東海大学A方式とB方式の違いは?難易度や偏差値はどっちが上?

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東海大学A方式とB方式の違いは?

東海大学は、首都圏では医学部なども設置されている超巨大大学です。

人気の東海大学には、様々な受験形態が設定されています。

今回は一般入試の中でも、A方式とB方式の違いについて記事にさせていただきます。

A方式は一般的な学部別入試といえ、2月上旬に他の私大と同様の日程で実施されます。

B方式は、2月末に行われ、学部統一入試という形で実施されます。

東海大学は、A方式のほうがB方式よりも合格しやすい傾向にあります。

B方式が国公立二次試験の後に設定されていること、学部統一入試であることに起因しています。

東海大学を受験予定の方は、A方式対策を重点的に行った方がよいでしょう。

私立大学の入試システムは複雑であることが多いので、この記事を通して理解した上で受験していただければと思います。

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東海大学のA方式とB方式の違いは?

A方式とB方式の大きな違いは、日程の違いです。

A方式は、基本的な私立大学の日程で行われます。

2019年は、2月7〜12日の日程で、それぞれの学部ごとに行われました。

一方、B方式は、国公立前期二次試験よりも後に行われます。

2019年は、2月28日に実施されます。

科目に関してはどうでしょうか。

B方式は2教科型による合否判定で、文理融合型の入試です。

3学部まで併願可能な、全学部入試のような入試体系になっています。

しかし、B方式では、医学科、体育学科、航空操縦学専攻は対象ではないことに注意をしてください。

東海大学には、A方式・B方式以外にも文系・理系学部統一入試という入試形態も存在します。

文系・理系学部統一試験では3科目受験のうちの高得点2科目で合否判定されます。

入試日程はA方式よりも前、2019年は2月2日と3日の2日実施されました。

1日で3学部志望することが可能で、両日受験で最大6学部まで志望可能です。

また、私立大学に多い大学入試センター試験利用入試も医学部医学科以外は実施されています。

センター試験の成績で合否判定を行うものです。

なお、文系・理系学部統一入試とA方式は、偏差値による採点方法ということにも注意が必要です。

B方式は単純な得点の高さで合否判定されます。

ここで簡単に東海大学の入試方式について以下にまとめます。

A方式          → 2月上旬に学部ごとに実施
B方式          → 国公立前期のあとに実施され、後期試験のようなもの
文系・理系学部統一入試 → A方式よりも前に実施。全学部入試のようなもの
センター試験利用入試  → センター試験の点数で合否が決まる入試
全学部日程と個別学部日程の違いは? 私立大学の入試では、全学部日程と個別学部日程という2種類の受験形式がありますよね。 ...

東海大学のA方式とB方式で難易度や倍率から受かりやすいのは?

A方式の方が圧倒的にB方式よりも受かりやすいと言えます。

特に文系学部では、B方式は超難関といえるでしょう。

実際に難易度や倍率の表で確認していきましょう。

まず、東海大学のA方式・B方式を併用している学部から募集人数のデータを見ていきましょう。

東海大学の学部・学科試験方式2018年度募集人数
法学部法律学科A方式120
B方式7
理学部数学科A方式37
B方式6
工学部応用化学科A方式37
B方式4
政治経済学部経済学科A方式69
B方式5

全ての学部において、A方式の方が圧倒的に募集人数が多くなっています。

A方式は、一般的な学部別の入試であることを踏まえると、当然の傾向であるといえます。

倍率はどのような傾向があるのでしょうか。

東海大学の学部・学科試験方式2018年度倍率2017年度倍率
法学部法律学科A方式2.92.4
B方式25.918.8
理学部数学科A方式2.72.1
B方式6.03.6
工学部応用化学科A方式2.21.3
B方式5.011.5
政治経済学部経済学科A方式4.83.8
B方式30.539.0

B方式の倍率が、A方式よりも倍率が大幅に高くなっています。

B方式の倍率の高さは、文系学部で顕著に表れています。

B方式は学部統一試験を導入しているためでしょう。

文系学部は設置数が多く、志願者数が多いために、非常に倍率が高くなっているようです。

文系学部の受験生には、東海大学のB方式はかなりの難関であるといえるでしょう。

逆に、理系学部の偏差値はそれほど高くないので、チャンスは十分にあるといえます。

B方式は国公立前期二次試験の後に行われるので、現役で絶対に合格したい理系の学生の方にはおすすめです。

以上から、A方式の方がB方式よりも圧倒的に受かりやすいということがお分りいただけたと思います。

東海大学のA方式とB方式で偏差値から受かりやすいのは?

偏差値の側面でも、A方式の方がB方式よりも受かりやすいといえます。

実際にデータで比較していきましょう。

偏差値の例を以下にまとめました。

東海大学の学部・学科試験方式2018年度偏差値
法学部法律学科A方式42.5
B方式47.5
理学部数学科A方式45.0
B方式47.5
工学部応用化学科A方式40.0
B方式42.5
政治経済学部経済学科A方式47.5
B方式50.0
理学部物理学科A方式40.0
B方式42.5
政治経済学部政治学科A方式47.5
B方式47.5

以上のように、偏差値は

B方式≧A方式

という傾向にあります。

B方式は2月末の日程であることからも、B方式の人気は非常に高いようです。

顕著な例では、法学部・法律学科では偏差値が5.0の差があります。

東海大学を受験予定の人は、A方式の対策に注力した方が良さそうです。

まとめ

東海大学のA方式とB方式の違いを整理しましょう。

A方式は、一般的な学部別入試で2月上旬に行われます。

B方式は、2月末に学部統一入試として行われます。

A方式の方がB方式よりも合格しやすいと言えます。

B方式が2月末に行われ、学部統一入試であり難易度が高いためです。

B方式は最後の望みとして受ける人が多い試験です。

B方式の合格は非常に難しいので、東海大学が本命であるという人はA方式の学習に注力した方がよいでしょう。

逆に、A方式で東海大学を受験せず、なんとしても今年で決めたい人は受験するといいかもしれません。

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