国際基督教大学ICUは早慶上智やMARCHに比べてどうなの?をテーマに記事を書かせていただきます。
国際基督教大学ICUは偏差値は早慶並み?
国際基督教大学ICUには教養学部アーツ・サイエンス学科しかありません。
しかし、偏差値は65とめちゃくちゃ高いです。
ほぼ早慶並みの偏差値となっています。
MARCHの上位大学のトップの学部並みの偏差値ですよ。
なので、大学ごとに見ると偏差値的にはMARCHよりも上といえるでしょう。
国際基督教大学ICUと早慶上智の違いは?
国際基督教大学ICUと早慶上智との1番の違いはカリキュラムにあります。
普通の大学は経済学部に入ると経済に関してしか学ぶことができません。
しかし、国際基督教大学ICUでは、学びたいことを入ってから自由に選べるのです。
しかも、文系理系の区別もありません。
そして、2年次の終わりに専門分野を決めていく流れになるのです。
入学後に学科を選べる東京大学ですら進むことができる専門分野は入った学部でほぼ決まります。
そういった制限がないというのは国際基督教大学ICUだけですね。
最初の2年間で自分が興味のある学問を文系、理系の区別なく学んだ上で、自分が好きな専攻を選ぶことができるので、将来後悔することはないでしょう。
さまざまな分野の知識を獲得できるので唯一無二の人材になれることと思います。
こういったさまざまな分野の知識を得ることができる大学は他にないでしょう。
かなりおすすめできる大学ですね。
早慶上智にはない魅力があると思います。
やっぱり自分の好きなことを勉強するときが人間って一番やる気がでますからね。
好きなことをやるのが1番ですよ。
国際基督教大学ICUの倍率や難易度はどれくらい?
国際基督教大学ICUの倍率はあまり高くありません。
高くても3倍程度ですね。
学部・学科 | 方式 | 2017倍率 | 2016倍率 |
教養学部 アーツ・サイエンス学科 | 一般A方式 | 2.8 | 2.7 |
一般B方式 | 3.8 | 3.0 |
一般B方式は英語の学部試験の結果を利用するテストなので、多くの人は一般A方式を受験するのがいいでしょう。
倍率的にはA方式の方が低いですからね。
ただ、国際基督教大学ICUはリベラルアーツの学校であるので、試験科目が特殊です。
試験科目は以下のようになっています。
科目 | 配点 |
総合教養 | 80点 |
人文・社会科学または自然科学 | 80点 |
英語(リスニング込み) | 90点 |
合計 | 250点 |
文系、理系問わずあらゆる分野の知識を持っていないと合格するのは難しいでしょう。
なので、国際基督教大学ICUに向けた独自の対策が必要です。
早慶上智よりも対策がしにくいので、難易度は高いといえるかもしれませんね。
国際基督教大学ICUに合格するには?
まずはどんな問題が出るのかを赤本で確認してみましょう。
物理、化学、生物のどういった分野が多く出るのか、総合教養ではどういった問題が出るのかを把握するのが国際基督教大学ICU対策の第一歩になります。
文系理系問わずにさまざまな分野を学ぶ必要があるので、国立大学志望の人が有利となるでしょうね。
国立大学志望者はたくさんの科目を勉強していますからね。
しかもそれだけ勉強する科目が多いにも関わらず偏差値が65と高いので早慶よりも難易度が高いといえるかもしれません。
国際基督教大学ICUを受験するためだけに理科を勉強するというのはもったいないので、東京大学や京都大学レベルの国立大学を目指しながら併願として国際基督教大学ICUを受験するのが効率がいいのではないかと思います。
そうでないと、国際基督教大学ICUは1つの学部しか受験できませんから、落ちた時に行くところがなくなってしまいますからね。
国際基督教大学ICUは試験科目が特殊なので、目指すこと自体がかなり大変でしょう。
目指すだけでもかなりの覚悟がいるのではないでしょうか?
ただ、すごい独自性のある大学なので苦労してでも入学する価値はあると思います。