文学部でおすすめの大学は?
・文学部志望なので、文学部でおすすめの大学を知りたい
・文学部が強い大学を知りたい
・比較的入りやすくて、評判のいい文学部を知りたい
といった方に向けてこの記事を書きました。
今回は、文学部でおすすめの大学をテーマにお話をさせていただきます。
目次
文学部でおすすめの大学は?
文学部と言っても、日本文学、英文学、心理学、哲学などのさまざまな学科があります。
なので、厳密に言えば学科によっておすすめの大学は変わるでしょう。
しかし、まずは学科ごとでなく、文学部が有名な大学を紹介していきます。
東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学文学部は別格?
最も文学部が有名な大学は、東京大学文学部でしょう。
ノーベル文学賞は、日本人では川端康成(1968年)と大江健三郎(1994年)の2人しか受賞していないのですが、どちらも東京大学出身なのです。
世界的に有名な文学者を2人も輩出した東京大学は日本一伝統と実績のある文学部といっていいでしょう。
東京大学とくれば、京都大学ですね。
京都大学も有名な小説家を何人も輩出しています。
世界的に有名な小説家で、何度もノーベル文学賞の候補となっている村上春樹を輩出した早稲田大学文学部も有名です。
早稲田文学という雑誌は、日本でもっとも歴史の長い文芸雑誌としても知られています。
出版社、マスコミ関係に多くの人材を輩出したという実績もあります。
早稲田大学文学部は特に国文学科が有名ですね。
また、三田文学も長い歴史がある雑誌であり、それを刊行している慶應義塾大学も評判が良い文学部として知られています。
マスコミ関係に将来就職したいなら、早稲田大学文学部がおすすめです。
もちろん、慶應義塾大学文学部も池井戸潤など多くの小説家や文学者を輩出しています。
東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学文学部は別格という声もあるほどです。
MARCHレベルの文学部のおすすめ大学は学科によって変わる?
MARCHレベルの文学部では、突出して文学部の評判が良い大学はありません。
しかし、学科ごとに見ると、強い大学があります。
例えば、上智大学や立教大学、青山学院大学は英米文学に関して評判がいいです。
いずれもカトリック系の大学であったり、英語が強い大学なので、力を入れているのでしょう。
また、明治大学は考古学が強いです。
また、テレビ出演をしたり、書籍を多く出版している斎藤孝教授などの有名な教授がいます。
学習院大学は、皇族が通う大学なので、日本史学が評判いいですね。
偏差値が低い文学部のおすすめ大学は國學院大學と二松学舎大学?
國學院大學は文学部は、文学部ではめちゃくちゃ有名です。
特に日本文学科や史学科の評判がいいですね。
偏差値もMARCHレベルとかなり難しいです。
明治大学や中央大学を蹴って國學院大學文学部を選ぶ人も普通にいると聞きます。
源氏物語や国史の研究をするため、早稲田大学文学部に合格したのに、國學院大學文学部日本文学科に進学する人もいるほどです。
それだけ、國學院大學文学部は、文学部の中では別格に評判がいいんですね。
明確に研究したいことが決まっているならば、國學院大學文学部を志望するのもおすすめです。
一方、二松学舎大学は、あまり聞いたことがない大学かもしれません。
しかし、あの歴史の教科書にも出てくる夏目漱石や第29代内閣総理大臣である犬養毅などの有名な文学者や政治家が在籍していたことでも知られています。
そのせいか、文学部の評価が高いと言われているのです。
文学部おすすめ大学を調べるときの注意点
文学部おすすめ大学を調べるときの注意点をいくつか説明します。
文学部に入る目的を明確にすると志望校が見つかる
文学部に入る目的を明確にすると志望校が見つかります。
文学部に進学したいといっても目的はさまざまです。
国語の教師になりたい人、マスコミ関係に就職したい人、古典や日本史学を研究したい人、英文学を研究したい人と目的は人によって全然違います。
なので、まずはあなたが何の目的で文学部に入りたいのかを明確にしないといけません。
国語の教師になりたいのか、マスコミ関係に就職したいのかでおすすめの大学は変わってくるのです。
あなたが何をしたいかを明確にすると、目指すべき文学部はかなり限られてくるでしょう。
偏差値の高い大学の文学部の方が人生の可能性は広がる
偏差値の高い大学の文学部の方が人生の可能性は広がるでしょう。
高校生の頃に将来やりたいことが決まっている人は少ないです。
もし、なにか興味があることがあったとしても、実際やってみたら思ったようなものではなかったとか、他にやりたいことが見つかって進路を変更する可能性の方が高いでしょう。
だったら、人生の可能性が広がるような選択肢をとることをおすすめします。
具体的には、偏差値の高い文学部に進学することです。
そうすれば、就職したいと思ったときに就職に有利になります。
高校生のときに考えていることが、5年後のあなたが考えていることと同じとは限りません。
5年後のあなたが後悔しないように、研究者にでもなれるし、就職することもできるというように人生の選択肢が広がるような大学に進学したほうがいいでしょう。