美大・芸大学費ランキングを国公立美大・私立美大ごとに作成しました。
美大・芸大選びの参考にしていただければ嬉しいです。
※学費は初年度の学費の中で、一番高い学科の学費で比較しています。
✅ 偏差値、倍率、就職率、進学率からみた美大ランキングについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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国立・公立美大・芸大学費ランキング
国公立美大の学費は、大学のある地域の出身者の入学金が安くなります。
なので、地元の国公立美大に進学すると少しお得です。
国公立美大・芸大の学費ランキングはこちらです。
順位 | 国公立美大ランキング | 学費 |
1位 | 長岡造形大学 | 市内72万6800円:市外86万7000円 |
2位 | 静岡文化芸術大学 | 県内74万1460円:県外96万7060円 |
3位 | 情報科学芸術大学院大学 | 県内76万1800円:県外87万3800円 |
4位 | 愛知県立芸術大学 | 81万7800円 |
5位 | 金沢美術工芸大学 | 市内81万7800円:市外95万8800円 |
6位 | 京都市立芸術大学 | 市内81万7800円:市外101万7800円 |
7位 | 沖縄県立芸術大学 | 県内81万7800円:県外104万7800円 |
8位 | 秋田公立美術大学 | 市内89万5460円:市外1,03万6460円 |
9位 | 東京芸術大学 | 112万3860円 |
国公立美大で初年度の学費が一番安いのは、長岡造形大学です。
市内出身者は72万6800円とめちゃくちゃ安くなっています。
2位は 静岡文化芸術大学で県内出身者は74万1460円とお得です。
3位は情報科学芸術大学院大学で県内出身者は76万1800円。
4位から7位まで81万7800円で愛知県立芸術大学、金沢美術工芸大学、京都市立芸術大学、沖縄県立芸術大学が並んでいます。
8位が秋田公立美術大学で 市内出身者が89万5460円。
最後がなんと東京芸術大学です。
最難関美大の東京芸術大学は国公立の中では学費が最も高くなっています。
意外ですね。学費が高くても受験生が減らないからでしょうか。
ちなみに、東京芸術大学の初年度の学費は、112万3860円と100万円超えです。
あまり有名でない美大ほど学費を安くして受験生を集めようしている傾向がありますね。
なので、学費が高い美大の方が実績やブランド力があるということです。
私立美大・芸大学費ランキング
私立美大・芸大の学費ランキングはこちらです。
順位 | 私立美大ランキング | 学費 |
1位 | 東北芸術工科大学 | 149万5660円 |
2位 | 京都精華大学 | 157万9000円 |
3位 | 倉敷芸術科学大学 | 160万円 |
4位 | 名古屋芸術大学 | 164万円 |
4位 | 文星芸術大学 | 164万円 |
6位 | 神戸芸術工科大学 | 165万円 |
7位 | 大阪芸術大学 | 165万円 |
7位 | 名古屋造形大学 | 168万6000円 |
9位 | 宝塚大学 | 170万円 |
10位 | 女子美術大学 | 173万5430円 |
11位 | 京都美術工芸大学 | 174万5000円 |
12位 | 横浜美術大学 | 175万8000円 |
12位 | 嵯峨芸術大学 | 177万6660円 |
14位 | 成安造形大学 | 180万2460円 |
15位 | 京都造形芸術大学 | 182万円 |
16位 | 東京造形大学 | 191万5000円 |
17位 | 多摩美術大学 | 193万円 |
18位 | 武蔵野美術大学 | 194万500円 |
私立の美大で初年度の学費が一番安いのは、東北芸術工科大学で149万5660円です。
東北芸術工科大学は最近、偏差値や倍率が急上昇している美大なのですが、学費が安いことで人気が出てきているのでしょう。
国公立の美大は日程的に1つしか受験できませんから、私大の美大も滑り止めで受験する人がほとんどです。
しかし、どこの私立の美大も国公立に比べて、学費がめちゃくちゃ高くなっています。
そのため、学費が安い美大に受験者が押し寄せるということなのでしょう。
2位は京都精華大学157万9000円、3位は倉敷芸術科学大学160万円、4位は名古屋芸術大学・文星芸術大学164万円です。
このように、学費が安い美大はあまり有名ではない美大ばかりとなっています。
一方、美大の早慶といわれる多摩美術大学と武蔵野美術大学は、学費が私立美大の中で最も高いのです。
武蔵野美術大学の学費が194万500円で美大で1番学費が高く、多摩美術大学の学費が193万円で美大で2番目に学費が高くなっています。
有名な美大は学費が高くても受験生が集まるので、学費が高くなり、有名ではない美大は受験生を集めるために学費を安くしているということでしょう。
なので、美大選びのポイントとしては、学費が高い美大を選んだ方が実績やブランド力がある美大であるということになります。
学費の安い美大は、在学中の学費は安いかもしれませんが、就職後に良い仕事につけないかもしれません。
なので、結果的には学費の高い実績のある美大に行った方が金銭的にも得をするでしょう。