同志社大学で入りやすい・受かりやすい穴場学部は?
同志社大学は関西で最難関の私立大学です。
どこでもいいから入りたいという方も多いでしょう。
そこで、今回は同志社大学で入りやすい穴場学部をテーマにこの記事を書きました。
●同支社大学で受かりやすい学部を知りたい方
●同志社大学ならどこでもいいから入りたい方
●成績が同志社大学にギリギリ受かるかどうか程度の方
同志社大学で入りやすい・受かりやすい穴場学部は?
同志社大学で入りやすい・受かりやすい穴場学部は、以下の学部です。
社会学部 産業関係学科
スポーツ健康科学学部 スポーツ健康科学科
どちらも偏差値が57.5と同志社大学で最も低くなっています。
社会学部は今出川校地にあるため、他の文系学部と同じキャンパスにありながら偏差値が低いです。
なので、サークル活動もやりやすいのでおすすめですね。
スポーツ健康科学部は、京田辺校地にあるため、理工学部や生命医科学部などのあるキャンパスにあります。
今出川校地までは少し遠いですね。
同志社大学で次に入りやすい学部はこちらです。
文学部 英文学科
文学部 哲学科
文学部 美学芸術学科
こちらの3つの学科は、偏差値は60で、例年倍率が3倍程度しかありません。
同志社大学なのに、倍率が3倍しかないのはかなりの穴場といえるでしょう。
文学部は、今出川校地にあるので、立地も問題ないです。
学問的に興味があるなら、おすすめとなっています。
さらに、次に同志社大学で入りやすい学部は以下の通り。
神学部 神学科
社会学部 社会福祉学科
政策学部 政策学科
グローバル・コミュニケーション学部 中国語学科
グローバル地域文化学部 アメリカ学科
いずれも偏差値60ですが、先程紹介した学部よりは倍率が少し高いです。
神学部 神学科は以前は穴場でしたが、近年は少し人気が出てきて倍率も高くなっていますね。
社会学部 社会福祉学科は日本最古の社会福祉学科で、同志社大学の看板学部なので、穴場ですね。
就職の強さを考えると、社会学部 産業関係学科や文学部 英文学科、グローバル・コミュニケーション学部 中国語学科、グローバル地域文化学部 アメリカ学科などの語学系学科がおすすめです。
しかし、神学部や他の文学部は仕事とは関係ないことを学ぶので、他の学部の比べると相対的に就職はよくないと思われます。
ですから、将来の就職のことまで考えると、個人的には、受かりやすい上に企業ウケもいい「社会学部 産業関係学科」がおすすめです。
ちなみに、神学部神学科に入ったからといって就職に不利なることはないようです。
神学部神学科のホームページにはこのような記載があります。
年度によって変動はありますが、一般就職希望者の8割から9割強が内定を獲得しています。内定先は製造、金融、IT・通信、サービス、商社、マスコミなどの一般企業です。この就職状況は他の人文系学部に比べて遜色はありません。また、就職活動において神学部卒業が不利になったということは聞きません。むしろ、面接官の中には関心をもつ方もおられ、学生にとって自己PRのよい機会となるようです。神学部で三つの一神教を学ぶことで、グローバル社会で活躍するために必要な教養を身につけることができるでしょう。
神学部では、イスラーム教、ユダヤ教、キリスト教について学ぶことができ、よりグローバルな視点で物事を考える素養が身につく面白い学部だと思います。
興味があるなら全然入っても損しない学部ですね。
以下、同志社大学の学部ごとの偏差値をまとめたものです。穴場の学部探しの参考にどうぞ。
偏差値 | 同志社大学・学部・学科 | 2019倍率 | 2018倍率 |
65 | 社会学部 社会学科 | 6.6 | 6.9 |
65 | 商学部 商学総合学科 | 5 | 5.3 |
65 | グローバル・コミュニケーション学部 英語学科 | 7.2 | 5.7 |
62.5 | 文学部 文化史学科 | 3.1 | 4 |
62.5 | 文学部 国文学科 | 3.6 | 3 |
62.5 | 社会学部 メディア学科 | 6.1 | 9.8 |
62.5 | 社会学部 教育文化学科 | 4.8 | 4.3 |
62.5 | 法学部 法律学科 | 4.9 | 2.7 |
62.5 | 法学部 政治学科 | 6.3 | 2.4 |
62.5 | 経済学部 経済学科 | 3.3 | 4.6 |
62.5 | 商学部 フレックス複合学科 | 5.2 | 5.1 |
62.5 | 心理学部 心理学科 | 5 | 5.5 |
62.5 | グローバル地域文化学部 ヨーロッパ学科 | 4.4 | 3.9 |
62.5 | グローバル地域文化学部 アジア・太平洋学科 | 4.4 | 3.6 |
62.5 | 文化情報学部 文化情報学科 | 5.8 | 6.9 |
60 | 神学部 神学科 | 7.3 | 6.6 |
60 | 文学部 英文学科 | 3 | 2.8 |
60 | 文学部 哲学科 | 3.1 | 2.6 |
60 | 文学部 美学芸術学科 | 3.5 | 3.4 |
60 | 社会学部 社会福祉学科 | 4.7 | 5.6 |
60 | 政策学部 政策学科 | 3.1 | 4.9 |
60 | グローバル・コミュニケーション学部 中国語学科 | 3 | 6 |
60 | グローバル地域文化学部 アメリカ学科 | 3.1 | 4.3 |
57.5 | 社会学部 産業関係学科 | 4.7 | 5.5 |
57.5 | スポーツ健康科学学部 スポーツ健康科学科 | 4.9 | 4.6 |
※個別日程の偏差値で比較
同志社大学、理系で受かりやすい学部は?
