津田塾大学のレベルはどれくらいか?
津田塾大学は明治時代に、津田梅子氏が「女子英学塾」として創設した学校が、昭和時代に変遷を重ねて現在に至る非常に歴史ある大学です。
今回は、津田塾大学の偏差値など、レベルをもとに周りの大学との比較などをしていきたいと思います。
今回はこの記事を通して、津田塾大学の受験を検討している人もそうでない人も、津田塾大学について知ってもらえたらと思います。
なお、この記事は津田塾大学の公式ホームページなどのインターネットの情報と、私の友人で津田塾大学に通っている友人の情報を参考に書きました。
津田塾大学のレベルはどれくらい?
津田塾大学の偏差値は以下の通りです。
学芸学部 50.0-55.0
総合政策学部 60.0
学芸学部では英文学科と国際関係学科の偏差値が高くなっています。
津田塾大学のレベルは、偏差値的には、成成明学獨國武とMARCHの間のレベルになるでしょう。
成成明学獨國武の偏差値は50~55で、MARCHの偏差値はだいたい60ですからね。
なので、日東駒専よりはかなり上のレベルです。
近年、世間では、津田塾大学の偏差値が低下傾向にあるといわれています。
しかし、2019年度の新設学科(多文化・国際協力学科)の導入によっては、今後人気が出てくるかもしれませんね。
津田塾大学とレベルが同じ大学はどこか?
津田塾大学は2学部しかなく、偏差値は学科によって50~60とさまざまです。
中央値をとると、津田塾大学の偏差値は55程度と考えられるでしょう。
すると、偏差値55の大学が津田塾大学と同じレベルの大学となります。
私立大学では、成成明学獨國武の大学群が近いレベルになるでしょう。
具体的には、成城大学・成蹊大学・明治学院大学・獨協大・國學院大・武蔵大の6大学になります。
国立大学では、埼玉大学、千葉大学、東京海洋大学、東京学芸大学などが有名です。
他にも、埼玉大学、電気通信大学、東京農工大学、首都大学東京、学習院大学などの大学も津田塾大学とレベルが同じといえるでしょう。
津田塾大学とMARCHならどっちに進学すべき?
津田塾大学とMARCHならMARCHに進学するのがおすすめとなります。
やはりMARCHの方が津田塾大学よりも知名度やブランド力が高いため、就職で有利になるからです。
津田塾大学は2学部しかありませんが、MARCHは総合大学なので学部も多く、学生数も数万人の規模となっています。
スポーツや芸術などのさまざまな分野で卒業生が活躍しており、大学の知名度は圧倒的です。
就職以外でも、大学の知名度は役立つことが多いでしょう。
しかし、津田塾大学に進学するメリットもあります。
津田塾大学には、今も昔も変わらない、社会からの評価があります。
それは、「真面目」、「勤勉」といったイメージです。
この社会からのイメージは、就活などにおいても有利に働くことは間違いありません。
また、MARCH大学すべてに共通して学生の総数が非常に多いということが挙げられますが、これは教授と学生との距離感が遠いともいえ、些細な質問などをすることが難しかったり、勉学の障害となることも多いでしょう。
一方、津田塾大学の小平キャンパスに通う生徒の総数は600人前後と、MARCH大学と比べてはるかに少ないです。
さらには授業で少人数制をとっています。
そのため、教授との距離を縮めることで、授業の能率を上げたり、生徒間でのコミュニケーションを上手く取れることができるんです。
このように、学問の面で特殊な利点を持っているのも津田塾大学の魅力であります。
要するに、人脈や世間からの評価を重視したいならMARCHに進学した方がいいが、少人数のクラスで先生と深く関わり合って学問を極めて、自分の能力を高めていきたいと考える人は津田塾大学に進学した方がいいということです。