大学のネームバリューは就職に影響します。
ネームバリューのある大学の方がほとんどの場合、偏差値も高く、優秀な学生が多いですからね。
そういった経験則があるので、さらにネームバリューのある大学出身者は就職に有利になっていくのです。
今回は、大学のネームバリューの就職への影響について考えてみたいと思います。
大学のネームバリューは就職に影響するか?はい、影響します!
大学のネームバリューは就職に影響します。
これは断言できます。
そもそも大学のネームバリューというのは、その大学の卒業生が高い実績を出したことをニュースで知ったりすることで、自然と世の中に形成されていくものです。
スポーツ、ビジネス、芸術などのあらゆる分野での実績が大学のネームバリューに影響します。
なので、ネームバリューのある大学出身者の方が優秀である可能性が高いのです。
優秀な可能性が高い大学出身者を採用した方が確率的に、企業にメリットがあるといえますよね。
面接がどれだけよくても、実際に働いたときに採用された人が結果を出せるかは誰にもわかりません。
もし、面接がよかったが、ネームバリューのない大学の学生を無理やり採用して、その学生が結果を出せなかったら、採用した人の責任問題になることだってあるでしょう。
なので、無難にネームバリューのある大学の学生を採用するのが、企業の採用担当者にとっても都合が良いのです。
大学のネームバリューに面接官の評価が引きずられる?
就活の面接では、大学のネームバリューに面接官の評価が引きずられると考えられます。
人間は、あるものの価値を判断するときに、ハロー効果という認知バイアスがかかります。
ハロー効果とは、目立った特徴に引きづられて、他の特徴の評価が引きづられるというものです。
イケメンや可愛い子が頭がよく見えるという現象もハロー効果によって起こります。
これと同じように、就活生の出身大学がどこかで面接の評価が歪められてしまうのです。
東大のようなネームバリューのある大学出身の人は、面接態度もいいように感じられます。
一方、無名の大学でネームバリューのない大学出身の人は、面接態度が悪く感じられるのです。
面接って、数値で評価できるものではないので、大学のネームバリューに評価が引きずられるのは普通に起こります。
大学のネームバリューは働いた後も役立つ?
大学のネームバリューは働いた後もめちゃくちゃ役立ちます。
例えば、あなたが顧客だとして、営業担当者が来たとしましょう。
その営業担当者が早稲田卒なのと、無名大学卒だとどっちが信頼感がありますか?
おそらくほとんどの人が早稲田卒の営業担当者の方が信頼感を感じるでしょう。
人間って少しでも、自分が知っているものに対して、安心感を感じるのです。
これは本能的なものでしょう。
太古の昔に、食べれる植物と食べれない植物を見分けるときに、少しでも食べたことがあるものなら大丈夫だったように、知っているものに安心感を抱くのは本能的な人間の性質なのです。
食べ物を買う時だって同様に、伊藤ハムのソーセージと無名会社のソーセージが同じ値段なら、伊藤ハムのソーセージを買いますよね。
このように、大学のネームバリューは就職するときにも役立つし、就職した後にも仕事に役立つことになります。
ほとんどの仕事は、人を相手にする仕事ですからね。
人からの評価が仕事のやりやすさに影響するのはいうまでもないのです。