同志社大学の理系学部で受かりやすいのは、
「スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科」
「生命医科学部 医情報学科」
「理工学部 環境システム学科」
「理工学部 電子工学科」
です。
これらの学部は偏差値的には、一番低くて55となっています。
さらに、倍率で絞り込んでみましょう。
以下の表がこれらの受かりやすい学部の倍率をまとめたものです。
同志社大学・学部学科 | 2016倍率 | 2015倍率 |
スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 | 3.0 | 2.9 |
生命医科学部 医情報学科 | 1.6 | 1.8 |
理工学部 環境システム学科 | 2.5 | 2.6 |
理工学部 電子工学科 | 2.3 | 2.0 |
すると、生命医科学部 医情報学科の倍率が1倍台とかなり低いことが分かります。かなり穴場で受かりやすいといえますね。
次に倍率が低いのが、理工学部 電子工学科です。毎年倍率が2倍程度しかありません。
なので、偏差値と倍率を考慮すると、同志社大学の理系学部で受かりやすい学部は、「生命医科学部 医情報学科」「理工学部 電子工学科」ということになります。
では、就職のことを考えるとどちらがいいのでしょうか?
就職の強さを考えると、理工学部 電子工学科ですね。電子工学で学ぶ内容は多くのメーカーなどで活かせるでしょう。なので、就職にはかなり強いと考えられます。一方、生命医科学部 医情報学科の方はあまり就職に強くないと考えられます。一般的に生物系の学部は医学部以外は企業などで活かせる会社が少ないので就職は厳しいといわれています。
ただし、医情報学科というように情報系の知識を多く学ぶのならばまだマシといえるかもしれません。といっても、医療情報という形で就職先を考えると、医療機器メーカーだけしか業界が絞れないような現状ですから、あまり期待はできないと思います。
よって、将来の就職のことまで考えると、「理工学部 電子工学科」がおすすめです。
✅ 同志社大学の理系学部で最新の入りやすい学部を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
同志社大学の社会学部のセンター利用が受かりやすい?
同志社大学の社会学部のセンター利用は穴場で受かりやすいといわれています。
しかし、学科によって科目数・配点が大きく異なっており、小論文を課す学科もあるくらいです。
それでも、倍率は1倍台ですから、受験者の半分以上が合格するので、狙い目といえると思います。
以下に、倍率や受験科目、配点をまとめました。
学部学科 | 2016倍率 | 2015倍率 | 科目と配点 | 個別試験 |
社会学部 社会学科 | 2.7 | 1.2 | 英・国・地歴公民1科目・数学/各200で計4科目800点 | なし |
社会学部 社会福祉学科 | 1.2 | 1.7 | 英・国・地歴公民1科目・数学・理科から3科目選択/各200で計3科目600点 | 小論文200点 |
社会学部 メディア学科 | 1.9 | 1.9 | 英・国・地歴公民1科目・数学・理科から3科目選択/各200で計3科目600点 | 小論文200点 |
社会学部 産業関係学科 | 1.6 | 1.7 | 英・国・数学/各200で計3科目600点 | 小論文200点 |
社会学部 教育文化学科 | 1.3 | 1.3 | 英(500)・国(200)・地歴公民、理科、数学から1科目(100)/計3科目800点 | なし |
この表を見ていただければ分かりますが、どこも倍率が1倍台しかありません。めちゃくちゃ受かりやすいということですよ。
センター利用なのに、社会学科以外はどこも3科目で受験できます。ただし、社会福祉学科、メディア学科、産業関係学科は小論文が必要なのが面倒ですね。
なので、小論文がなくて、科目も3科目で受験できる社会学部 教育文化学科がおすすめです。
天下の同志社大学の倍率が毎年1倍ちょっとしかないなんておかしいですよ。
絶対受かりやすい穴場です。
おそらくあまり知られていない情報だと思います。もっと多くの人に知られてしまうと穴場ではなくなってしまうので注意してくださいね。
しかも、社会学部 教育文化学科では、センター英語が筆記とリスニングを合わせた点数が500点満点に大幅に増加されます。なので、ほぼ英語のみで勝負が決まるので、英語が得意な人は圧倒的に受かりやすいですよ。
これは、同志社大学にどうしても入りたいという方は、センター利用で社会学部 教育文化学科を受験するしかないでしょう。