
模試に遅刻しても、途中から受験できる場合があります。ただし、主催者・模試・科目によって対応が異なります。受験票の案内を確認し、到着したら受付や試験監督に申し出ましょう。
すでに終わった科目を後から通常通り受けられるとは限りません。問題と解答・解説の受け取り方も、申し込み方法や主催者によって違います。
今回は、模試を遅刻するとどうなるかについて、駿台・河合塾・東進の確認先と、遅刻しないための準備を詳しく解説させていただきます。公式案内の確認日は2026年9月24日です。
模試を遅刻すると受けれる?受けれない?
駿台や河合塾には、遅刻した場合の受験方法を案内する公式ページがあります。自己判断で帰宅せず、申し込んだ模試の案内に沿って対応しましょう。
| 主催者 | 公式案内で確認できる対応 | 到着時・事前の確認先 |
|---|---|---|
| 駿台 | 会場受験の手引きでは、遅刻しても試験時間が短くなるものの受験できると案内。 | 試験会場の「試験事務室」に申し出る。 |
| 河合塾(全統模試) | 遅れて入室したときは、試験監督から問題を受け取って受験するよう案内。 | 教室の試験監督に申し出る。学校で受ける場合は先生の指示に従う。 |
| 東進 | 途中入室の可否・入室できる時刻は、受験する模試と会場の案内を確認。 | 受験票などにある実施校舎・会場へ問い合わせる。 |
出典:駿台模試 会場受験の手引き(PDF)、河合塾 受験準備・受験当日の手順、東進 お問い合わせ案内。
「何分まで遅刻できるか」「リスニングの途中から入れるか」「残りの科目だけ受けられるか」は、受験する模試の受付や監督に確認してください。時間の延長や別室受験が必ず認められるという意味ではありません。
受験できなかった科目について、問題と答えを受け取れた場合は、自分で家で時間を測って解いてみて、どれだけ解けるかを試してみるといいでしょう。ただし、自宅で解いた得点を、そのまま正式な模試の成績にできるとは限りません。
あくまでも模試は本番ではありません。自分がどれだけ解けるかを把握するために受験するのです。遅刻してしまっても、受けられる科目に取り組み、その後の復習に活かしましょう。
ただし、試験本番で遅刻しないように、模試を試験本番だと思って、体調を整えたりして遅刻をしないように普段から練習しておく必要があります。
模試は成績の把握だけでなく、ちゃんと試験に遅刻せずに行って、実力を出し切るための練習の場でもあります。
欠席した場合の返金や問題の受け取り方は、こちらの記事で説明しています。
模試を遅刻するとき連絡は必要?
「遅刻の連絡はすべて不要」とは言い切れません。学校・塾経由の申し込みか、個人申し込みかを分けて確認しましょう。
駿台の会場受験の手引きでは、当日欠席する場合の連絡は不要とされています。一方、遅刻した場合には、会場の試験事務室へ申し出るよう案内されています。欠席連絡が不要でも、遅刻して到着した際の申し出は必要です。
学校や塾を通して申し込んだ場合は、出欠や安全確認のために先生への連絡が必要なことがあります。普段の連絡ルールと、配付された案内を確認してください。
東進の模試では、受験票などに記載された校舎・会場へ確認しましょう。「模試名・氏名・受験番号・到着見込み時刻」を伝え、どこで受付をすればよいか聞くとスムーズです。
電車の遅延や悪天候の場合も、主催者の緊急のお知らせを確認し、到着後に事情を伝えてください。駿台では公共交通機関の遅れについても試験事務室への申し出を案内しています。対応内容は状況によります。
模試を遅刻しない方法
模試を遅刻したくないという人のために、模試を遅刻しない方法を紹介させていただきます。
目覚まし時計は3つ用意する
模試で遅刻しないためには、目覚まし時計を3つ用意しておきましょう。
スマホの目覚ましと、別の目覚まし時計を組み合わせるなど、寝坊が心配な方は予備を用意しておくと安心です。3つは一つの工夫で、必ずその数を買う必要はありません。電池・充電・設定時刻を前日に確かめておきましょう。
こちらは大音量のベルを使った目覚まし時計の一例です。
メーカーのNR523Kの製品案内では、大音量ベルと音量切替の機能を確認できます。音の感じ方や起きやすさには個人差があるので、家族や住環境に合う音量で使ってください。
前日は早めに寝る
朝早く起きるには、前日は早めに寝ることが大切です。
くれぐれも模試があるからといって、徹夜はやめましょう。
前日に無理をして寝不足になると、当日の眠気や集中しづらさにつながります。直前の勉強を詰め込みすぎないようにしましょう。
模試の前日は軽い確認にとどめるなど、準備を終えたら早めに休めるようにしましょう。
10日前くらいから早く寝る習慣を作っておく
いつもは寝るのが遅いと、模試の前日だけ早く寝ようとしても、寝つきにくいことがあります。
模試がある10日ほど前から少しずつ早くねる習慣をつけていきましょう。
寝る時刻は、試験当日に起きる時刻から逆算して決めましょう。10日前という期間は私の経験上の目安です。
私も受験生のときは、宅浪だったので、普段は夜2時くらいに寝て朝10時ごろ起きていました。
しかし、模試があるときは、朝早く起きれるようにするために、10日前くらいから少しずつ早く寝るようにして、朝早く起きれるように調整をしていましたね。
前日のうちに準備をしておく
模試当日の朝は時間がありません。
忘れ物をしないためにも前日のうちに模試を受ける準備をしておきましょう。
模試で必要な持ち物は以下の通りです。
・受験票、または主催者が指定する受験番号の控え
・筆記用具
・勉強道具
・財布
・上着
これに加えて、主催者が使用を認める時計、昼食・飲み物、交通系ICカードの残高も確認しましょう。会場名が大学名だけでなく、どのキャンパスかまで合っているかも大切です。
河合塾の案内では、最初に受ける科目の開始15分前までに会場へ着くよう準備することが勧められています。受験票に別の集合時刻がある場合はそちらを優先し、乗り換えや駅から歩く時間にも余裕を持たせてください。
