模試の解き直しは、模試を受けた当日の夜に行うのがおすすめです。
これは、模試を受けた直後が1番覚えているから。
今回は模試の解き直しのやり方を詳しく説明させていただきます。
目次
なぜ模試の解き直しをするのか?
模試の解き直しの目的は、”次に同じような問題と出会ったときに正解できる”ことです。
模試で出たのと同じ問題が入試本番で出ることはよくあるので、模試で出たのと似た問題が出た時に備えて復習をしておくというのが模試の解き直しの目的になります。
では、模試の解き直しはいつ、どのようにすればいいのでしょうか?
模試の解き直しのやり方
模試の解き直しのやり方で大切なポイントを解説していきます。
模試の解き直しは模試を受けた当日の夜にする
模試の解き直しは模試を受けた当日の夜にしましょう。
当日の夜が1番模試について覚えていて、どこがわからなくて、どこがわかったかを1番覚えているものです。
なので、模試の解き直しは当日夜がベストになります。
当日にしておかないと、模試はだいたい日曜日にあるので、次の日に学校があるとすると、月曜夜以降になってしまいます。
時間がたつと内容も忘れてしまうし、面倒になってずるずるやらないということが起こるのです。
なので、模試の解き直しは必ず当日夜にやりましょう。
自己採点して間違った問題と正解したけど、わからなかった問題だけでいいので、1時間くらいで終わると思います。
この少しの努力をできるかが受験の勝敗をわけるといえるでしょう。
模試の解き直しは間違えた問題とわからなかった問題?
模試の解き直しは、間違えた問題だけではなく、正解したけどわからなかった問題もやりましょう。
模試はあくまでも試験本番で解けるようにするために行うので、たまたま勘で正解した問題に対しても行わなくてはいけません。
正解したけどわからなかった問題がどれかというのは、模試を受けた当日じゃないと覚えていないでしょうあから、模試の解き直しは当日夜にするのがおすすめなのです。
模試を受けているときに、勘で選んだ問題には星印をつけておくといったような自分だけがわかる印をつけておくと解き直しするときに便利でしょう。
模試の解き直しは何度もする
模試の解き直しは何度もしましょう。
参考書と同じで1回解き直しただけだと、すぐに忘れてしまいます。
解き直した翌日、1週間後、さらに2週間後、さらに1か月後といったように参考書と同じ要領で何度も復習することが大切です。
ただ、模試を何度も受けていると、復習の手間がどんどん増えていきます。
そんな方は、模試の復習ノートを作るのがおすすめです。
模試で間違った問題やわからなかった問題の要点をまとめておくノートになります。
自分の字でまとめるのもいいし、模試のコピーを貼って作るのもいいでしょう。
とにかく、間違った問題だけをまとめて一気に復習することができるノートを作っておくと効率的に復習することができて便利なのです。
似たような問題が出ても解けるようにする
模試と全く同じではなくても似た問題が出た時にも解けるように模試の解き直しをしましょう。
本番では、模試と全く同じ問題はでません。
しかし、似た問題は出ることが多いのです。
似た問題とは、数値などは変えられるが、考え方はほとんど同じ問題になります。
模試を復習するときは、問題の周辺知識もまとめておくと、似た問題に対応できる可能性が高くなるのでおすすめです。