中央大学統一入試と一般入試の違いは?
中央大学を受験しようと考えている方や中央大学に興味を持っている方は中央大学の入試制度についてご存知ですか。
中央大学に関わらず入試制度はとてもややこしいものが多く、初めて大学受験をする方は戸惑ってしまうものです。
そこで今回は中央大学の統一入試と一般入試の違いについてお話していこうと思います。
・中央大学の統一入試と一般入試を受験する予定
・中央大学の統一入試と一般入試の違いを知りたい
・中央大学の統一入試と一般入試のどちらが入りやすいかを知りたい
中央大学の統一入試と一般入試の違いは?
まずは、中央大学統一入試と一般入試の基本情報について表にしてみました。
中央大学2019年 | 統一入試 | 一般入試 |
出願期間 | 1/7(月)~1/24(木) | 1/7(月)~1/24(木) |
試験日 | 2/9(土) | 2/10(日)~2/16(土) |
合格発表 | 2/19(火) | 2/18(月)~2/26(火) |
募集人数 | 少ない | 多い |
受験形式 | マーク多め | マーク&記述 |
統一入試と一般入試という風に書かれると統一入試は一般とは異なるのかと疑問に思うところですが、簡単に言うと全学部共通入試と学部別入試といった感じですね。
統一入試は全学部共通で、複数の学部学科を受けられることができます。
しかし、理工学部など一部の学部では行っていないので受験時にはよく確認するようにしてください。
出願期間は統一入試、一般入試どちらも同じとなっています。
試験日もあまり変わらないですね。
一般入試の日にちは複数に渡っていますが、学部によって日付が異なっているだけで試験日は一日のみです。
募集人数は一般入試の方が多くなっており、中央大学のメインの入試方法であるといえます。
受験形式は教科によってさまざまですが、どちらもマークと記述があります。
統一入試は英語、世界史B、日本史B、政治・経済がマークのみとなるため、比較的準備は容易に受験ができそうですね。
また、中央大学にはセンター併用方式もあります。
中央大学独自の試験とセンター試験の点数の両方から合否を判定する方法です。
このセンター併用方式は一般入試と複合となっていますね。
それでは、ここまでの内容について簡単にまとめます。
一般入試 → 募集人数が多い
センター併用 → 一般入試とセンターの併用形式
中央大学統一入試と一般入試で募集人数から受かりやすいのは一般入試?
中央大学統一入試と一般入試で募集人数から受かりやすいのは、一般入試です。
中央大学の統一入試と一般入試の募集人数を表にまとめます。
中央大学学部・学科 | 統一入試 | 一般入試 |
法学部法律学科 | 61人 | 356人 |
経済学部経済学科 | 60人 | 248人 |
経済学部国際経済学科 | 10人 | 126人 |
総合政策学部政策科学科 | 10人 | 56人 |
総合政策学部国際政策文化学科 | 10人 | 57人 |
学部によって定員はさまざまですが、一般入試の方が人数は多くなっています。
募集人数の面からいえば、一般入試の方が有利だといえますね。
中央大学統一入試と一般入試で倍率から受かりやすいのは統一入試?
中央大学統一入試と一般入試で倍率から受かりやすいのは、統一入試です。
中央大学統一入試と一般入試の倍率について表をまとめます。
中央大学の学部・学科 | 受験方式 | 2018年 | 2017年 |
法学部法律学科 | 統一4教科 | 3.6 | 3.7 |
統一3教科 | 9.8 | 10.7 | |
一般4教科 | 2.9 | 3.0 | |
一般3教科 | 4.0 | 3.8 | |
経済学部経済学科 | 統一入試 | 7.1 | 6.2 |
一般入試1日目 | 8.2 | 7.3 | |
一般入試2日目 | 8.3 | 7.6 | |
総合政策学部政策科学科 | 統一入試 | 5.9 | 4.7 |
一般入試 | 11.0 | 8.7 |
法学部法律学科の場合は統一入試の方が倍率は高くなっていますね。
一方で経済学部経済学科、総合政策学科では一般入試の方が高くなっています。
表には一部の学部・学科を出しましたが全体的に見て一般入試の方が倍率は高い学部が多いようです。
よって倍率の面でいえば統一の方が有利だといえますね。
中央大学統一入試と一般入試で偏差値から受かりやすいのは?
中央大学統一入試と一般入試では偏差値にあまり差がありません。
中央大学統一入試と一般入試の偏差値について下記にまとめます。
中央大学の学部・学科 | 受験方式 | 偏差値 |
法学部法律学科 | 一般3教科 | 62.5 |
一般4教科 | 60.0 | |
統一3教科 | 65.0 | |
統一4教科 | 62.5 | |
経済学部経済学科 | 一般入試 | 60.0 |
統一入試 | 60.0 | |
総合政策学部政策科学 | 一般入試 | 60.0 |
統一入試 | 60.0 |
偏差値はどこもあまり変わらないですね。
問題としてはあまりレベルの変わらない形式で作られているようです。
記述とマークの違いがあるので、過去問を解いて自分の得意な方を選ぶと良いでしょう。
結局、中央大学統一入試と一般入試はどちらの方が受かりやすいの?
倍率、偏差値等から統一入試と一般入試のそれぞれの違いについて述べてきましたが、実際のところどちらの受験方式がより合格しやすいのでしょうか。
統一試験はいろいろな学部が同時に受験でき、なおかつ倍率が低いというメリットがあります。
一般入試は募集人数が多いというメリットがあります。
どちらにもいいところがありますが、どちらかというと一般入試の方が合格しやすいといえるでしょう。
倍率が高いという点がネックになりますが、複数受けられる私立大学ということもあり、だめでもともとという方も受験に来ていますので問題ないと思います。
一般入試の方が募集人数は多いため、行きたい学部が一つに絞れていれば一般入試を受けることをおすすめします。
どのような受験方式をとるにせよ、一番大事なのは過去問を使って問題形式に慣れることだと思います。
皆さんが良い結果を出せるよう応援しております。