慶応義塾大学理系学部ランキングを偏差値や人気から序列・順位つけをして作ってみました。
慶応義塾大学理系学部を目指している方の学部選びの参考になればうれしいです。
✅ 慶応義塾大学文系学部で入りやすい学部について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 慶應義塾大学の偏差値、難易度から受かりやすい学部を考察した結果…
慶応義塾大学理系学部ランキング!
慶応義塾大学理系学部ランキングは以下のようになります。
偏差値を基準に順位・序列つけをしました。
以下の表をご覧ください。
順位 | 偏差値 | 慶応義塾大学・学部・学科 |
1位 | 72.5 | 医学部 医学科 |
2位 | 65 | 理工学部 学門1 |
理工学部 学門3 | ||
理工学部 学門4 | ||
理工学部 学門5 | ||
薬学部 薬学科 | ||
薬学部 薬科学科 | ||
8位 | 62.5 | 理工学部 学門2 |
9位 | 60.0 | 看護医療学部 看護学科 |
慶応義塾大学理系学部で1位は医学部 医学科でした。
偏差値は72.5と他の学部を圧倒しています。
慶応義塾大学理系学部の中でも別格の存在ですね。
2位は混戦となっています。
理工学部の学問1、3、4、5や薬学部の薬学科、薬科学科が偏差値65で並んでいるのです。
次いで理工学部の学門2が続きます。
ちなみに、学門2は数学系の学科です。
そして、慶応義塾大学理系学部で1番偏差値が低く入りやすいのは看護医療学部 看護学科ですね。
慶応義塾大学理系学部で入りやすいのは?
慶応義塾大学理系学部で入りやすい学科を倍率から考えてみたいと思います。
以下の表が、慶応義塾大学理系学部の学科ごとに倍率をまとめたものです。
偏差値 | 慶応義塾大学・学部・学科 | 2017倍率 | 2016倍率 |
72.5 | 医学部 医学科 | 7.7 | 8.6 |
65 | 理工学部 学門1 | 3.6 | 3.6 |
理工学部 学門3 | |||
理工学部 学門4 | |||
理工学部 学門5 | |||
薬学部 薬学科 | 4.9 | 5.1 | |
薬学部 薬科学科 | 3.3 | 3.3 | |
62.5 | 理工学部 学門2 | 3.6 | 3.6 |
60.0 | 看護医療学部 看護学科 | 3.9 | 4.0 |
※理工学部はすべての学科を合わせた倍率
慶応義塾大学理系学部で1番入りやすいのは、看護医療学部 看護学科です。
しかし、看護医療学部 看護学科は看護師になる人が行く学科なので看護師を目指すつもりのない人にはおすすめできません。
次に入りやすいのが理工学部 学門2です。
理工学部 学門2は数学系の学科となっています。
35%が数理科学科、50%が管理工学科、15%が情報工学科へと進むことが可能です。
慶応義塾大学理工学部は学科分けという制度になっていて、2年の進級のときに進む学科が決まります。
そのため、1年間自分が何をしたいか、どういった学科に向いているのかを考えることができるんです。
これは、早稲田大学の基幹理工学部や東京大学と同じ制度ですね。
個人的にはこの制度はかなりいいと思います。
高校生のころって自分がどういったことに興味があるか、どういった分野に向いているかなんてわかりません。
実際、学科に入ってから思ったのと違ったと後悔する人が多いんですよ。
なので、大学に入ってから学科を選べるというのはかなりいいと思います。
ただし、入る学科によってだいたい進むことができる学科は決まってるので、ざっくりとは選ぶ必要がありますけどね。
慶応義塾大学理工学部の各学科からどういった学科にどれくらいの人が進むかをまとめましたので、参考にしてください。
学門1 | 物理情報工学科(50%)、物理学科(20%)、電子工学科(20%)、機械工学科(10%) |
学門2 | 管理工学科(50%)、数理科学科(35%)、情報工学科(15%) |
学門3 | 応用化学科(55%)、化学科(20%)、生命情報学科(15%)、物理情報工学科(10%) |
学門4 | 機械工学科(50%)、システムデザイン工学科(30%)、応用化学科(10%)、管理工学科(10%) |
学門5 | 情報工学科(35%)、電子工学科(30%)、システムデザイン工学科(25%)、生命情報学科(10%) |
出典:慶応義塾大学理系学部
✅ 早稲田大学の理系学部で入りやすい学部を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 早稲田大学理系学部ランキング!偏差値や人気で序列・順位つけてみた!
慶応義塾大学理系学部で就職に有利なのは?
理系はどの学科に進むかで人生が決まります。
学科によって、就職がめちゃくちゃ良かったり、悪かったりするからです。
電気、機械系>>>>>情報、化学、建築系>数学系>物理、生物系
理系の学科の就職の良さはだいたい上のようになります。
電気、機械系の学科ならメーカーなどのような技術を活かせる場所が多いので就職に強いんです。
一方、物理、生物系は就職先が少ないので、結構厳しいですよ。
こういった事情を考慮すると、機械工学科に進学しやすい理工学部学門4が就職に強いといえますね。
学門3も化学科に進む人が多いですし、学門5は工学系に進めるので就職に有利でしょう。
学門1、2も進む学科によっては、良いとは思いますが、物理学科や数理科学科に行ってしまうと厳しいかもしれませんね。
慶応義塾大学理工学部は76%が大学院へ進学する?
慶応義塾大学理工学部は大学院への進学率が76%(2017年卒)と非常に高いです。
早稲田大学の理系学部が71%(2017年卒)よりも少し高くなっています。
MARCH理系の大学院進学率がおよそ30%と比べるとかなり高いですね。
理系の学部は上位の大学ほど大学院への進学率が高い傾向にあります。
これは、レベルの高い大学ほど大学院へ行くことで専門性を身に着け、それを職業に活かせる確率が高くなるからです。
ちなみに、東京大学理学部の大学院への進学率は87.9%(2017年卒)と早慶よりもさらに高くなっています。
つまり、大学院への進学率が高い大学ほど理系の学部のレベルが高いということができるでしょうね。
✅ 早慶上智の理系学部で入りやすい学部を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 早慶上智理系、偏差値や難易度の順位から入りやすい穴場学部は?