GMARCHのGとは?順位や序列は?偏差値や難易度でランキング

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GMARCHとは?どこの大学を表すか知っていますか?

MARCHなら知ってるけどそんなものは知らないという方が多いと思います。

そこで今回はGMARCHが表す大学とその順位や序列をテーマにお話をさせていただきます。

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GMARCHの「G」は学習院大学のこと?

GMARCHのGは学習院大学を表します。2005年ごろから言われるようになってきました。

といってもまだまだかなりマイナーな呼び方でMARCHなら分かるけど、GMARCHって何?って人は多いです。

大学をひとくくりにした呼び名って時代によってかなり変わってきているんです。

日本大学NをくっつけたNMARCH、上智大学JをくっつけたJMARCH早慶上立などさまざまなものがあります。

他にもバブル時代にJARとか呼ばれてたこともあるそうです。2013年には、MARCHINGというデマが流行ったこともありました。

でも、一度つけられた序列っていうのは中々変わることはなく、やはりMARCHの方がブランド力はあると思います。

偏差値で見るとGMARCHでの学習院大学の序列は?

では、偏差値で序列をつけてみるとどうなるのでしょうか?

以下が大学ごとの平均偏差値のランキングになります。

大学名平均偏差値
明治大学M62
立教大学R61
青山学院大学A60
中央大学C60
学習院大学G60
法政大学H59
MARCH全体60

※分かりやすいくするために数値は四捨五入
※大手予備校の発表する偏差値を基に試算

近年人気が高まっている明治大学が1位で、2位は立教大学が続いています。3位には青山学院大学、中央大学、学習院大学が並んでいます。続いて、最後が法政大学となっています。

学習院大学は、偏差値では青山学院大学、中央大学と並んで3位ですが、後からMARCHに入れられたという経緯を考えると、やや劣るかなと思います。

就職活動では、MARCHまでは大丈夫だけど、それより下はダメというような学歴フィルターがかけられることがあります。通常学習院大学はMARCHとは考えられませんから、こういう面では不利ですね。

なので、就職力といった側面からもランキングを考慮すると、法政大学と同等かそれより下ということになるでしょう。

しかし、近年法政大学は東京六大学の中で初めて女性総長を誕生させたことからも分かるように大学改革に力を入れていると思われます。そのせいもあってか、2017年度入試では明治を上回って関東の私立大学の中で1番志願者数が多い大学となりました。

今後は法政大学が序列を上げていく日がくるかもしれませんね。

学部ごとのGMARCHの序列は?

大学の平均偏差値では、学習院大学は結構下位の方となってしまいました。しかし、中央大学の法学部は早慶並みに難しいというように、学習院大学にも強い学部があるのでしょうか?

大学偏差値.bizによると、法学部で見ると、中央>>青山学院>明治>立教>学習院>法政となっています。やはり実績のある中央大学がずば抜けて高いのは予想通りでしたが、青山学院大学の法学部が強いというのは初めて知りました。明治、立教をごぼう抜きしていますね。それ以外は順当な序列です。

経済、商、経営などの学部で見ると、立教>>青山学院=明治>学習院=中央>法政でした。

立教大学の経営学部の国際経営学科が早慶の商学部と同じ偏差値でした。

最近は国際的な学部の人気が急上昇しているため、授業の3分の2が英語で行われ、経営が英語で学べる国際経営学科が人気となっていると思われます。

ここまで人気が高くなっているなら、もはや経営学部は立教大学の看板学部といっていいと思います。

それに青山学院と明治が並んで続き、学習院が続いています。学習院大学の中では経済学部経営学科は割と強いんですね。

国際系学科で見てみると、青山学院=立教>中央=明治>学習院>法政です。

青山学院大学は看板学部である国際政治経済学部の偏差値が高く、先ほど紹介した立教大学の経営学部の国際経営学科と並び早慶並みの偏差値となっています。

その後は、中央と明治が並んで続き、学習院、法政と続きます。

次は文学系の学部の序列を見てみましょう。

文学系で見ると、青山学院>明治>立教>中央=法政>学習院です。

青山学院の文学部の英米文学科は慶応の文学部よりも偏差値は上となっています。次いで、明治、立教と続き、中央と法政が並び、最後に学習院という感じです。

GMARCHとひとくくりに言っても、学部ごとに人気が分かれる結果となりました。

勉強したい学問が決まっていて、学部にこだわりたいという方は、自分の勉強したい学部が強い大学に行った方が力がつきそうでいいと思います。

大学を卒業したからといって就職できるとは限らない時代ですから、卒業後も見越して学部選びをすることが大切なのでしょう。

すると、国際的で英語が身についたり、経済などの社会で役立つ学問が人気となるのも当然だといえるでしょう。

大学名で大学を選ぶのではなく、学部や学科で選んだ方がいい時代なのだと思います。

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理系学部ではGMARCHの序列や順位はどうなる?

GMARCHでは、理系学部は文系学部に比べて圧倒的に少ないです。

文系学部は10個くらいあるのに、理系学部は1つしかないところもあります。

まずは各大学の理系学部を表にしてみました。理系学部はたったこれだけしかないんです。

大学理系学部
立教大学理学部
青山学院大学理工学部
中央大学理工学部
明治大学農学部
理工学部
総合数理学部
法政大学デザイン工学部
理工学部
生命科学部
情報科学部
学習院大学理学部

見てみるとわかりますが、明治大学、法政大学以外はたった1つしかありません。

それでは、これらの学部で比べてみましょう。

まず、理学部系の学部で見てみると序列は、立教>青山学院=中央=明治>学習院=法政です。

立教大学の理学部の生命理学科だけ頭一つ抜けていて早稲田レベルとなっています。

次は、青山学院の理工学部と2013年にできた明治の総合数理学部と理工学部が続き、最後に学習院と法政が並んでいます。

工学部系では、青山学院=明治=法政>中央(中央、学習院はなし)です。中央と学習院はそもそも工学系の学部がありません。他はほぼ横並びです。

理系の学部に入ると、研究室に配属されて自分が好きなこともテーマに選び研究をしなくてはいけません。なので、あまり学校名だけで選ぶと後で苦労することになりますよ。

自分が全く興味がないことを研究しなければならない苦痛ってハンパないですよ。

なので、理系でGMARCHレベルを志望している受験生は、明治や法政の方が、理系の学部が多く、選択肢が多いので、志望校として検討してみるといいと思います。

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GMARCHに受かるためには?

GMARCHの平均偏差値は60です。3科目で平均偏差値を60まで上げるとどこかには合格できるはず。

3科目の中では国語が1番安定しないし、成績を上げるのが難しい科目です。なので、国語以外の英語と社会を得意にするのが確実に合格するポイントとなります。

社会は暗記科目ですし、英語も英単語をいかに覚えるかが勝負なので暗記科目のようなものです。

頑張って暗記しさえすれば成績が上がる英語と社会を得意にして偏差値を63程度にまで上げることができれば、たとえ国語が苦手でミスをしたとしても余裕で合格できますよ。

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