関東上流江戸桜という大学群をご存知でしょうか。
なんとも風雅な響きをしていますね。
今回はそんな関東上流江戸桜について調べていきましょう。
関東上流江戸桜とは？
関東上流江戸桜とは関東学園大学・上武大学・流通経済大学・江戸川大学・桜美林大学のことを指します。
もしくはここに関東学院大学や東京国際大学、東京経済大学が含まれることもあります。
関東上流江戸桜の偏差値は？
関東上流江戸桜の各大学の偏差値は、河合塾によると
関東学園大学 35.0
上武大学 BF-35.0
流通経済大学 35.0-37.0
江戸川大学 BF-37.5
桜美林大学 37.5-47.5
となっています。
（BFはボーダーフリーのことを指します。）
関東上流江戸桜の序列は？
上記の偏差値を参考にすると桜美林大学が頭一つ抜けているようですね。
学部にもよりますが、次点で江戸川大学や流通経済大学。
そのあとに関東学園大学や上武大学が入ってきています。
関東上流江戸桜の難易度は？
他大学と比較して関東中流の難易度を表すと、関東の私立大学では早稲田慶應が最難関とされていて、次点で明治大学、立教大学などがあるMARCH。
その次に日大などの日東駒専さらには大東文化大学、亜細亜大学などの大東亜帝国といった大学群がありますが、関東上流江戸桜は大東亜帝国の１ランク下に位置します。
よって、大東亜帝国の併願校とされることが多いです。
こうした点で関東上流江戸桜は関東中流に括られる大学に近いといえます。
関東上流江戸桜は学歴フィルターを通過できる？
こちらも関東中流と同様に、超大企業や学歴フィルターを設置するような企業の場合はほとんどの場合通過は難しいと思われます。
しかし大学名が就職に有利にならないだけであって、関東上流江戸桜の各大学の中で積極的な就職活動をしていくことで希望の業界・企業に就職することは十分に可能です。
より良い就職先を見つけたい学生の皆さんは様々なインターンなどに参加することでかなえることができます。
✅ 大学群の名称一覧やランキングを知りたい方はこちらの記事を御覧ください。
関連記事 大学群名称・通称一覧｜レベルや偏差値ランキングは？
関東上流江戸桜の各大学の紹介
関東学園大学の特徴は？
関東学園大学は群馬県太田市にある経済系の単科大学です。
学部は経済学部の1学部のみとなっています。
経済学と経営学が学べ、経済学入門、ミクロ経済学、マクロ経済学、金融論、財政学総論、地域経済デザイン論、企業と仕事、組織と経営、マーケティング、簿記会計、人的資源管理論、経営戦略論、ビジネス文化比較論、スポーツビジネス論、ビジネス英語特別演習などの学習環境があります。
さらに、公務員試験や、教員採用試験の無料対策講座なども受けることができるため、就職へのサポートは手厚いといえます。
上武大学の特徴は？
上武大学は群馬県伊勢崎市に位置する大学です。
野球や駅伝など、スポーツで有名です。
少人数制の学習体制で、ゼミも1年生から受けられるので非常に1人1人へのサポートが手厚い大学です。
流通経済大学の特徴は？
流通経済大学は茨城県竜ケ崎市に位置する大学です。
流通経済大学という名前の通り開学以来、物流関係の研究・教育に力を入れており、陸運・倉庫・海運・国際輸送・物流情報システム・流通システムなど、物流・流通に関連する多様な科目が開講されている点が流通経済大学の大きな特徴です。
そのため運輸・物流関連業界への就職者が例年、一定の規模を占めており、その割合は大東亜帝国などほかの中堅私立大学と比較しても圧倒的です。
この業界への就職を志望する学生には流通経済大学が強くお勧め。
また、全員がゼミに参加する制度を取り入れていること、サッカー・ラグビー・硬式野球・吹奏楽に力を入れていることも特色に挙げられます。
江戸川大学の特徴は？
江戸川大学は千葉県流山市に位置する大学です。
入学後、学生1人につき1台のノートパソコンが支給され、コンピュータに関する講義などが行われ、非常に現代的な学習ができます。
学部は社会学部とメディア・コミュニケーション学部の２学部が設置されています。
桜美林大学の特徴は？
桜美林大学は東京都町田市にある大学です。
大学名はフランスの牧師であり教育者であったジャン＝フレデリック・オベリンと、創立者の清水安三が学んだ米国のオベリンカレッジに由来します。
学部ではなく学群を設置していることが特徴的で、学群とはつまり学部の壁にとらわれず広い学域を学べることを意味します。
JALやANAなど航空業界への就職実績が目立ちます。
CAを目指す学生にはお勧めだといえます。そのほか、流通・建築・輸送業界への就職が多い印象です。
さいごに
関東上流江戸桜の各大学は非常に特徴的な教育方針を持っている大学が多いですね。
自分の興味のある分野と合った大学を見つければきっと関東上流江戸桜で自分の学を深めて行けることと思います。