偏差値45の大学はどのくらいのレベルか?
大学受験が近くなるにつれて、いろんなところで開催されている模擬試験を多く受験することが多くなってくることでしょう。
試験結果には、必ず偏差値というものも一緒に記載されていることと思います。
その偏差値を用いて、各大学の偏差値と比較して、自分の実力を確認することができる仕組みになっています。
そのなかでも、偏差値45という数値は、どのような大学が該当しているのでしょうか?
偏差値45の大学はどのくらいのレベル?
偏差値45の大学がどのくらいのレベルかというと、偏差値45は全体のうちの上位69.2 % の生徒が残している成績であり、1.4人に1人の割合になります。
つまり、半分より下であり、逆に全体の1/3 の下位グループに属しているということになるのです。
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進学校に在籍経験のない受験生だとしても、大学受験のためにある程度準備しておけば、無理することなく、合格するできるレベルになります。
なので、受験するときに、特別にビビる必要はないでしょう。
ここで、偏差値を自分の高校の偏差値と見比べるための簡単な方法をお教えしましょう。
あなたが在籍している高校の偏差値から5を引いて計算してみてください。
このとき算出された偏差値が、あなたの高校の卒業生が進学する適正のある大学の偏差値といえるでしょう。
✅ 偏差値50の大学がどのくらいのレベルかを知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
偏差値45の大学はどこ?
偏差値45の大学がどこかを具体的な大学名を出しながら見ていきましょう。
偏差値45の私立大学はどこ?
偏差値45の私立大学は非常に多いです。
偏差値45の私立大学の中で、有名な大学を中心に以下に並べてみました。
獨協大学、佛教大学、大妻女子大学、国士舘大学、駒澤大学、実践女子大学、東京女子大学、二松学舎大学、神奈川大学、神田外語大学、京都外国語大学、神戸女学院大学、鎌倉女子大学、拓殖大学などの下位学部
東海大学、東北福祉大学、桜美林大学、フェリス女学院大学、大阪産業大学、杏林大学(非医)、甲南女子大学、相模女子大学、白百合女子大学、帝京大学、帝京平成大学などの上位学部
ひとつずつ名前を見てみると、みなさんも思ったことかと思いますが、聞いたことあるような名門大学もいくつか目につきます。
駒澤大学、拓殖大学などはお正月の箱根駅伝にも毎年のように出ている常連校ですし、神田外語大学、京都外国語大学といった外国語を学ぶことができ、キャリアを積める外国語大学も名前が挙がっています。
そして、大妻女子大学、東京女子大学、実践女子大学、フェリス女学院大学といった名門女子大学も偏差値45の学部が存在します。
女子大出身者は就職活動やその他の場面でも名門出身という箔がつき、世の中のイメージもお嬢様のようなかなりいいイメージがつくことも多いと思います。
杏林大学は医学部が有名ですので、その他の学部に入学してもサークルや部活で接点を持つことができ、親交を持ったり、将来的なビジネスパートナーなどの人脈を広げることも可能になるでしょう。
偏差値45の国公立大学はどこ?
偏差値45の国公立大学は以下の通り。
宮崎公立大学、青森公立大学
さすがに国立大学では、下位学部でないと偏差値45程度の学部はないです。
また、さきほど挙げられていた私立大学と同程度と考えるのは大きな間違いです。
国立大学に一般入試で合格するためには二次試験の前にセンター試験を受験することから受験科目も多く課され、受験者層も大きく異なることから国立大学の偏差値はかなり低い数値になりがちです。
多くの偏差値を混同して、自分が合格できるかどうかを判断するのは非常に危険です。
注意して自分の模試の個人結果表と偏差値表を検討するようにすることが必要になります。
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偏差値45の大学はどのくらいのレベルの企業に就職する?
偏差値45の大学はどのくらいのレベルの企業に就職できるのかをみるために、偏差値45の平均的なレベルの大学として、フェリス女学院大学をサンプルにみていきたいと思います。
「フェリス女学院公式ホームページ」によって公開されている2017年度卒業生進路状況によると、就職内定率は99.4 %であったということです。
その他の生徒も一部を除いてはほとんどが大学院や再入学する学生が多いようで、就職することに困るということはないようです。
具体的な内定先には、東京ガスやソフトバンク、各種銀行、日本郵便、公務員など幅広いようですが、銀行や保険といった一般職に就職することが多いようです。
みずほ銀行、東京三菱UFJ銀行といったメガバンクだったり、その他の王手の保険会社といった高収入が見込める会社に総合職で就職できる学生というのは、偏差値60超の大学出身者が多い現状があります。
しかし、一般職に限れば偏差値45程度の大学出身でもチャンスは十分にあります。
今は、男女平等を目指していく社会ですので、一般職=女子ということが一概に決められているわけではありません。
また、一般職で入社したとしても、勤続年数や仕事の出来を総合的に判断して総合職として部門を変えるということも多くの会社で行われています。
時間に余裕があって、自分の学歴を向上されるためには、大学の体育会系の部活に入る、または大学院を受験するということも有効な手段といえるでしょう。