早稲田大学理系学部ランキングを偏差値や人気から考えてみました。
早稲田大学の理系学部を目指しているけど、序列や順位はどうなの?という方に役立つ内容だと思います。
✅ 理系でどの学部に行くかを迷っている方にはこちらの本がおすすめです。
早稲田大学理系学部ランキング
早稲田大学の理系学部は、先進理工学部・創造理工学部・基幹理工学部の3つしかありません。
ただ、学部の中にたくさんの学科があって学科ごとに偏差値が大きく違っているのです。
そこで学科ごとに序列や順位をつけてみました。
以下が早稲田大学理系学部ランキングになります。まずは見てみてください。
順位 | 早稲田大学・学部・学科 | 偏差値 |
1位 | 先進理工学部 生命医科学科 | 67.5 |
2位 | 先進理工学部 物理学科 先進理工学部 化学・生命化学科 先進理工学部 応用化学科 創造理工学部 建築学科 創造理工学部 総合機械工学科 創造理工学部 社会環境工学科 創造理工学部 環境資源工学科 基幹理工学部 学系I学科 基幹理工学部 学系II学科 基幹理工学部 学系III学科 | 65 |
12位 | 創造理工学部 経営システム工学科 先進理工学部 応用物理学科 先進理工学部 電気・情報生命工学科 | 62.5 |
1位は先進理工学部 生命医科学です。生命医科学科だけ偏差値67.5ととびぬけています。
これは、早稲田大学には医学部がないので、医学部を断念して行く人が多いからでしょう。
2位は混戦しています。
10の学科が同じ偏差値で並んでいるのです。ちょっとこの中で序列をつけるのは難しいのではないでしょうか。
次にくるのが、創造理工学部 経営システム工学科、先進理工学部 応用物理学科、先進理工学部 電気・情報生命工学科の3つの学科です。
これらの学科は偏差値が62.5で早稲田大学理系学部の中では一番序列が低くなっています。
✅ 慶応義塾大学理系学部で入りやすい学部について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 慶応義塾大学理系学部ランキング!偏差値や人気で序列・順位つけてみた!
早稲田大学理系学部で倍率から入りやすいのは?
早稲田大学理系学部は偏差値的には混戦で序列がつけるのが困難でした。
そこで、今度は倍率で比較をしてみたいと思います。
さて、早稲田大学で入りやすい穴場の理系学部はどこなのでしょうか?
偏差値 | 早稲田大学・学部・学科 | 2017倍率 | 2016倍率 |
67.5 | 先進理工学部 生命医科学科 | 5.3 | 4.4 |
65 | 先進理工学部 物理学科 | 5.0 | 3.7 |
先進理工学部 化学・生命化学科 | 4.0 | 3.3 | |
先進理工学部 応用化学科 | 4.1 | 3.4 | |
創造理工学部 建築学科 | 6.4 | 5.3 | |
創造理工学部 総合機械工学科 | 4.5 | 4.5 | |
創造理工学部 社会環境工学科 | 4.5 | 3.8 | |
創造理工学部 環境資源工学科 | 4.1 | 2.8 | |
基幹理工学部 学系I学科(数学系) | 3.3 | 3.2 | |
基幹理工学部 学系II学科 | 4.9 | 3.8 | |
基幹理工学部 学系III学科(情報系) | 5.7 | 4.8 | |
62.5 | 創造理工学部 経営システム工学科 | 3.8 | 4.5 |
先進理工学部 応用物理学科 | 2.9 | 2.4 | |
先進理工学部 電気・情報生命工学科 | 4.7 | 3.3 |
早稲田大学理系学部で、偏差値的に入りやすいのは、以下の3つの学科です。
「創造理工学部 経営システム工学科」
「先進理工学部 応用物理学科」
「先進理工学部 電気・情報生命工学科」
また、基幹理工学部 学系I学科は偏差値が65ですが、倍率が低くておすすめです。
ちなみに、学系Ⅰとは、数学科と応用数理学科へ進学できる学科になります。
一方、学系Ⅱは応用数理学科、機械科学・航空学科、電子物理システム学科、情報理工学科、情報通信学科。
学系Ⅲは情報理工学科、情報通信学科、表現工学科への進学が可能です。
これは2014年から導入されたもので、東京大学の進学振分けと同じようなシステムになっています。
入る学系によってある程度の進路は決まりますが、具体的にどういった学科に進むかを1年間勉強した後で決めることができるので、後悔することも少ないのでいいと思います。
高校生の頃に興味があったけど、実際勉強してみたらつまらなかったという人も実は多いんですよ。
なので、大学に入って実際に勉強してみてから進路を決めることができる基幹理工学部はかなりおすすめとなっています。
✅ 早慶上智の理系学部で入りやすい学部について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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早稲田大学理系で就職に有利な学科は?
理系学部は学科によって就職に強いかどうかがかなり違っています。
なので、就職に有利な学科を目指すのがおすすめ。
理系の学科ごとの就職での強さは以下のようになります。
これを早稲田大学の理系学部で考えてみましょう。
創造理工学部 総合機械工学科、先進理工学部 電気・情報生命工学科が就職にかなり強いと考えられます。
次に、基幹理工学部 学系III学科(情報系)、創造理工学部 建築学科、先進理工学部 化学・生命化学科、先進理工学部 応用化学科が就職に有利となっています。
一方、先進理工学部 物理学科、先進理工学部 生命医科学科などの学科は就職が厳しいかもしれません。
ただし、これは一般的に言われているものです。
早稲田大学はかなり上位の大学なので、どの学科であっても就職に有利ということは考えられますからね。
早稲田大学理系学部は大学院へ行くべき?
早稲田大学理系学部に入ったら大学院に行くべきなのかをテーマにお話ししたいと思います。
まずは、早稲田大学理系学部の大学院への進学率を比較してみました。
以下の表を見てください。
2016年卒の大学院進学率比較
早稲田大学・理系学部・学科 | 大学院進学率 |
基幹理工学部 | 63.8 |
創造理工学部 | 65.7 |
先進理工学部 | 79.5 |
MARCH理系の大学院への進学率が約3割であることと比べると、早稲田大学理系学部の大学院への進学率はかなり高いことが分かるでしょう。
基本的に大学で学んだ知識を活かした職業につくなら大学院への進学は必要です。
企業での研究職などが典型的な例だと思います。
一方、大学院へ進学しない人たちは、企業への就職を目指す人が多いです。
学部生のときに自分には研究が向いてないと思った人たちですね。
やはり、学部生と違って大学院での勉強はレベルが高くなりますし、興味がないとついていけません。
そのため、文系と同様に企業に就職する人も多いんです。
大学院へ進学するかは自分が学んだことを活かせる研究職につきたいと思うかどうかで決めるといいのではないでしょうか?
早稲田大学文系学部を卒業して企業に就職した僕からすると、理系の院卒の人はうらやましいと思いますよ。
早稲田大学理系学部卒なら研究室の推薦がもらえれば就職はすぐに決まるからです。
文系みたいに30社受けて1社から内定をもらうといった厳しさとは全然違います。
ただ、理系学部は在学中の勉強がほんとに大変ですから覚悟しておいた方がいいでしょう。
在学中に苦労した分、就職では簡単に大手企業に行くことができるということです。
✅ 慶応義塾大学理系学部で入りやすい学部について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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