大学受験の模試を有効に活用する方法について紹介します。
ただ、模試を受けているだけではもったいないです。
模試をどのように受けるか、受けた後にどうするかで合否は大きく変ってきます。
今回は、早稲田、国立医学部に合格した私が模試の活用法をテーマにお話をさせていただきます。
目次
大学受験模試活用法① 弱点科目や分野を知る
大学受験の模試は、自分の弱点科目や苦手な分野を知るために受けるものです。
英語だったら、英作文や長文読解の点数や偏差値が悪いなら、英作文や長文読解が苦手なんだとわかります。
苦手分野がわかれば、そこを重点的に対策するために、新しい参考書を買うといった対策をとることもできるでしょう。
なので、模試を受ける意味は、弱点科目を知るということにあるのです。
模試は、高得点をとるために受けるものではありません。低い点数をとっても構いませんから、どんどん受けるようにしましょう。
大学受験模試活用法② 復習をして問題集として使う
大学受験の模試の活用法でおすすめなのが、復習をすることです。
模試って頻出分野や基礎問題が多く出題されます。
なので、一つでも解けない問題があるとダメなんです。
頻出分野が出題されることが多いので、模試で出た問題が本番で出る確率ってかなり高くなっています。
実際に、私も模試で見た問題が本番で出たことが何度もありました。
なので、模試で解けない問題があったら、絶対に放置せずに復習をして次に見たら必ず解くことができるようにしましょう。
大学受験模試活用法③現在の成績と志望校との差をはかる
大学受験の模試の活用法として絶対にやっておきたいのが、現在の成績と志望校との差をはかるというものです。
志望校は必ず、書けるだけ書いて判定を確認します。
法政大学、明治大学、早稲田大学というように、レベルの違う大学を志望校に書くことをおすすめします。
すると、明治大学レベルの大学ならばA判定が出るといったことを確認することができるのです。
また、その志望校を志望する人の中での順位や、志望者の中での偏差値などを確認しておくと自分が今どの位置にいるのか、合格までどれくらいの距離にいるのかの目安を知ることができるでしょう。
大学受験模試活用法④本番で実力を出せるようにする
大学受験の模試は、本番だと思って受けるのが大事です。
本番だと思って受けることで、試験に向けた体調管理の方法を練習できるし、どうやったら実力の100%を出しきれるかを研究することができます。
例えば、浪人生で朝が苦手という人は、模試の1周間前くらいから早く寝て、午前中に頭がもっとも回転するという状況にしていかなくてはいけません。
そのためには、どうするのかを模試を本番だと思って考えておく必要があるのです。
こういうことを練習していないと、試験本番で寝不足で頭が働かなくて落ちてしまうことも起きてしまいます。
なので、大学受験の模試は必ず本番だと思って、体調管理などの面も練習しておくことが大切なのです。
大学受験模試活用法⑤滑り止めの大学を探す
大学受験の模試を利用して滑り止めの大学を探すのもおすすめです。
やり方は簡単ですよ。
志望校で、ランクが違う大学を一つずつ書いていきます。
すると、どこかのランクの大学からA判定やB判定が出るはずです。
A判定やB判定の大学は滑り止めに使えます。
同じ大学でも学部によって、偏差値が全然違うことがあるので、とりあえずいろんな大学を書いてみるのがおすすめです。