京都大学で倍率や偏差値から入りやすい学部は?
京都大学は、日本で2番目に難しい大学です。
東大と違って自由な校風であり、東大ではなく京大に行きたいという人もいますね。
ブランド力も東大と並び最強です。
今回は、京都大学で倍率や偏差値から入りやすい学部をテーマにお話をさせていただきます。
京都大学倍率と偏差値から入りやすい文系学部は?
京都大学の文系学部で1番入りやすい学部は、総合人間学部です。
次に、教育学部が入りやすいと考えられます。
まずは、以下の京都大学偏差値ランキングをご覧ください。
実は、京都大学文系学部はすべての学部が偏差値67.5となっています。
ただ、センターボーダーは多少違いますね。
しかし、学部によってセンター試験と二次試験の配点割合が違うので、センターボーダーが低いからといって入りやすい学部ではありません。
京都大学文系学部偏差値ランキング
偏差値 | 京都大学・学部・学科 | センターボーダー |
67.5 | 総合人間学部総合人間学科 文系 | 94% |
文学部人文学科 | 88% | |
教育学部教育科学科 文系 | 87% | |
法学部 | 86% | |
経済学部経済経営学科 文系 | 88% |
こちらが京都大学の倍率です。
法学部と経済学部の倍率が低くなっています。
どちらの学部も3倍を切っているほど低いです。
ただ、看板学部である法学部と経済学部が入りやすいとは思えません。
京都大学文系学部倍率一覧
京都大学・学部・学科 | 2018倍率 | 2017倍率 |
総合人間学部総合人間学科 文系 | 4.2 | 3.9 |
文学部人文学科 | 3.2 | 3.1 |
教育学部教育科学科 文系 | 3.4 | 4.4 |
法学部 | 2.6 | 2.5 |
経済学部経済経営学科 文系 | 2.8 | 2.6 |
京都大学も東京大学と同じで、学部は違っても入試問題自体は共通となっています。
(ただし、数学と国語は文系と理系で別です。)
なので、合格最低点の割合が低い学部が入りやすいと考えられます。
ただし、センター試験と二次試験の割合が学部によって異なるので、正確なデータとはいえませんが、参考程度にはなるでしょう。
京都大学文系学部合格最低点一覧
京都大学・学部・学科 | 2017合格最低点 | 割合 |
総合人間学部総合人間学科 文系 | 478.16/800 | 59.8% |
文学部人文学科 | 465.21/750 | 62.0% |
教育学部教育科学科 文系 | 545.20/900 | 60.6% |
法学部 | 498.60/820 | 60.8% |
経済学部経済経営学科 文系 | 506.55/800 | 63.3% |
上の表から、京都大学文系学部で、合格最低点の割合がもっとも低いのは、総合人間学部です。
次に教育学部が低くなっています。
よって、総合人間科学部が1番入りやすい、2番目に教育学部が入りやすいといえるでしょう。
京都大学倍率と偏差値から入りやすい理系学部は?
京都大学で倍率と偏差値から入りやすい理系学部は、医学部人間健康科学科です。
2番目に入りやすいのが、工学部工業化学科になります。
まずは、こちらの京都大学理系学部偏差値ランキングをご覧ください。
京都大学理系学部偏差値ランキング
偏差値 | 京都大学・学部・学科 | センターボーダー |
72.5 | 医|医 | 92% |
67.5 | 農|食品生物科学 | 86% |
経済|経済経営理系 | 87% | |
65.0 | 総合人間|総合人間理系 | 90% |
教育|教育科学理系 | 87% | |
薬 | 86% | |
工|地球工 | 86% | |
工|建築 | 86% | |
工|物理工 | 86% | |
工|電気電子工 | 87% | |
工|情報 | 88% | |
農|資源生物科学 | 85% | |
農|応用生命科学 | 86% | |
62.5 | 医|人間健康科学 | 82% |
工|工業化学 | 84% | |
農|地域環境工 | 84% | |
農|食料・環境経済 | 85% | |
農|森林科学 | 83% |
偏差値的には、以下の5つの学部学科が偏差値がもっとも低く、入りやすいと考えられます。
医|人間健康科学
工|工業化学
農|地域環境工
農|食料・環境経済
農|森林科学
さらに、この中からもっとも入りやすい学科を絞り込むために、倍率を見てみます。
京都大学理系学部倍率一覧
京都大学・学部・学科 | 2018倍率 | 2017倍率 |
医|人間健康科学 | 2.6 | 3.8 |
工|工業化学 | 2.8(学部全体) | 2.8(学部全体) |
農|地域環境工 | 2.5(学部全体) | 2.3(学部全体) |
農|食料・環境経済 | ||
農|森林科学 |
すると、農学部が倍率が低いことがわかりました。
次に合格最低点を見てみます。
学部によって、センター試験と二次試験の配点割合が違いますが、参考にはなるでしょう。
すると、医学部人間健康科学科の合格最低点がかなり低いことがわかりました。
センター試験と二次試験の配点割合が違うことを考慮してもここまで合格最低点が低いのは、他よりも入りやすいといっていいでしょう。
しかし、医学部人間健康科学科は、元は看護学専攻、検査技術科学専攻、理学療法学専攻、作業療法学専攻だったものがまとめて一つになった学科です。
そのため、看護や理学療法などに興味がない方は進学しない方がいいでしょう。
あくまでも医療系の資格をとる目的の学部なので、一般企業への就職を考える方には向きません。
なので、受験者層が絞られ、入りやすいのだと考えられます。
そのため、一般企業への就職を考える方で京都大学ならどこでもいいから入りたいという方は、工学部工業化学科が入りやすいので、おすすめです!
その次は、農学部地域環境工、食料・環境経済、森林科学の3つの学科がいいでしょう。
京都大学理系学部合格最低点一覧
京都大学・学部・学科 | 2018合格最低点 | 2017合格最低点 |
医|人間健康科学 | 549.18(54.9%) | 517.16/1000(51.7%) |
工|工業化学 | 614.76(61.5%) | 574.08/1000(57.4%) |
農|地域環境工 | 668.05(63.6%) | 629.90/1050(60.0%) |
農|食料・環境経済 | ||
農|森林科学 |
✅ 旧帝大で入りやすい穴場学部について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。