習い事をなんでもいいからできるだけ長い期間続けさせるというのは必須といえるでしょう。
あなたもぜひ、優秀な子に共通する家庭環境を真似してみましょう。
もしかしたら、あなたの子供が医師や大学教授や起業家になるだってあるかもしれませんよ。
3. 優秀な子に共通する家庭環境は、中学受験をしていること
優秀な子に共通する家庭環境として、優秀な子は中学受験をしている割合がめちゃくちゃ高いです。
正直、中学受験で子供の将来がかなり決まってくるといってもいいでしょう。
国立医学部の同級生は、ほぼ全員中学校から中高一貫校の進学校に行っています。
正直、公立の中学校は優秀な子にとってはレベルが低すぎるので時間の無駄です。
あまりにも授業のレベルが低すぎるのです。
公立中学で3年間を過ごすと、中高一貫校に行った人に圧倒的な差をつけられてしまいます。
中高一貫の中学に行くか、公立の中学に行くかで中学の3年間を無駄にするかどうかが決まるのです。
ホリエモンや早稲田、国立医学部の同級生のほとんどが中高一貫校出身となっています。
もちろん私も中高一貫校に中学受験で入りました。
勉強だけでなく、周りに優秀な子がいる良い環境に恵まれているのが中高一貫校なのです。
人間的にも大きく成長できますよ。
優秀な子に育てたいなら、現在の日本の教育システムの中では、中高一貫校に行かせないと無理ですね。
公立の中学なんかに行かせてしまうと、理不尽ないじめを受けたり、周りに影響されて、不良になることすらありますよ。
人間って周りの環境によって作られていきますからね。
中学受験の情報についてはこちらの本がおすすめです。
優秀な子に共通する家庭環境を真似すればあなたの子供も優秀になる?
優秀な子に共通する家庭環境を真似すれば、あなたの子供も優秀にできる可能性があります。
とはいっても、学力は50~60%が遺伝で決まるという研究結果があるのです。
安藤教授らの研究プロジェクトでは、18年間総数1万組の双生児ペアについて、知能・学力や性格、精神疾患や発達障害などを調査しました。その結果、神経質、外向性、開拓性、同調性、勤勉性といった性格については30〜50%が遺伝で説明できることがわかりました。また知能については70%以上、学力は50〜60%程度が遺伝で説明されました。
つまり、環境は50%にも影響を与えるのです。
ということは、優秀な子に共通する家庭環境を真似すれば、あなたの子供も十分に優秀な子に育てることができということになります。
あなたがどれだけ子供にいい環境を与えられるかで、子供の将来が決まるということですね。