偏差値40の大学はどのくらいのレベルか?
偏差値40の大学はかなりレベルの低い大学です。
よく偏差値40から早稲田に合格しました!という本が出るほど、偏差値40というのは低い学力を示します。
今回は、偏差値40の大学がどのくらいのレベルかを知るために、具体的な大学名や就職先の企業名を見ていきましょう。
「偏差値40ってどのくらいのレベルか知りたい。」
「偏差値40のレベルの大学を受験してみたい。」
「偏差値40の大学の就職先はどこなのか知りたい。」
といった方に向けてこの記事を書きました。
実際にイメージしやすいように、大学の具体的な名前や、就職する時にはどのような会社に、どのような形で雇用されるかをわかりやすいように書いたつもりです。
自分の理想や勉強の現状を頭に入れながら、この記事を読み進めていただければよくわかるでしょう。
偏差値40の大学はどのくらいのレベル?
高校の数学でもすこしは触れるとは思いますが、「偏差値」とはある試験における自分の得点が、受験者全体の得点に比べて平均を50として規格化された数字です。
つまり、偏差値40は平均以下であり、具体的には上位84.2%となります。
言い換えると、下位15.8 %と同じ意味であり、6人に1人の低い成績ということになります。
よって、お世辞にも、頭がいいとは思われていない人が多いです。
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以上のことから、自分の高校では周りが受験しないという受験生でも、しっかりと対策を立て、学習を進めれば、偏差値40の大学に進学できる可能性は十二分にあります。
みなさんが在籍している(していた)高校の偏差値を調べて見てください。
その偏差値から5小さい偏差値の大学が、みなさんの適正な大学・学部であると考えると、志望校を想像するのも簡単ではないでしょうか。
✅ 偏差値45の大学がどのくらいのレベルかを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
偏差値40の大学はどこ?
なかなか、偏差値の数学的な定義だけ話をしていても、実際の難しさだったり、体感するものを想定し難いかと思うので、具体的に偏差値40の大学がどこかを見ていきたいと思います。
偏差値40の私立大学はどこ?
偏差値40の私立大学は、国公立大学とは違い、非常に多いです。
そのため、全ての名前を羅列することは難しいです。
知名度の高い大学を中心に記していこうと思います。
・大妻女子大学、文教大学、福岡大学、立正大学、亜細亜大学、神戸女子大学、大東文化大学、東海大学、東北福祉大学、桜美林大学、中部大学などの下位学部
・帝京大学、帝京平成大学、跡見学園女子大学、関東学院大学、九州産業大学、久留米大学、淑徳大学、天理大学、山梨学院大学、花園大学などの上位学部
野球部やラグビー部など、各運動部の有名大も多くあります。
東京や横浜などの大都市からもすぐにアクセスができる、立地のいい大学もかなり多い印象を受けます。
また、電車の中での広告で見たことがある大学も多いのではないですか?
大妻女子大学、神戸女子大学といった女子校も、校風の良さから人気は根強いです。
また、帝京大学、久留米大学といったところは医学部が大変に有名です。
医学部以外の学生も、プライベートで一緒になる機会もあり、人脈形成の場としては非常に価値のあるものとなると思います。
偏差値40の国公立大学はどこ?
偏差値40の国公立大学はどのような大学があるのでしょうか?
・室蘭工業大学
・琉球大学
・大分大学
以上の一部学部となっています。
やはり国公立大学は学費が安く、人気が根強いことからも私立大学よりも間口が狭く、簡単に入学できる大学はほとんどありません。
これよりも下の偏差値の大学は筑波技術大学しかないことからも国公立大学の難しさがお分かりいただけるかと思います。
この結果を見ると、先ほどの私立大学の一覧と同じような受験対策をすれば合格できるのか、という考え方はやめましょう。
偏差値は同じグループ(つまり私立理系、国立文系、といったところ)では比較することに意味はある程度ありますが、国私立・文理を混同して比較することはほとんど意味をなしません。
高校や塾で大学の偏差値表を目にしたことがあると思いますが、文理別に表記されていますよね?
国立大学は試験科目も最大で9、10科目ということもあり、偏差値が低くでてしまう傾向にあります。
その点に注意して志望校を絞っていきましょう。
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偏差値40の大学はどのくらいのレベルの企業に就職する?
偏差値40の大学はどのくらいのレベルの企業に就職できるのか見ていきます。
桜美林大学では、2016年度は、就職希望者に対して内定率が、97.5 %でした。
内定先のリストを見てもJTBや大手外資系ホテルなど、旅行系やJALなどの輸送系の仕事に内定をもらった卒業生が多いようです。
有名企業には、一般職という形で安定した収入を求めて就職した学生が大半を占めているのではないのでしょうか。
ただ、高収入や昇進が見込めるのは総合職での就職になりますので、より志が高い学生は部活や活動団体に所属、各種資格をとることが鍵になりそうです。
しかし、偏差値40程度の大学だった場合、そもそも会社の説明会に申し込みをすることができない所謂「学歴フィルター」に引っかかる場合も大いに考えられてしまいます。
そんな中でも、TOEICやTOEFLといった英語の点数も今の就活では非常に重要視されており、英語学習のバックアップを行なっている大学がほとんどです。
入学した大学、またその学部のブランドのみにとどまらず、自分でアクションを起こして、さらなるレヴェルアップを自ら行なっていくことが超有名企業に就職するためには一つの手段であると考えておくとよいでしょう。