年間税金としていくら、払っているかを考えてみます。
ただの手取り収入を計算するだけじゃありません。
消費税や酒税、ガソリン税などの払っていないようで
実は払っている税金というものも考慮に入れてみます。
モデルケースは現代の大学卒業時の新卒の初任給として
23歳一人暮らし男性の平均支出を参考に、試算してみます。
以外と、税金っていくら払っているか分からないですよね。
働いている方ならまだしも、学生の頃なんて、
アルバイトしても年収100万円超えないことが
ほとんどですからほとんど税金を払っているという
感覚はないでしょう。
この記事は、学生の人ならば、将来これだけ
税金として支払わなければいけないことを知るために
そして、現在、社会人の人には、自分が払っている税金を
正確に把握して欲しいと思い書きました。
私達は、もっとこれだけ払っているんだから
これだけの社会保障をしてくれというように
より政治に関わっていかなければいけないです。
このブログがそのきっかけになれば嬉しいです。
大卒初任給における税金の割合
厚生労働省の発表したデータによると2014年の
大卒初任給の平均は月20万400円だということです。
ボーナスがないとすると、
年収が、240万4800円となります。
ここから、多種の税金が引かれたものが手取り収入になります。、
社会保険料(年間)34.2万
所得税(年間) 4.3万
住民税(年間) 9.2万(次年度)
___________________
手取り年収 192万7800円(月16万650円)
まだまだ、これくらいならやっていけそうですね。
では、家賃、食費、交際費、ガソリン代についても
考えてみましょう。
家賃 月5.5万(全国のワンルームの家賃相場)
食費 月2.8万(一人暮らしの平均)
光熱費 月1万
通信費 月0.65万
インターネット 月0.5万
交際費 月2万
おしゃれ費 月2万
日用品、医療費など 月0.3万
たばこ 月1万
ガソリン 月0.3万
________________
計 月15.75万
このうち、すべてに消費税8%がかかりますから、
月1.1万が消費税として支払われています。
これは年間13.2万円になります。
さらに、酒(ビール)の酒税35%を概算すると、
交際費の17.5%としても、月0.35万
たばこ税60%を概算すると、月0.6万
ガソリン税50%を概算すると、月0.15万
_____________________
計 月1.1万
年13.2万
これらを手取りから引くと
給料のうち、税金を抜いた割合は、
月13.865万円(69.2%)
年166.38万円(69.2%)
とのことでした。
これは、給料に対する69.2%になります。
もちろん、収入が上がるにつれて
所得税や社会保険料が増加しますから
税金の割合は増加します。
日本の税金は高いのか?
試算した結果は、いかがだったでしょうか。
予想的には、もっと税金の割合が高いように
想定していたのですが、意外と30%程度という
結果になりました。
それよりも、社会人1年目の収入だと
全く貯金が出来ないことが分かりますね。
実家住みで家賃を払わない、会社から家賃補助が
出るということがない限り、
貯蓄をしていくのは難しいですね。
日本の税金が高いかというのは、
税金の割合からだけ述べられる議論ではないです。
たとえ、税金が収入の7割を超えていたとしても
年金や子育てなどの社会保障が充実していれば
国民は文句をいくことはありません。
しかし、昨今の年金支給年齢の引き上げや
年金の減額、子育てに関する国の支援の不足
という状況を考えると、
日本の税金は、高いといわざるをえないでしょう。
やはり副業が必要!?
現在の日本経済の状況からして、給料に占める
税金の割合は今後も増加していくことは間違いありません。
そればかりか、現在新社会人になった人たちは、
40歳くらいをピークに収入が減少していくと
言われています。
なぜなら、少子高齢化により、日本の人口の減少に
伴い、産業全体の内需が縮小するからです。
結果的に、われわれの給料も減少することになります。
自分が生きていくお金すら残らないという
事態になりかねませんね。
趣味に使うお金なんて全く残らなくなるでしょう。
そのとき、私達は、何のために働くのでしょうか。
もっと私達は、日本の将来を見据えて
個人が人生の戦略を考えていく時代に突入したのでは
ないでしょうか。
私は、将来、
個人が、インターネットを通して、世界から
収入を得なければ生きていけない時代が
来るのだろうと予見しています。
このブログでは、インターネットを通して得る
副業に関する情報を数多く発信しています。
もっとお金に真剣になりましょう。