東京大学の難易度は難しい?レベルはどれくらい?

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東京大学とは、日本中の誰でも名前を聞いたことがある、日本で最も難易度が高いとされている大学です。

最近では東大生に焦点を当てた番組が放送されているほど世間からも評価が高く、いろいろな意味で注目されています。

一方で、東大は皆さんからは遠い雲の存在としてあり、実際の入試の難易度はあまり知られていないのではないでしょうか?

そこで今回は、東京大学の難易度はどれくらいかをテーマにお話をさせていただきます。

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東京大学の難易度やレベルはどれくらい?

東京大学の難易度かなり難しい
偏差値67.5~72.5
センターボーダー89~94%

東京大学の難易度は、偏差値でいうと67.5~72.5ほどであり、センターボーダーは9割前後です。

言わずもがなこれは日本の大学で文系・理系共に最難関の部類に入ります。

偏差値70というのは上位約3%には入るレベルであり、センター試験の平均得点率が60数パーセントであることを考えれば、いかに東大の難易度が高いか、ということがわかると思います。

また東大の難しさの大きな理由として、「科目数が多い」ことが挙げられます。

センター試験では文系は5教科8科目、理系は5教科7科目を課されます。

センター後の2次試験では文系は国語、数学、英語の主要3科目に加え社会2科目が課され、理系は主要3科目に加え理科2科目が課されます。

他の私立大学、国公立大学がだいたい2〜4科目しか課さないことを考えると、この教科数の多さは受験生にとってとてつもない負担です。

また2次試験ではヘビーな論述問題を解かなければいけず、その中で高得点をとることは至極難しいとされています。

>>東京大学の学部序列ランキング!偏差値や難易度、評判から順位つけてみた

東京大学の難易度はどれくらいか学部ごとに考察

東京大学の学部ごとの難易度を東京大学の中で比較していきたいと思います。

まず始めに、東大の学部制度は少し特殊なので説明をしておきます。

他の大学の学部であれば、文系ならば法学部、経済学部、文学部などなど、理系ならば工学部、医学部、理学部、農学部などなどに細分化されているはずです。

しかし東大はそのような区分を行なっていません。

ではどのような区分に分かれているかというと、理科一類、理科二類、理科三類、文科一類、文科二類、文科三類の6つの科類に分かれています。

東大では6つの学科を合わせて教養学部としており、東大生は1、2年生の間は教養学部に所属します。

1、2年生の間は教養学部で様々な学問について学び、その成績に応じて自分の行きたい学部を選べる制度となっています。

この制度は「進振り」と呼ばれます。

けれども、科類によってはほぼ全員が特定の学部に進学していたり、優先枠によって進学しやすい学部が決まっているので、大まかには理科一類は工学部・理学部へ、理科二類は農学部・薬学部へ、理科三類は医学部へ、文科一類は法学部へ、文科二類は経済学部へ、文科三類は文学部へと進学するケースが多いです。

それでは、偏差値やセンターボーダーが低くて入りやすい穴場の科類を見ていきましょう。

>>東京大学で入りやすい、受かりやすい学部・科類は?偏差値が1番低いのは?

東京大学理科一類の難易度

偏差値67.5
センターボーダー90%
倍率(一般入試合計)2018:2.6倍
2017:2.6倍

東京大学理科一類の難易度は東京大学の中では、難しいです。

2018年度合格最低点は319点でした。

定員は1100人を超え東京大学では最も人数が多い科類です。

進振りでは工学部・理学部など人気な学部に優先的に行けるので、毎年合格は難しい科類となっています。

東京大学理科二類の難易度

偏差値67.5
センターボーダー90%
倍率(一般入試合計)2018:4.0倍
2017:3.8倍

東京大学理科二類の難易度は東京大学の中では、やや易しいです。

合格最低点は310点でした。

毎年理科一類より倍率は高いですが、合格最低点は10点ほど低く、東大理系の中で最も入りやすい科類です。

どうしても東大に入りたい場合狙い目の科類と言えるでしょう。

東京大学理科三類の難易度

偏差値72.5
センターボーダー94%
倍率(一般入試合計)2018:4.6倍
2017:5.4倍

東京大学理科三類の難易度は東京大学の中では、最も難しいです。

合格最低点は392点でした。

理科三類からは東大医学部へ行けるのでとても人気が高く、日本で最も入るのが難しいです。

定員も100人ほどでしかないので、日本の天才トップ100を決める争いと言っても過言ではありません。

東京大学文科一類の難易度

偏差値70.0
センターボーダー89%
倍率(一般入試合計)2018:3.3倍
2017:3.3倍

東京大学文科一類の難易度は東京大学の中では、かなり難しいです。

合格最低点は354点でした。

いまだに東大法学部のブランド力は大きく、日本の文系入試では最も難しいです。

東京大学文科二類の難易度

偏差値67.5
センターボーダー89%
倍率(一般入試合計)2018:3.3倍
2017:3.1倍

東京大学文科二類の難易度は東京大学の中では、やや難しいです。

合格最低点は350点でした。

以前は文科一類との差は大きかったものの、最近では経済学部の人気上昇により難易度が上がり、文科一類との差は小さくなってきています。

東京大学文科三類の難易度

偏差値67.5
センターボーダー89%
倍率(一般入試合計)2018:3.3倍
2017:3.3倍

東京大学文科三類の難易度は東京大学の中では、やや易しいです。

合格最低点は343点でした。

東大文系の難易度は例年、文科一類>文科二類>>文科三類となっていて、東大文系の中では最も入りやすくなっています。

ただ文科三類に入っても、進振りで人気の学部には行きにくいため、大学に入学してからも勉強に力を入れる必要があります。

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