九工大の偏差値が低い理由は?
九工大(九州工業大学)は、九州大学工学部の滑り止めとして受験する人が多い大学です。
九工大(九州工業大学)と九州大学はどちらも福岡県にある国立大学なので、前期で九州大学工学部、後期で九工大を受験する人が多いんですね。
九州大学に比べて、九工大は偏差値が低いので、教育レベルが低いのではないかと不安に思っている人がたくさんいます。
そこで今回は、九工大の偏差値が低い理由をテーマにお話をさせていただきます。
九工大の偏差値は低い?
九工大の偏差値は九州大学と比べるとかなり低いです。
九州大学工学部の偏差値は、55.0-67.5とトップレベルの高さです。
やはり、旧帝大の一つなので、人気が集中するのも当然といえるでしょう。
一方、九州工業大学工学部の偏差値は、47.5-57.5となっていて、九州大学に比べると平均10程度偏差値が低くなっています。
大学・学部 | 偏差値 |
九州大学 工学部 | 55.0-67.5 |
九州工業大学 工学部 | 47.5-57.5 |
九州工業大学 情報工学部 | 47.5-55.0 |
九工大の偏差値が低い理由は?
九工大の偏差値が九州大学に比べて低い理由について考えてみたいと思います。
九工大は単科大学だから人気がない
九工大の偏差値が低いのは、九工大は単科大学だからです。
九工大には、工学部と情報工学部しかありません。
なので、大学の規模が九州大学に比べるとかなり小さいのです。
大学は勉強をするところではありますが、サークル活動や人との出会いなども大学生活においてはとても大切なことでしょう。
単科大学だと、学生の数、出会える人の種類などに限りがあります。
また、ただでさえ理系学部は女子が少ないのに、単科大学だと他の学部の女子と出会うことすらありません。
なので、大学生になったら彼女を作りたいと考えている人にも不利な環境といえるでしょう。
結果として、九州大学に比べると、かなり人気が劣るため偏差値も低いと考えられるのです。
九工大は知名度が低いから
九工大は知名度が低いということも偏差値が低い理由の一つでしょう。
私は関西出身ですが、九工大という大学は知りませんでした。
おそらく九州に住んでいる人以外では、かなり知名度が低いと考えられます。
一方、九州大学は旧帝大の一つとして有名ですから、知らない人はほとんどいないでしょう。
九工大は偏差値はそれほど低くないですが、大学の知名度が低いので、一般の方には、学歴が低いと思われてしまう場面もあるかもしれません。
また、知名度の低さは就職活動でも不利となる場合があるでしょう。
九州大学に比べると、就職活動や日常生活において学歴で不利になる場面が出てくるのは仕方がないと考えられます。
九州大学落ちで九工大に行くべきか?浪人すべきか?
前期で九州大学工学部に落ちて、後期で九工大に合格した場合、九工大に行くべきか、浪人すべきかというのは難しい問題といえるでしょう。
九工大は九州大学に比べると、偏差値がかなり低いので、少しもったいない気がします。
九州大学工学部に落ちる人でも早慶などには合格できる学力の人はたくさんいますからね。
なので、九州大学工学部に落ちた場合、私立大学への進学が可能であれば、早稲田大学や慶応大学の理工学部に進学するのがおすすめです。
私立大学の学費が高いという方は、奨学金を借りてでも早慶だったら進学する価値はありますよ。
東京で大学生活を過ごすという経験や大学のネームバリューを考えると、余裕で元をとれるでしょう。
しかし、地元の国立大学にしか進学を許してもらえない方は、九工大に行くしかありません。
どうしても九工大では満足できないならば、浪人するしかないでしょう。
個人的には、九州大学のような有名大学に行った方が、同級生にも凄い人や面白い人がたくさんいるので、人生を充実させることができると思います。
人生というのは長いですから、1年くらいならば浪人して九州大学に挑戦するのもいいでしょう。