専修大学のスカラシップ入試の難易度、倍率、偏差値などからどうすれば受かりやすいのか?をテーマにお話をしたいと思います。
スカラシップ入試は4年間の授業料が全額無料になるお得な試験です。
なので、MARCHを蹴ってでも行く価値はあるかもしれません。
まずは、専修大学のスカラシップ入試がどういったものか?から説明していきましょう。
専修大学のスカラシップ入試とは?
専修大学のスカラシップ入試とは、合格すれば4年間の学費(約400万円)が無料になる入試のことです。
後から返還しなければいけないということも一切ないので、400万円分得をすることができるお得な入試制度になっています。
以前は、さらに年間60万円をもらうこともできたようなのですが、今はおそらく廃止されたようです。(公式HPに記述がなかったので)
ちなみに、夜間部にも二部スカラシップ入学試験という試験があります。
こちらも合格すれば、4年間の学費が無料です。
さらに、二部スカラシップ入学試験の合格者で自宅外から通学する人には、さらに奨学金として年間30万円が支給されます。
ちなみに、スカラシップ入試と似た試験として神奈川大学の給費生試験というのもありますよ。
✅ 神奈川大学の給費生試験について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 神奈川大学の給費生試験の偏差値や倍率、難易度は高い?過去問は?合格点は?
では、こんなにもお得な専修大学のスカラシップ入試の難易度や偏差値、倍率はどれくらなのでしょうか?
専修大学のスカラシップ入試の偏差値や倍率から難易度は?
専修大学のスカラシップ入試の偏差値や倍率を調べてみました。
倍率は以下の表のようになります。
専修大学のスカラシップ入試の倍率
専修大学学部学科 | 2017合格者数 | 2017倍率 | 2016倍率 |
経済学部 経済学科 | 8 | 31.5 | 20.5 |
経済学部 国際経済学科 | 1 | 58.0 | 85.0 |
法学部 法律学科 | 13 | 29.0 | 20.2 |
法学部 政治学科 | 3 | 36.3 | 15.8 |
経営学部 経営学科 | 6 | 32.8 | 132.0 |
商学部学部 マーケティング学科 | 4 | 28.8 | 13.8 |
商学部 会計学科 | 1 | 77.0 | 21.0 |
文学部 日本語学科 | 0 | – | 30.0 |
文学部 日本文学文化学科 | 2 | 36.0 | 32.7 |
文学部 英語英米文学科 | 6 | 12.2 | 21.7 |
文学部 哲学科 | 1 | 31.0 | – |
文学部 歴史学科 | 2 | 50.0 | 28.0 |
文学部 環境地理学科 | 1 | 30.0 | – |
文学部 人文・ジャーナリズム学科 | 2 | 35.5 | 27.0 |
人間科学部 心理学科 | 9 | 14.6 | 13.9 |
人間科学部 社会学科 | 3 | 16.3 | 11.0 |
ネットワーク情報学部 ネットワーク情報学科 | 1 | 61.0 | 68.0 |
偏差値や合格最低点は公開されていませんでした。
ただし、スカラシップ入試の選考方法を紹介したいと思います。
入試要項によると、スカラシップ入試の合格基準はこちらです。
英語、国語、選択科目の3教科(各100点)を受験し、3教科の合計点(300点)が基準点210点に達した上位100名以内を合格者とします。
(210点に達する者が100名に満たない場合でも、基準点は変更しません)
出典:専修大学 入試要項2018
つまり、どの学部を受験したから受かりやすいとかはないんですね。
とにかくスカラシップ入試を受験した人の中で上位100名に入ればよいということになります。
2017年の場合スカラシップ入試を1836人が受験しています。
そのうちの100名が合格なので、全体の倍率は18.36倍ですね。
つまり、上位5%に入らないといけないということになります。
少なくともMARCHレベルには合格できるくらいじゃないと厳しいでしょうね。
スカラシップ入試と同じ試験で併願していれば通常の合否も判定されるんですよ。
この通常の合格の最低点がだいたい190~200点(300点満点中)になっています。
そのため、スカラシップ入試で合格したいんだったら8割後半~9割以上は必要だと考えられます。
✅ 専修大学で入りやすい学部を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事 専修大学で入りやすい穴場学部は?偏差値、難易度、倍率からあの学科
専修大学のスカラシップ入試対策は?過去問はある?
専修大学のスカラシップ入試対策としては、まずは赤本ですね。
赤本をやってみて、自分が何点とれるかを把握しましょう。
そして、90点以上を目標点に今後の勉強計画を立てていく必要があります。
といっても、スカラシップ入試に合格するためにはMARCHレベルの大学に合格する学力がないと厳しいです。
なので、志望校をMARCHに引き上げて頑張ってみた方がいいと思います。
MARCHに受かる気で本気で勉強すればいつの間にかスカラシップ入試にも合格できるくらいの学力がつくというわけですね。
ちなみに、MARCHレベルの大学に合格するためには1500~2000時間の勉強時間が必要といわれています。
関連記事 MARCHレベル合格に必要な勉強時間、勉強期間は?
でも、MARCHに合格できるんだったらMARCHに行った方がいいのではないかという人もいると思いますが、授業料400万円が無料になるというのはかなり大きいですからね。
家計の事情で私立大学への進学が難しいという人の場合、専修大学のスカラシップ入試にかけてみるのもいいと思いますよ。
就職でもスカラシップ入試に合格したということをアピールすれば評価は上がるはずです。
また、同級生からも一目置かれることでしょうね。
なので、本気で頑張って勉強してスカラシップ入試での合格を目指す価値は十分あると思います。
頑張ってくださいね。
努力は必ず報われますよ。
今日の一歩が明日につながるんです。
✅ 日東駒専で入りやすい学部を探している方は以下の記事をご覧下さい。
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