国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験の違いは?難易度や偏差値はどっちが上?

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国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験の違いは?

国士舘大学の受験を考えている方、デリバリー入学試験と前期入学試験の違いについて分かりますか。

国士舘大学には独自の入試方式があり、受験生ごとの得意不得意に合わせて受験方式を変えられるため自由度が増しますが、その分どの受験方式が良いのか分からなくなるということもしばしばあります。

ということで今回は、国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験の違いについてお話していこうと思います。

この記事の対象者
・国士舘大学のデリバリー入学試験、前期入学試験を受験する予定
・国士舘大学のデリバリー入学試験と前期入学試験の違いを知りたい
・国士舘大学のデリバリー入学試験と前期入学試験のどちらが入りやすいか知りたい
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国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験の違いは?

まずは、国士舘大学デリバリー方式と前期入学試験の違いについて簡単に表を見ていきたいと思います。

国士舘大学デリバリー入学試験前期入学試験
出願期間1/7(月)~1/25(金)1/7(月)~1/25(金)
試験日2/3(日)2/1(金)~2/5(火)
合格発表2/15(金)2/15(金)
試験会場多い少ない
受験科目数2教科3教科

デリバリー入学試験、前期入学試験は共に国士舘大学の一般入試の入試形式となっています。

その大きな違いはデリバリー入学試験の名前の由来でもある試験会場の多さですね。

基本的に前期入学試験は世田谷のみなのに対し、デリバリー入学試験は札幌、仙台、郡山、水戸、高崎、大宮、柏、津田沼、池袋、世田谷、立川、横浜、小田原、静岡、名古屋、新潟、松本、金沢、広島、福岡、那覇の21会場で受けられます。

出願期間はどちらも同じとなっていますが、試験日は異なります。

デリバリー入学試験は2月3日のみですが、前期入学試験は基本的に2月1日から2月5日までの計5日間あります。

また、特徴の一つとして、受験科目数の違いがあります。

デリバリー入学試験は2教科受験であるのに対し、前期入学試験は3教科受験となっています。

これも受験する方式を考えるうえで重要な要素の一つと言えそうですね。

それでは、ここで一度国士舘大学の受験方式を整理しておきましょう。

デリバリー受験方式 → 試験会場が多い 2教科受験
前期入学試験    → 試験日数が多い 3教科受験
全学部日程と個別学部日程の違いは? 私立大学の入試では、全学部日程と個別学部日程という2種類の受験形式がありますよね。 ...

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験で合格者数から受かりやすいのは前期入学試験?

国士舘大学のデリバリー入学試験と前期入学試験で合格者数から受かりやすいのは前期入学試験です。

国士舘大学のデリバリー入学試験と前期入学試験の合格者数について表にしてみました。

国士舘大学学部・学科デリバリー入学試験前期入学試験
政経学部政治行政学科32人81人
政経学部経済学科86人183人
理工学部理工学科73人193人
法学部法律学科62人166人
文学部教育学科48人92人

国士舘大学はデリバリー入学試験と前期入学試験のそれぞれの募集人数の公表がないため、合格者数から受かりやすさを見ていきたいと思います。

表から見てわかるようにどの学部・学科においてもデリバリー入学試験より前期入学試験の方が合格者数は多くなっています。

よって、合格者数からみると国士舘大学はデリバリー入学試験より前期入学試験の方が受かりやすいです。

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験で倍率から受かりやすいのは前期入学試験?

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験で倍率から合格しやすいのは前期入学試験です。

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験の倍率について表に記しました。

国士舘大学学部・学科受験方式2018年2017年
政経学部政治行政学科前期A総合評価2.35.2
前期Aトップワン2.714.0
前期B総合評価3.25.8
前期Bトップワン2.812.0
デリバリー総合評価6.75.8
デリバリートップワン10.99.1
理工学部理工学科前期A日程3.93.7
前期B日程3.93.8
デリバリー5.04.3
法学部法律学科前期A日程4.01.9
前期B日程3.81.8
デリバリー5.23.2

今まで前期入学試験、デリバリー入学試験の2つでお話していきましたが、その中にもさまざまな受験方式があります。

まず前期Aと前期Bについてですが、前期A日程は2月1日、前期B日程は2月2日となっています。

先ほど、前期入学試験は2月1日から2月5日までといいましたが、2月3日以降に試験があるのは体育学部となっています。

また、総合評価は3教科、もしくは2教科の総合点で合否を決めるのに対し、トップワンは最もよくできた科目1教科で合否を決める方式となっています。

表を見ると全体的に前期入学試験よりデリバリーの方が倍率は多くなっています。

地方会場かつ、少ない科目で受けられるデリバリー入学試験はより人気の受験方式になっているようですね。

よって、倍率面からみると前期入学試験の方が合格しやすいといえます。

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験で偏差値から受かりやすいのはデリバリー入学試験?

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験で偏差値から受かりやすいのはデリバリー入学試験です。

国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験の偏差値を表にまとめてみました。

国士舘大学学部・学科受験方式偏差値
政経学部政治行政学科前期55.0
デリバリー50.0
理工学部理工学科機械工学系前期47.5
デリバリー42.5
法学部法律学科前期50.0
デリバリー50.0

法学部法律学科では同じ偏差値となっていますが、基本的に前期日程の方が高くなっていますね。

よってデリバリー入学試験の方が偏差値から見ると受かりやすいといえます。

結局、国士舘大学デリバリー入学試験と前期入学試験はどちらの方が受かりやすいの?

デリバリー入学試験と前期入学試験、どちらも魅力的な受験方式ですね。

どちらが受かりやすいかは非常に悩ましいですが、結論としては前期入学試験の方が受かりやすいといえるでしょう。

デリバリー入学試験はより簡易的に受けられる分、滑り止めの方や高レベルな方が集中しやすいと考えられるためです。

もちろん地方住みの方は無理をせず、デリバリー入学試験を存分に活用してください。

過去問を対策していけば、合格はそう難しくないでしょう。

ご検討をお祈りしています。

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