今日は休みだけど何かいい映画ないかな?
という方のために、人生を豊かにしてくれる映画を紹介します。
目次
第14位 バニラスカイ
今、ここにある現実が全てとは限らない。
私達の日常はあっという間に崩れ落ちてしまうし、変わっていってしまう。
そんな、普段は忘れているけれど、実は当たり前のことをおもい知らさせてくれる映画です。
テンポのある、エンターテイメント性の高い映画でもありますよ。美女達の共演も魅力の1つです。
不思議なのが、作品を見終わった後には、毎日の生活を大事にしよう!丁寧に生きよう!
なんて思ってしまうこと。
第13位 しあわせのパン
北海道でカフェを営む夫婦のもとに訪れるお客さんを通じてストーリーが進んでいきます。
民宿のような役割も果たしており、そこに宿泊するお客さんは少し訳あり。
お客さんが抱える問題を紐解きながら、お店の夫婦の関係にも迫って行くのですが、きっと観ている人は涙無くして見れません。
ストーリーは春夏秋冬の4つに大きく別れています。各シーズンに訪れるお客さんの抱える問題は、きっと誰しもが感じたことのある問題です。
ストーリー以外でぜひ注目してほしいポイントは美しすぎる映像です。
北海道ならではの季節の情景は、観終わった後に行きたくなること間違いなし。
また、おいしそうなパンやコーヒーなど食事の風景はまるでスクリーンを飛び越えて匂いがしてきそうです。
美しい映像とやさしい言葉とストーリーで、ほっこりできる映画です。
第12位 キューティー・ブロンド
チャーミングな主人公・エル。
しかし、派手なピンクのお洋服やお洒落が大好きな外見から、軽い女と見られたり、バカにされることもしばしばあります。
そんなエルがなんと自力でハーバード大学に合格。
途端に寄ってきた男たちをバッサリとフッて見返すシーンは本当にスカッとしました(笑)
自分らしさを貫き、男性に何を言われようと流されない強さにジーンと感動しました。
本当に内面を愛してくれる男性を選び、共に歩む姿も、憧れます。
第11位 LA LA LAND
LA LA LANDは、数々の賞を受賞しているだけありとても良い作品でした、
「あの時こうしていたらもっと幸せな『今』だったかもしれない」
「なんであの時自分はこうしてしまったのだろう」
と思うことはほとんどの人が経験することだと思います。
しかし、「あの時こうしていたら」『今』の自分がないことも確かで、もしかすると違う部分で、自分や、自分の身の回りの人が『今』より幸せとは言えない『今』を送っているかもしれないと考えさせられる映画です。
これまで自分が選択してきた道があるから『今』の自分が存在できている、それが一番幸せであり、行き着くべき『今』だったんだ、と思うことの大切さを教えてくれる映画でした。
第10位 ペネロピ
裕福な家に生まれたペネロピという女の子が主人公です。
しかし、ペネロピは呪いをかけられて、生まれつき豚のような鼻を持っていました。
なので、自分に自信がなくて、1度も外に出ず、人と会うことも嫌がっていたのです。
”名家の男の人と結婚すると呪いが解ける”と信じられていたので、ペネロピは、たくさんの男の人と会うことに。
しかし、みんなペネロピの鼻を見ると怖がって逃げてしまうのです。
けれど、1人だけ、あまり良い家の生まれではないですが、マックスという男はペネロピの鼻を見ても逃げなかったのです。
ペネロピはマックスの言葉をきっかけにお城の外に出ることに決めました。
外に出てみて初めて、今まで気にしていた鼻を含めて自分なのだということに気付くことができたのです。
そして、自分に自信を持つことができました。
すると、呪いが解けて普通の鼻に戻ったのです。
その後、マックスと結婚して幸せになりました。
自分のコンプレックスを受け入れるということは勇気がいることですが、自分を知って認めてあげることの大切さを感じさせてくれる映画です。
また、映像がとても綺麗でペネロピの服装やお部屋の小物などかわいいものがたくさん使われています。
まるでおとぎ話の世界のようで、10代から20代の女性好みの映画だと思います。
第9位 リトル・フォレスト
主人公のいち子は、街に出てスーパーに行くのにも一苦労な東北の山奥に1人で住んでおり、ほぼ自給自足の生活を送っています。
そんな彼女の夏、秋、冬、そして旅立ちを描いた春の四部作になっています。
土を耕し、種を植え、野菜を育て、加工し、時には山の恵みも頂いたりしながら、日々、自分の食べるものを食べるために働く…
お店に行けばなんでもある今の時代だからこそ、食べるに行き着くまで、こんなに時間と手間がかかっているのかと、その有り難みを知り、深く感動します。
いち子の作る四季折々の美味しそうな食卓も見どころの一つです。
第8位 シンデレラ
2015年に実写版が公開され、現実世界ではあり得ない事だけど、素晴らしい物語です。
シンデレラのストーリーは小さい時に何度も絵本を見たので熟知しておりますが、映画では絵本に描いていないような部分があります。
1人の女性が両親を早くに亡くし、継母といじわるな姉に翻弄されながら母と約束した「勇気と優しさを忘れないで」という言葉に感銘を受けたのです。
