関西学院大学で入りやすい穴場の学部はどこか?についてお話をさせていただきます。
●関西学院大学で入りやすい穴場の学部を探している方
●関西学院大学ならどこでもいいから入りたい方
目次
関西学院大学偏差値ランキングから見た学部の序列は?
関西学院大学で1番偏差値が高い看板学部は、国際学部です。最近はどこの大学も国際系の学部の偏差値が急騰しています。関西学院大学も圧倒的に国際学部の人気が高いですね。
その次に偏差値が高い学部は、「教育学部 初等教育学科」「商学部」「文学部の西洋史学科・地理学地域文化学科・日本史学科」です。これらの学部学科は偏差値が58と並んでいるので、どこも同じくらいの難易度でしょう。
それ以降は混戦となっていてかなりの学部が同じ偏差値で並んでいます。
学科ごとに学部の偏差値は違いますが、大体文系学部の序列はこんな感じです。
国際学部>商学部>教育学部>経済学部=社会学部=総合政策学部>文学部=人間福祉学部=法学部=神学部
関西学院大学は、教育学部が強くて、法学部が弱い珍しい大学です。
それでは、入りやすい穴場学部はどこか?について説明したいと思います。
以下は関西学院大学の偏差値ランキングです。
偏差値 | 関西学院大学・学部学科 |
63 | 国際学部 国際学科 |
58 | 教育学部 初等教育学科(学部個別文系) 商学部 文学部 西洋史学科 文学部 地理学地域文化学科 文学部 日本史学科 |
55 | 教育学部 教育科学科 教育学部 幼児教育学科(学部個別文系) 経済学部 社会学部 社会学科 総合政策学部 文学部 総合心理科 文学部 哲学倫理学科 文学部 文学言語/ドイツ文学ドイツ語学科 文学部 文学言語/フランス文学フランス語学科 文学部 文学言語/英米文学英語学科 文学部 文学言語/日本文学日本語学科 法学部 政治学科 |
53 | 教育学部 初等教育学科(学部個別理系) 教育学部 幼児教育学科(学部個別理系) 神学部 人間福祉学部 社会起業学科 人間福祉学部 社会福祉学科 人間福祉学部 人間科学科 総合政策学部 文学部 アジア史学科 文学部 美学芸術学科 法学部 法律学科 |
関西学院大学の文系学部で入りやすい穴場の学部は?
関西学院大学で入りやすい文系学部は以下の表の学部学科です。
入りやすい学部・学科一覧 | 2016倍率・2015倍率 |
教育学部 初等教育学科 | 文系(5.5 5.8)理系(3.2 3.1) |
教育学部 幼児教育学科 | 文系(5.5 7.7)理系(2.0 4.0) |
神学部 | 2.6 3.9 |
人間福祉学部 社会起業学科 | 3.1 6.1 |
人間福祉学部 社会福祉学科 | 3.8 3.3 |
人間福祉学部 人間科学科 | 3.9 3.1 |
総合政策学部 | 文系(2.6 2.9)理系(2.5 2.6) |
文学部 アジア史学科 | 2.7 3.3 |
文学部 美学芸術学科 | 2.0 2.0 |
法学部 法律学科 | 2.8 3.0 |
これらの学部学科が比較的偏差値が低くて入りやすいです。これらの学部学科はどこも偏差値53となっています。
では、これらの学部学科の中でも特に入りやすい学部の学科はどこなのでしょうか?
倍率をみてみると、「文学部 美学芸術学科」の倍率がたったの2倍しかありません。かなり狙い目の穴場学部ですね。
他にも総合政策学部が毎年倍率が3倍未満です。かなり入りやすいはずです。
後は、年度によっては、神学部・文学部 アジア史学科・法学部 法律学科の倍率が3倍未満と低くておすすめですよ。
ちなみに、倍率が低くても受験者のレベルが高かったら意味がないという人もいます。
たしかに、受験者のレベルが高ければ倍率が低くても難しいですが、今回は同じ偏差値の学部の中で比べています。なのでどこも比較的あまり人気のない学部です。
そのため、ずばぬけて頭のいい人はこれらの学部は受験していないはずなので、倍率が低いということは相対的に入りやすい穴場学部であると考えていいでしょう。
まとめると、偏差値と倍率から考えたとき、関西学院大学で入りやすい穴場学部は…
「文学部 美学芸術学科」
「神学部」
「文学部 アジア史学科」
「法学部 法律学科」
ということになります。
✅ 関関同立で1番入りやすい学部を知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
関連記事 関関同立偏差値ランキングからみた入りやすい穴場の学部は?
関西学院大学の人間福祉学部は科目が少なく入りやすい?
関西大学の人間福祉学部の試験科目は、英語と国語のたったの2科目だけです。
配点は、英語200点、国語150点。しかも、漢文は出ません。
社会なしで受験できるので、かなり入りやすい穴場学部と考えていいでしょう。
しかし、その分、倍率は3倍台となっていて受験者が比較的多くなっています。
また、試験科目を減らしたいなら文学部以外の学部を受験することをおすすめします。
なぜなら、文学部以外の関西学院大学の文系学部は国語で漢文が出ないからです。
漢文を勉強しなくていいだけで結構勉強の負担が減ると思います。その分苦手な科目に勉強時間を回せば合格率はグッと上がることでしょう。
関西学院大学の理系学部で入りやすい穴場の学部は?
関西学院大学の理系学部で入りやすい穴場の学部学科は以下のものです。
関西学院大学の入りやすい学部・学科 | 2017倍率・2016倍率・2015倍率 |
理工学部 化学科 | 2.0 1.2 2.6 |
理工学部 環境・応用化学科 | 2.1 1.3 2.7 |
理工学部 人間システム工学科 | 2.6 2.1 3.5 |
理工学部 数理科学科 | 1.9 1.4 3.4 |
理工学部 先進エネルギーナノ工学科 | 2.1 1.3 1.9 |
特に、2017年は数理科学科の倍率が1.9倍しかなくてかなり入りやすかったといえるでしょう。
2016年なんかは、化学科・環境・応用化学科・数理科学科・先進エネルギーナノ工学科の倍率は1倍ちょっとですよ。受験者の8割くらいが合格していたことになります。
ただし、就職のことも考えると、数理科学科はおすすめできません。数学系の学部はどうしても就職先が限られているので、専門を活かした就職が難しいんです。
なので、この中で就職に強いことまで考えて学科を選ぶなら、化学科・環境・応用化学科などの化学系の学部か、人間システム工学科・先進エネルギーナノ工学科などの工学系の学部の方がいいと思います。
化学系学科なら、化粧品・医薬品・化学などの化学系の会社への就職に強いですし、工学系の学部ならメーカーへの就職に強いからです。
✅ 関西学院大学の理系学部で入りやすい学部について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
関連記事 関西学院大学理系学部で入りやすい穴場学部は偏差値や倍率からあの学科
理系の方は、学科を選ぶときは学科の就職の強さを考慮して選んだ方が絶対にいいですよ。関関同立を卒業しても就職先がなかったなんて嫌ですよね。
後、もう1つ学科を選ぶときに注意点として、自分が興味のある学科を選ぶといいですよ。理系は研究をしなければいけないので、興味のない学科を選ぶと苦痛すぎますからね。少しでも興味がもてそうな内容でかつ、就職にも強い学科を選ぶといいですね。