というのは受験生の間ではかなり有名です。
これは、駿台全国模試は難関大学志望の受験生だけが受けるので、母集団のレベルがかなり高いのが原因となります。
そのため、駿台全国模試の偏差値は他の模試よりもかなり低くなるのです。
今回は駿台全国模試の回ごとの難易度や教科ごとの難易度についても考えていきたいと思います。
駿台全国模試の難易度は模試の中で一番難しい?
駿台全国模試の難易度は模試の中で一番難しいです。
河合塾模試、進研模試、駿台模試、東進、代ゼミとさまざまな模試がありますが、その中で一番難易度が高くなっています。
問題自体の難易度も高いし、受験者層のレベルも高いので高い偏差値をとることがめちゃくちゃ難しいのです。
実際に私は国立医学部に合格しましたが、ほぼ同じ時期に全統記述模試と駿台全国模試を受験しています。
8/26に第二回全統記述模試
9/30に第二回駿台全国模試
を受験しました。
こちらが私の模試の結果になります。
駿台全国模試の方が点数も偏差値も、全統記述模試より、かなり低かったです。
駿台全国模試 | 全統記述模試 | |
英語(点数) | 87/200(平均点:69.8) | 139/200 |
英語(偏差値) | 55.9 | 70.9 |
数学(点数) | 62/200(平均点:43.5) | 121/200 |
数学(偏差値) | 56.2 | 59.0 |
駿台全国模試は受験者層のレベルが高いのに、英語の平均点が約34.9点(100点満点)、数学の平均点が約21.75点(100点満点)となっています。
いかに駿台全国模試の難易度が高いかがわかるでしょう。
駿台全国模試の難易度はもはや難関大学の二次試験本番レベル以上だと思います。
日本で一番難易度の高い模試です。
駿台全国模試の難易度は第三回が一番難しい?
駿台全国模試の難易度は第三回が一番難しいです。
これは、範囲が徐々に広がっていくのと、受験本番が近づくにつれて、現役生の成績が伸びてくるので回を重ねるごとに難易度が増加していくからになります。
難易度順に並べると
第一回駿台全国模試<<第二回駿台全国模試<<第三回駿台全国模試
ちなみに、駿台全国模試の日程は以下のようになっています。
第二回 駿台全国模試 9/30
第三回 駿台全国模試 12/2
駿台全国模試は難易度が高く応用問題が中心なので、勉強の進んでいない6月の第一回はあまり受けなくてもいいんじゃないかと思います。
夏を過ぎて一通り二次試験対策ができてきた9月下旬の第二回を受けるのがおすすめです。
駿台全国模試は難易度が高すぎるので偏差値はあまり気にしなくていい
駿台全国模試の偏差値はあまり気にしなくていいです。
なぜなら、駿台全国模試は難易度が高いので、偏差値が低く出るから。
全統記述模試だと偏差値70以上を安定して取れている人が、駿台全国模試だと偏差値55程度になってしまうのです。
これは結構精神的にへこみますよ!
東大や医学部志望だと偏差値は70以上必要といわれているので、いくら難易度が高いとはいえ偏差値55という数字を目の当たりにすると、心が折れそうになります。
でも、安心してください!
駿台全国模試は問題の難易度も高いし、受験者のレベルもめちゃくちゃ高いから偏差値50もとれれば結構すごいことなんですよ。
逆に駿台全国模試で偏差値60以上取れた人はかなりすごいです。
東大や医学部も射程圏に入っているといえるでしょう。
模試の成績が良くても合格できるとは限らない?
模試の成績は受験に合格できるかには関係がありません。
あくまで模試の成績は参考程度にすぎないのです。
模試でA判定を連発していたのに、東大に落ちてしまった人を私は知っています。
一方、模試でE判定だったのに、医学部に合格した人は何人もいます。
結局模試は、志望校のテストと傾向も問題の作りも出題範囲も何もかもが違うのです。
なので、模試の結果と志望校に合格できるかというのは全く関係ないんですよね。
A判定だったのに、東大に落ちた人は、模試の範囲や問題傾向は得意だったが、東大の出題傾向は苦ってだったということです。
E判定で医学部に受かった人は、志望校の医学部の過去問を10年分以上やりこんで出題傾向を徹底的に分析していました。
ここまでやると、模試の対策をする時間がないため模試の成績は悪くなるのも当然といえるでしょう。
つまり、結局模試の成績は関係ないんです。
志望校の出題傾向を分析して、志望校の問題を解けるように対策を積み重ねていくかどうかが合格できるかを左右するということになります。
あなたの目標はあくまでも模試でいい成績をとることではありません。
志望校に受かるということなのです。
そのためには、模試の成績で一喜一憂してはいけません。
あくまでも模試は参考程度にして、落ち込まないようにしてください。
せっかく受けるんですから、模試で間違った問題は復習して次に出会ったら必ず解けるようにしておきましょう。
そうすれば、模試を有効活用できることになります。