自分を見つめなおす事が出来たと言いますか、勇気と優しさを常に持っていれば魔法に変わる、この現実世界に魔法はないけれど、魔法のような奇跡があるかもしれないです。
優しさも時に人に力を与えるもの、と当たり前の事だが考えさせられ、私自身も心掛ければ何かが変わるかもしれない、恋愛も変わるかもと思ったのです。
常に、は無理かもしれませんが、子供の時に読んだ物語に大切な事を教わり幸せな気持ちになった事を覚えています。
第7位 ストロボエッジ
この映画の主人公は高校生の女の子です。
この主人公は、彼女がいる人を好きになり、彼女がいることを知りながら告白しました。
もちろんこの告白は失敗に終わりましたが、主人公は、告白が失敗に終わることをわかっていながら、自分の気持ちを伝えるだけでも伝えたいという思いで告白をしました。
今、片思いをしている女性は、相手に彼女がいようが断られることが予想できている相手だとしても、自分の気持ちを相手に伝えることが重要だということをこの映画を観ることで考えさせられるのではないかと思います。
第6位 プラダを着た悪魔
鬼の様な理不尽な事を言われても、てんてこ舞いになりながらペースをつかみ、日々仕事をこなす。
仕事のペースをつかむ一方で、プライベートがガタガタになっていく。それでもやっぱり仕事が優先になる。
主人公のアンハサウェイの気持ちに強く共感できました。
オシャレに興味のなかった彼女が徐々にオシャレになっていき、ついにはパリのショーに同伴!パリの映像がとても綺麗でした。
そして、最後は清々しい彼女の顔が本当に可愛くみえました。何度観ても面白い映画です。
第5位 キャロル
この映画は女性同士の愛をテーマにしています。
しかし異性、同性に関わらず、どうしようもなくある人に惹かれてしまう気持ちが美しく描かれています。
一度はこれほど激しい恋心を抱いてみたい、と誰もが思うようなストーリーです。
作品を魅力的にしているのは、何と言っても主人公の女性2人です。
どちらも違うタイプですが、惚れ惚れしてしまうほどカッコよく、美しいです。
それだけでなく、内面には人間臭い感情を抱えていて、親近感が湧きます。
甘いだけでない大人のラブストーリーを味わいたい方にとてもオススメです。
第4位 スライディング・ドア
グウィネス・パルトロウ主演の映画です。
誰でも人生で「あの時ああしていれば良かったのに!」と悔やむ場面があると思います。
その時違う選択をしていたら、少しだけタイミングが違ったら、人生はもっといい方向に変わったか?
この映画は、そんな疑問に答えてくれます。
映画の中で主人公は、会社をクビになった帰りに、電車を一本逃し、 タクシーで帰ったが降りたところでひったくりに遭い、電車を逃したことをとても後悔します。
では、もしもその電車に乗れていたらどうなっていたのか…
そこから主人公が電車に乗れた場合のもう一つのストーリーが展開していきます。
この映画の感動するところは、2パターンのどちらのストーリーでも、出会うべき人に会うことや、人生の重大な出来事は、どこかのタイミングで共通して起こることです。
そのことから、人生の避けて通れない運命の存在を感じます。
しかし、だからこそ、何か迷いや後悔を持っている人に、現状を受け入れ未来に向う力をくれる作品だと思います。
第3位 君の名は
非現実的な世界観で、実際起こりうることがない出来事が、起きてしまった場合。
人はどのような感覚で、どのような感情で向き合っていくのか。
非常に考えさせられる映画です。
もし、他人の心と入れ替わったら。その子の気持ちになれるのか。その子の何に自分はなれるのか。
人との向き合い方や、人の気持ちを考えることの大切さや難しさが現実的で、今の世の中とリンクする部分が多くあり、興味深い映画でした。
第2位 かもめ食堂
淡々とした雰囲気で進んでいく物語です。
でも、なぜかこの淡々とすごされていく日常を見ているだけで、癒されたり、なんだか自分も頑張ってみようかなって思ってしまう映画です。
遠い異国の土地で、一人頑張って食堂を営む女性の姿は、とても魅力的にみえます。
その中で出会って、絡み合っていく女性同士の友情が、また素敵ですし、最初はうまくいかなかったお店も軌道に乗っていく様子が、勇気付けられる感じがして、いろんな女性に見て欲しい邦画です。
第1位 ライフ・イズ・ビューティフル
私は「ライフ・イズ・ビューティフル」が今まで観た映画の中で一番心に残っています。
物語は、第二次世界大戦頃のことです。
幸せな家庭に恵まれ妻と一人息子と過ごしてきた主人公は、ユダヤ人であるがためにユダヤ人迫害を受け強制収容所に入れられ、先に妻が死んでしまいます。
しかし、強制収容所に入れられ、辛い毎日であるにも関わらず、主人公は息子に「これはゲームだ」と言って楽しい事をしているんだよと教えるのです。
自分が銃で撃たれる直前まで、ゲームをしているように息子に振る舞う姿に涙が止まりませんでした。
本当にあのような時代があったのかと思うととても悲しく人種差別や平和について考えさせられる映画でした。