慶應義塾大学商学部A方式とB方式の違いは?
慶應義塾大学商学部を受験予定の方で、A方式とB方式の違いが気になった方は多いと思います。
簡単に言うと、A方式とB方式は受験科目が違います。
では、倍率や偏差値を考慮すると、慶應義塾大学商学部はA方式とB方式のどっちが受かりやすいのでしょうか?
今回は、慶應義塾大学商学部A方式とB方式の違いをテーマにお話をさせていただきます。
慶應義塾大学商学部A方式とB方式の違いは科目?
慶應義塾大学商学部A方式とB方式の違いは科目です。
A方式は地歴、外国語、数学の3教科なのに対して、B方式は地歴、外国語、小論文の3教科になっています。
つまり、B方式は数学の代わりに小論文で受けることが可能です。
なので、文系の方はB方式で受けることをおすすめします。
慶應義塾大学商学部A方式 →地歴、外国語、数学
慶應義塾大学商学部B方式 →地歴、外国語、小論文
慶應義塾大学商学部A方式とB方式の違いは募集人数?
慶應義塾大学商学部A方式とB方式の違いは募集人数にもあらわれています。
慶應義塾大学商学部の募集人数
商学部A方式 | 商学部B方式 | |
募集人数 | 480人 | 120人 |
A方式の募集人数は480人とB方式の募集人数120人の4倍です。
慶應義塾大学商学部の倍率
商学部A方式 | 商学部B方式 | |
2018倍率 | 3.0 | 9.1 |
2017倍率 | 3.0 | 8.9 |
倍率は、募集人数が圧倒的に多いA方式の方がかなり低くなっています。
A方式の受験科目は、地歴、外国語、数学となっているので、国立受験組でないと受験できないのがA方式の倍率が低い理由でしょう。
なので、慶應義塾大学商学部A方式は国立受験組にとってはかなりの穴場といえます。
一方、B方式は地歴、外国語、小論文で受験可能なので、私立専願組が大勢受験してくるのです。
募集人数が少ない上に、受験者が多いので、倍率はめちゃくちゃ高くなっています。
慶應義塾大学商学部A方式とB方式はどっちが入りやすい?
慶應義塾大学商学部A方式とB方式はどっちが入りやすいかというと、倍率が圧倒的に低いA方式が入りやすいです。
しかし、受験科目で数学があるので、数学を勉強している国立大学受験組しか受けることができません。
なので、国立大学も受ける人は、慶應義塾大学商学部A方式を受けることをおすすめします。
私立専願で考えている方は、わざわざ慶應義塾大学商学部A方式を受験するために数学を勉強するというのは無駄が多すぎるので、B方式を受験するのがおすすめです。
B方式と同じ受験科目(地歴、外国語、小論文)で受けられる慶応の他の学部は、法学部、経済学部、文学部、総合政策学部(外国語と小論文でOK)、環境情報学部(外国語と小論文でOK)とたくさんあります。
慶應義塾大学商学部B方式と併願で法学部、経済学部、文学部、総合政策学部(外国語と小論文でOK)、環境情報学部(外国語と小論文でOK)も受験すると合格確率が大幅に上がるでしょう。
私立の専願組はできるだけ多く受験した方がいいですよ。
国立大学の滑り止めとして受験 ⇒慶応義塾大学商学部A方式