という方に向けて、センター利用についてわかりやすく説明させていただきます。
センター利用とは、センター試験の結果を利用して国公立や私立大学を受験できる仕組みのことです。
今回は、センター利用の仕組みやボーダーや科目などについて詳しく説明させていただきます。
センター利用とは?
センター利用とは、センター試験の結果を利用して国公立や私立大学を受験する試験形式のことです。
センター利用で出願をすると、センター試験を受験するだけで国公立大学や私立大学を受験することができます。
同じセンター試験の結果を使い回すことができるので、センター利用では、センター試験を一度受験するだけでいくつもの大学を受験することができるのです。
例えば、早稲田大学政治経済学のセンター利用では、センター試験で5教科7科目(国・数・理・英・地歴公民)を受験する必要があります。
センター試験で指定された5教科7科目を受験しさえすれば、その結果を使って早稲田大学政治経済学を受験することができるのです。
そのため、早稲田大学には一度も行くことなく受験ができます。
田舎に住んでいる人にはとても便利な試験形式といえますね。
また、早稲田大学の対策をしていなくてもセンター試験の対策のみで大丈夫なのもセンター利用のメリットといえるでしょう。
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センター利用の仕組みとは?
センター利用の仕組みとは、簡単に言うと、あなたのセンター試験の結果が出願した大学に送付されて、その結果を元に合否が決められるということです。
センター利用の仕組みについて詳しく説明していきたいと思います。
まずセンター試験までに出願を終わらせましょう。このとき、センター試験受験票の下についてくるセンター試験成績請求票を貼っておくのです。
センター利用の出願期間は、大学にもよりますが、多くの大学ではセンター試験直前が締め切りである場合が多くなっています。
そして、1月中旬にセンター試験本番を受験します。
後は、センター試験の成績を元に合否が判定されて、2月中旬ごろに合格発表が行われるのです。
あなたがすべきことはセンター利用入試を出願し、センター試験を受験することだけになります。
たったそれだけで、出願した複数の大学で合否判定を受けることができるのです。
センター利用の仕組みはとても便利で、受験生が最小の努力でたくさんの大学を受験できるようになっています。
センター利用のボーダーや科目は大学によって違う?
センター利用のボーダーや科目は大学によって違います。
ちなみに、センター利用ボーダーとは、合格率が50%となる得点率のことです。
当然ですが、ランクの高い大学ほどセンター利用ボーダーも高いです。
例えば、早稲田は91%、MARCHは80~89%程度となっています。
また、センター利用では、科目数も3科目で受けれるものから7科目必要なものまでたくさん種類があります。
3科目で受けれるタイプは、私立専願の人も受験できますが、7科目必要なタイプは国公立志望の方しか受験できません。
大学や学部によって、必要な科目数は違うので、センター利用を受験するときは必ず科目数はチェックしておきましょう。
センター利用の出願期間とは?
センター利用の出願期間はほとんどの大学では、センター試験前日が締切となっています。
なので、センター試験の結果を見て出願することができないのです。
しかし、少ないですが、センター試験後にあとから出願できる大学も存在します。
有名な大学だと、早稲田大学や日本大学が可能です。
✅ センター試験後にあとから出願できる大学について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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センター利用のメリットとは?
センター利用のメリットは、たくさんあります。
・センター試験を受験するだけで複数の大学が受験できる
・私大対策なしで滑り止めの私大を受験できる
・わざわざ大学まで受験しに行く必要がない
・受験料が安い
センター利用を受験ことで、時間もお金も労力も節約できるのです。
少ない労力やお金でたくさんのチャンスを買えるのですから、センター利用を利用しない手はないといえるでしょう。
センター利用のデメリットとは?
センター利用のデメリットは、センター試験で失敗した場合にすべての大学に落ちてしまうことです。
たまたまセンター試験当日に体調が悪くていつもどおりの成績を出せなかったとしても、受験し直すことはできません。
一回の試験で複数の受験の結果が決まってしまうというのがセンター利用の1番のデメリットです。
また、センター試験を受験する前に出願をしなければいけないので、テストの出来をみてから出願できないのもデメリットといえますね。
センター試験後に出願できる大学もありますが、かなり少ないですからね。