成城大学とは、東京都世田谷区にキャンパスを置く私立大学です。
あまり聞きなじみがないかもしれませんが、同レベルの大学を総称して日東駒専のように、成成明学獨國武などと呼ばれることがあります。
せいせいめいがくどっこくむと読み、左から成蹊大学、成城大学、明治学院大学、獨協大学、國學院大學、武蔵大学の計6大学です。
難易度としては、日東駒専の上、MARCHの下といったところでしょうか。
第一志望といてはもちろんのこと、滑り止めとして受ける方も多い印象です。
学部は経済学部、文芸学部、法学部、社会イノベーション学部の計4つ。
理系学部がなく、完全に文系の大学となっています。
このレベルで文系だと就職が厳しいのではと思う方もいるかもしれませんが、就職率は結構良いみたいで、90%ほどあるそうです。
今回は、成城大学の難易度はどれくらいかをテーマにお話をさせていただきます。
成城大学の難易度やレベルはどれくらい?
成城大学の難易度 | 普通 |
偏差値 | 55 |
センターボーダー | 75% |
成城大学の難易度は、偏差値でいうと55くらいです。
センターボーダーはばらつきがありますが、75%前後となっています。
総合して成城大学の難易度は普通といえるでしょう。
とはいっても、偏差値は50を超え、MARCH志望者が滑り止めとして受けるくらいなので、決して侮ることはできません。
また、学部は全部で4つのみと他大学と比べ、選択肢が狭くなっています。
倍率についてですが、どの学部も5~6倍あり、全体的に上昇傾向にあります。
今後も倍率が上がる可能性があります。
情報をきちんと整理し、対応していけば、成城大学は十分合格が狙える大学といえます。
成城大学の難易度はどれくらいか学部ごとに考察
一概に成城大学といっても、学部によってレベルがやや異なります。
そこで成城大学の学部ごとの難易度を成城大学の中で比較していきたいと思います。
情報を整理することで入りやすい学部や興味のある学部が出てくるはずです。
それでは、偏差値やセンターボーダーが低くて入りやすい穴場の学部を見ていきましょう。
成城大学経済学部の難易度
成城大学経済学部の難易度 | 難しい |
偏差値 | 55.0~57.5 |
センターボーダー | 82%~84% |
倍率(一般入試合計) | 2018:6.4倍 2017:3.3倍 |
成城大学経済学部の難易度は成城大学の中では、難しい学部です。
偏差値は約55、センターボーダーは84%と注意が必要です。
定員は360名、経済学の他、経営についても学べます。
経済学部は経済、経営の2学科があります。
どちらもさほどレベルは変わりませんが、経営の方がやや簡単になっているようです。
特に経営は他大学においてかなり人気になっているイメージがあるので、ここを狙ってみるのもありだと思います。
倍率は2017年に3.3倍、2018年に6.4倍と急上昇していますので、注意が必要です。
成城大学文芸学部の難易度
成城大学文芸学部の難易度 | 普通 |
偏差値 | 52.5~57.5 |
センターボーダー | 78%~81% |
倍率(一般入試合計) | 2018:5.2倍 2017:3.4倍 |
成城大学文芸学部の難易度は成城大学の中では、標準的なレベルの学部です。
国文学科、英文学科、芸術学科、文化史学科、マスコミュニケーション学科、ヨーロッパ文化学科があります。
英語の他、ヨーロッパ文化について学べる学部があるのは魅力的ですよね。
他にあまりない学科だと思うので、ヨーロッパ文化学科を狙って受験するのもありだと思います。
就職率は90%以上で、3割以上がマスコミ、教育、サービス業で働いているそうです。
定員は375人で、学科あたりだいたい60人です。
少人数教育によって一人一人の能力を引き出してくれそうですね。
成城大学法学部の難易度
成城大学経済学部の難易度 | 普通 |
偏差値 | 57.5 |
センターボーダー | 73%~76% |
倍率(一般入試合計) | 2018:4.2倍 2017:2.5倍 |
成城大学法学部の難易度は成城大学の中では、標準的なレベルの学部です。
法学部はレベルが高いところがどの大学も多いので、ここは狙い目ですね。
また、法学部志望の方は他大学の法学部を第一志望で受けて、第二志望でここを選択するのもありですね。
受験方式によってはセンターボーダーが73%のところもあり、受けやすくなっていますね。
定員は240人です。
他大学に比べるとやや少ないように感じますが、成城大学はどの学部も少人数となっています。
倍率は大幅に上がっているので今後も確認していきたいところです。
しかしながら、他学部と比べると、倍率は低めとなっています。
成城大学社会イノベーション学部の難易度
成城大学社会イノベーション学部の難易度 | 普通 |
偏差値 | 55.0~57.5 |
センターボーダー | 76% |
倍率(一般入試合計) | 2018:5.2倍 2017:4.2倍 |
成城大学社会イノベーション学部の難易度は成城大学の中では、標準的なレベルの学部です。
偏差値55.0~57.5、センターボーダー76%と対策していけば問題ないレベルです。
しかし、倍率は高騰しているので注意が必要です。
新しい価値をもたらすイノベーションがどう創り出されるか考える独創的な学部です。
政策イノベーション学科と心理社会学科があり、定員は240名です。
他の大学にない珍しい学部ですので、興味がある方はぜひ狙ってみてください。